物件探しをするとき、不動産関連サイトを使う人も多いでしょう。
不動産会社に行かなくても物件を検索でき、概要を把握できるのは、不動産関連サイトの大きなメリットです。
しかし中には、正直言って見る気がなくなってしまうようなサイトも。
今回は不動産サイトを利用したことがある414人にアンケートを実施。
「見る気が失せる不動産関連サイトの特徴」や「不動産サイトでがっかりさせられた経験」について聞きました。
- 調査対象:不動産サイトを利用したことがある人
- 調査期間:2025年4月23日~5月7日
- 調査機関:自社調査
- 調査方法:インターネットによる任意回答
- 有効回答数:414人(女性274人/男性140人)
- 回答者の年代:10代 1.0%/20代 18.1%/30代 39.1%/40代 25.4%/50代以上 16.4%
見る気が失せる不動産関連サイトの特徴1位は「写真が少ない」
不動産サイトを利用したことがある414人に、「見る気が失せる不動産関連サイトの特徴」を聞いたところ、ダントツは「写真が少ない(55.8%)」で、全体の半数を超えました。
2位「広告が多い(20.5%)」、3位「詳しい情報がない(19.1%)」が続きます。
「写真が少ない」と答えた人が圧倒的に多く、「写真の質が悪い」も上位だったことから、情報のうちとくに視覚情報が重要であることもわかります。
また、サイトが見づらかったり検索しにくかったりなど操作性への不満から、見る気を失って離脱してしまう人もいます。
1位 写真が少ない
- 「トイレ」「水回り」「インターホン」など、欲しい部分の写真がない(20代 女性)
- 写真が少ない。間取り図しか載っていないページは、何か写真を載せられない理由があるのかと疑ってしまう(30代 女性)
- 建物の外観だけで部屋の内部の写真がなかったり、部屋の写真だけで建物の外観写真がなかったりするサイトです。とくに部屋の写真がほとんどなく、近くのスーパーや学校の写真ばかりを掲載しているものは見る気が失せます。見せたくない何かを隠しているのだと思ってしまいます(50代以上 男性)
1位は「写真が少ない」です。
物件や周辺の写真は、物件探しをしているユーザーにとって、現地を訪れる前に物件を評価するための重要な判断材料となります。
写真が少ないと物件の魅力や実態が十分に伝わらないので検討してもらえなくなるうえ、サイト全体で写真が少ないと、「参考にならない」と見る気が失せてしまいます。
またアンケート回答からわかるように、ただ写真の数が多ければいいというわけではなく、ユーザーが見たい部分の写真が必要です。
見たい部分の写真がないと、「隠したい事情があるのでは」と不信感を抱くユーザーも多くいます。
重視する場所は人によって異なるので、「内観」「外観」「共用設備」「物件周辺の様子」など、網羅的な画像が必要です。
網羅的に写真を撮影すれば、当然写真の枚数は増えます。
2位 広告が多い
- 広告が多すぎて誤タップしてしまう(20代 女性)
- 広告がバンバン出てきて見にくいサイトは即離脱(30代 女性)
- ポップアップ広告が多く、情報よりも営業色が強いサイトも、サイト離れの原因になります(40代 男性)
2位は「広告が多い」でした。
ユーザーは物件情報を見たくてサイトを訪問しています。
集中して物件を探したいし、しっかり物件情報を読み込みたいのに、途中でポップアップやバナー広告が多数表示されると、閲覧しにくくなります。
「広告が多くて何度もスクロールする必要がある」「スクロール途中で誤タップしてしまう」といった煩わしさから、見る気を失ってしまう人も多くなりました。
3位 詳しい情報がない
- 情報があまりに少ないサイトは、見ても結局何もわからないため、見る気が失せます(30代 女性)
- 情報量が少なく、「詳しくは店舗まで」という触れ書きがあるサイト。ネット上で情報を得たい利用者との乖離を感じました(40代 男性)
3位は「詳しい情報がない」でした。
ユーザーは、物件を選ぶ際に可能な限り多くの情報をオンラインで得たいと考えています。
