【QOL(生活の質)が下がる家の特徴ランキング】男女500人アンケート調査

QOL(生活の質)が下がる家の特徴 アンケート調査
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「納得して選んだ家だったけど、住んでみたら想像以上に暮らしにくかった」という経験をした人も多くいます。

どのような点が、家探しの落とし穴になるのでしょうか。

今回は全国の男女500人を対象に、住んでみて実感した「QOL(生活の質)が下がる家の特徴」についてアンケートを実施しました。

【調査概要】

  • 調査対象:全国の男女
  • 調査期間:2025年5月27日~