しかし、サイト上の情報が不足していて、欲しい情報を得るためには不動産会社に問い合わせる必要がある場合、ユーザーの閲覧行動が一旦断ち切られ、物件探しの意欲が下がってしまうことも。
また「何もわからないから、時間の無駄」「情報がたくさん載っている他のサイトで調べたほうがいい」と思われてしまいます。
4位 写真の質が悪い
- 写真が不鮮明だったり暗かったりする(30代 女性)
- 写真が載っているものの、小さすぎて詳細がよくわからない(50代以上 男性)
4位は「写真の質が悪い」でした。
写真の数だけではなく、画質や構図も、ユーザーの印象を大きく左右するようです。
「暗くて見づらい」「構図が雑で見たい部分が切れている」「小さすぎて何が写っているのかわからない」などの画像は、ユーザーに悪い印象を与えます。
写真があっても見たい部分が鮮明に写っていないと、意味がありません。
また間取り画像についても「手書きのような汚い間取りだと、見る気が失せる」という声がありました。
写真や図の質は、ユーザーの閲覧意欲を掻き立てる重要な要素です。
5位 サイト全体が見づらい
- スマホで見づらい(30代 女性)
- レイアウトがギュウギュウで、文字が読みにくい(40代 男性)
- 情報が細かすぎて見づらい(50代以上 女性)
5位は「サイト全体が見づらい」でした。
どれだけ良質な物件情報を掲載していて、情報が豊富で、写真がたくさんあっても、サイトデザインが見にくいと閲覧は苦痛になります。
とくに「スマホで見づらいと、見る気がなくなる」と答えた人が目立ち、レスポンシブ対応(デバイスに応じてサイトレイアウトを調整すること)の重要性が浮き彫りになっています。
不動産サイトがたくさんある中で「見づらい」と思われると、すぐに離脱されてしまいます。
6位 検索しにくい
- 検索する際の条件が少なく、絞り込みにくい(30代 男性)
- 条件保存できず、いちいちページに飛ぶたび設定する必要があると、見る気が失せます(30代 女性)
6位は「検索しにくい」でした。
多くの不動産関連サイトは、ユーザーにとって、膨大な物件情報の中から自分に合った物件を見つけるためのツールです。
そのため「検索条件の選択肢が少なくて、細かい条件で絞り込めない」「条件の保存ができない」といった仕様だと、使いにくいと感じてストレスを感じる人も。
検索機能の使いにくさは不動産関連サイトにとって致命的だと言えます。
7位 間取りがわからない
- 間取りの情報がない(20代 女性)
- 間取りの写真は準備中(30代 女性)
7位は「間取りがわからない」でした。
間取り情報は、生活動線や家具配置のシミュレーションをするために必要な要素です。
写真だけでは部屋の構造や広さを伝えられないので、不動産情報において間取り図は欠かせません。
そのため間取りがないと「間取りすらない」と受け取られ、ユーザーの期待を裏切る結果となります。
見たいと思える不動産関連サイトの特徴は「写真が豊富にある」
続いて、「見たいと思える不動産関連サイトの特徴」を聞きました。
その結果、圧倒的1位は「写真が豊富にある(69.3%)」で、70%に迫っています。
2位「周辺情報が充実している(28.3%)」、3位「動画が掲載されている(21.3%)」が続きます。
- 物件情報が新しく、更新日が明記されている。写真が豊富かつ高画質で、360°ビューや動画もある。シンプルで見やすいデザインで、スマホでも快適(20代 男性)
- 周辺施設の記載が多いと嬉しいです。「スーパー」「学校」「幼稚園」までの距離や、薬局や病院が近くにあるのかなど(30代 女性)
- 動画でクローゼットの中や収納が見られたらいい。風呂場や玄関は、人を立たせてシャワーの高さなどのサイズ感が知りたい(40代 男性)
- 宅内の写真や建物外観の写真が充実していて、ベランダや窓際の写真も近隣のプライバシーに支障がない程度にある。日当たりがどの程度かや隣近所との距離感がわかる画像や、水回りの画像があるなど、物件での生活をイメージしやすい画像が多い(40代 男性)
- 写真が多い。物件の位置が地図ではっきりわかる。取り扱っている物件数が多い(50代以上 女性)
「見たいと思える不動産関連サイトの特徴」のアンケート結果からも、ユーザーが不動産関連サイトに期待するのは、まず視覚情報の充実だとわかります。
豊富な写真に加えて動画や間取り図があると、ユーザーは閲覧意欲が高まります。
視覚中心で直感的に操作できるサイトが、高く評価されるとわかりました。
不動産関連サイトでがっかりした経験1位は「写真と実物が違う」
「不動産関連サイトでがっかりした経験」の1位は「写真と実物が違う(33.8%)」、僅差の2位は「掲載物件を紹介してもらえない(33.1%)」でした。
ユーザーが不動産サイトでがっかりする主な原因は、「サイトに掲載されている情報と現実とのギャップ」にあるとわかります。
不正確で不十分な情報は、ユーザーからの信頼を失う原因になっています。
1位 写真と実物が違う
- 後から明るさを調整した写真だったようで、実際に行ってみると想定外に日の光が入らない部屋だった(20代 女性)
- 掲載されていた写真では広く見えたのに、実際に行ったら狭くて暗く、写真の加工が強すぎて現実とかなり違ったことがあります。信頼感が一気に下がりました(50代以上 男性)
1位は「写真と実物が違う」です。
「画像補正している」「新築時の写真や、他物件の写真を流用している」などの理由で、サイトに掲載されている写真と現地の状況が違うこともあります。
また写真を撮影するときの角度によっては、部屋を実際よりも広く見せることも可能です。
写真と現状があまりに異なると、騙されたという感情につながり信頼性が低下してしまいます。
不動産会社としてはできるだけ物件を魅力的に見せたいと思いますが、行き過ぎると裏目に出ることがわかります。
2位 掲載物件を紹介してもらえない
- 賃貸アパートを探していたとき、ふたつほどいいなと思う物件があった。しかし実際に不動産に問い合わせたところ、「どちらも空きがありません」と言われたこと(20代 女性)
- 興味のある物件について問い合わせたら「すでに契約済みです」と言われ、代わりにまったく希望と違う物件を勧められたときはがっかりしました。釣り物件だったのかと不信感が募りました(40代 男性)
2位は「掲載物件を紹介してもらえない」でした。
内見予約から実際の内見までに、実際に部屋が埋まってしまうこともあります。
ただ、契約済みの物件をサイトから削除しないで残しているなど、いわゆる「おとり」や「釣り」が疑われるようなケースもありました。
誠実な不動産会社であれば、成約済みになった時点で物件を非掲載にするとともに、該当物件を内見予約しているユーザーに状況説明の連絡を入れると考えられます。
サイト運営者ではなく物件を掲載している不動産会社の問題ですが、サイト運営者にも「おとりや釣りが多い」という評判が立たないよう対策を取ってほしいですね。
3位 物件情報が間違っていた
- 説明にあった内容が、実際に住んでみると違った。「ゴミ出し24時間OK」とあったのに、実際は時間指定があったなど(20代 女性)
- サイトでは「駅まで徒歩10分」と書いてあったが、実際は「自転車で20分」だった(30代 女性)
- エアコンありと記載されていたのに、実際にはなかった(40代 男性)
3位は「物件情報が間違っていた」でした。
不動産関連サイトの情報が明らかに間違っており、がっかりした人もいました。
間違いの内容にもよりますが、住んでから間違いに気づいた場合のがっかり度は、かなり大きいと予想されます。
新しい入居者が、誤った情報のせいでマンションのルールを破ってしまうといった、入居後のトラブルにもつながりかねません。
4位 写真が少ない
- 室内写真が少ない物件を見に行ったら、畳やお風呂場などがすごく古くて残念だった(40代 女性)
- 「間取り」「金額」「立地」などは希望に合っているのに、写真の枚数が極端に少なく、どのような家なのかほとんどわからなかったため、諦めました(50代以上 女性)
4位は「写真が少ない」でした。
せっかく不動産関連サイトで情報を調べているのに、写真が少ないせいで物件の比較検討まで至らなかった人も。
写真が少ないことで機会を損失するのは、ユーザーにとってもサイト・不動産会社にとってもがっかりです。
5位 マイナスな情報がない
- 「壁のヒビ」「壊れた箇所」などを写真に写らないようにしていた(30代 女性)
- 隣の建物についてはサイトに何も書いていなかったが、行ってみると隣の建物との距離がほぼゼロで、窓を開けると目の前が壁だった(30代 女性)
5位は「マイナスな情報がない」でした。
良い面だけを強調し、ネガティブな情報を意図的に隠す姿勢は、ユーザーにとって大きながっかり要因となります。
「隣との距離が近すぎる」「破損箇所を隠している」など、現地でしかわからない不便や欠点が露呈すると、サイトや不動産会社への信頼が揺らぐからです。
内見すればすぐわかるようなデメリットであれば、予めサイトで開示しておくことで、「誠実なサイト・不動産会社だな」という印象となります。
デメリットの内容や程度にもよりますが、デメリットを開示しておくことで「デメリットがあっても、この物件に興味がある」というユーザーだけが集まる効果も期待できます。
信頼できると感じる不動産関連サイトの特徴は「更新頻度が高い」
「信頼できると感じる不動産関連サイトの特徴」を聞いたところ、1位は「更新頻度が高い(39.9%)」で40%近くの人が回答しました。
2位「スムーズに問い合わせできる(24.4%)」、3位「情報が詳しい(13.8%)」が続きます。
アンケート結果からは、常に情報が新しく、正確で使いやすいサイトが信頼されるとわかります。
また「運営会社が明記されている」「写真が豊富」「デメリットも記載されている」という回答からは、誠実なサイト運営や情報提供を望む気持ちも伺えます。
1位 更新頻度が高い
- 情報の更新がマメで、古い物件がいつまでも載っていないサイト(30代 女性)
- 周辺情報が最新化されている(40代 男性)
- 空きがない物件の情報はすぐに削除されて、情報が新しい(50代以上 女性)
1位は「更新頻度が高い」です。
物件の空室状況が最新の状態に保たれていると、連絡したら契約済みだったという事態を防げます。
ユーザーが時間を無駄にすることなく、「おとり・釣り物件が掲載されているのでは」という疑いももたないため、信頼感につながります。
また物件情報だけではなく、「近くに新しいスーパーができた」「コンビニがなくなった」などの周辺環境について挙げた人も。
常に鮮度の高い情報を提供する姿勢が、ユーザーに「このサイトは信頼できる」と感じさせる大きな要因です。
2位 スムーズに問い合わせできる
- 内見予約をしてからすぐに連絡が来る(20代 男性)
- 連絡先がわかりやすいところに明記されている(30代 男性)
- 内見予約がスムーズなのはありがたい。電話ではなくアプリやWeb上でできたら嬉しい(30代 女性)
2位は「スムーズに問い合わせできる」でした。
問い合わせや内見予約が迅速にできることはユーザーの利便性を高め、結果としてサイトの信頼性を高めます。
そのため「問い合わせ先や内見予約方法がわかりやすい」「時間を選ばず問い合わせや予約できる」といったサイトは、ユーザーに喜ばれます。
ポータルサイトの場合、実際に問い合わせや内見予約に対応するのはサイト運営者ではなくて、情報を掲載している不動産会社です。
ただ、不動産会社の対応が悪くても「◯◯サイト経由での連絡に対し、レスが遅かった」と受け取られ、サイト自体の印象が悪くなる可能性もあります。
3位 情報が詳しい
- サイト訪問者のことを考えて運営しているなと感じるサイト。細かな情報まで書いていたり、写真が多かったりしたら信頼できる(20代 男性)
- 物件の情報が詳細に記載されているサイトは、信頼できると思いました(30代 女性)
3位は「情報が詳しい」となっています。
詳細な物件情報は、ユーザーにとって貴重な判断材料となります。
イメージ違いからのがっかり体験を防ぐうえでも、細部まで網羅的な情報提供が重要です。
該当物件での生活をイメージできるような細かい情報が記載されているサイトは、ユーザーの立場を理解していると受け取られ、信頼されやすくなります。
4位 運営会社が明記されている
- 運営会社や企業の情報が明示されており、宅建業者の番号も明示してある(40代 女性)
- 運営会社が明記されている(50代以上 男性)
4位は「運営会社が明記されている」でした。
サイト運営者について明記されていることは、サイト運営における責任の所在を示す意味で重要です。
トラブルがあった際の相談先が明確だと、ユーザーに安心感を与え、透明性があって誠実という印象を与えます。
またアンケートでは「個別物件のページに、該当物件を扱っている不動産会社の情報があること」を挙げた人も多くなりました。
「宅建業者の免許番号」「担当者の名前や顔」などが明示されていることでも透明性が高まり、信頼されやすいこともわかります。
5位 大手サイトである
- テレビCMで良く見かける会社だと安心。またきれいなサイトだと「お金をかけている=資金がある会社=大手」のイメージで安心・信頼できる(30代 男性)
- 大手検索サイトがやはり信頼できます。掲載物件数や検索オプションの多さは、やはり違いますね。掲載基準もそれなり厳しいのかなと思います(50代以上 男性)
5位は「大手サイトである」でした。
大手サイトであること自体が、信頼の証として機能していることもあります。
大手なら信頼できる理由としては「掲載基準が厳格で情報の質が高い」「掲載数が多い」「サイトの機能が豊富で使いやすい」などが挙がりました。
また知名度が高い企業だと、問題が起こりにくいだろうというイメージもあるようです。
6位 写真が豊富に掲載されている
- 細かいところまで写真が撮られている(20代 女性)
- 写真が物件内の細かいところまで撮影されていると、少し信頼度が上がります。物件内の写真が少ないと、「あまり見られたくない部分があるのかな」と思ってしまうので(40代 女性)
6位は「写真が豊富に掲載されている」です。
写真を重視するユーザーが多いことから、写真の数も信頼性につながっています。
写真が豊富なことで「物件の瑕疵を隠していない」「ユーザーが知りたい情報を提供しようと努力している」という印象になるからです。
透明性と安心感を高めるためにも、網羅的な写真提供は重要だとわかります。
7位 デメリットも記載されている
- 良いことばかりではなく、悪いところまで正直に掲載しているサイトです。ビジネスなので仕方ない部分はあるにしろ、あまりにも不動産会社目線のサイトが多いと感じます。そのため購入者目線で情報や写真を掲載しているサイトであれば、信頼できるなと感じると思います(40代 男性)
- 経年劣化や細かい傷といったネガティブな面や、修繕履歴などもフェアーに開示している(50代以上 男性)
「デメリットも記載されている」が7位でした。
不動産関連サイトでは、どうしてもポジティブな面ばかりを強調しがちです。
しかし隠していても、実際内見すればマイナス情報に気づくユーザーは多いです。
デメリットが隠されていたと感じることで、時間を無駄にしたり期待が裏切られたがっかり感により、信頼感は大きく低下してしまいます。
最初から悪い情報も包み隠さず提示する姿勢こそが、信頼につながるとわかりました。
まとめ
アンケート結果では、多くのユーザーが写真・動画などの視覚的な情報を重視して不動産サイトを閲覧している実態がわかりました。
ただし単に視覚情報の量が多ければいいのではなく、「欲しい部分の写真があるか」「見やすく撮れているか」「現状をそのまま伝える写真か」なども重要視されています。
写真がきれいすぎて実物と違う場合には、がっかり感につながります。
つまり不動産サイトに求められているのは、物件を実物よりきれいに見せて集客することではなく、正確な情報をわかりやすく見やすく提供することです。
また更新頻度の低さは、サイトや不動産会社側に悪意がなくても、「おとり・釣り物件」と疑われることにつながります。
情報の鮮度も重要だとわかりました。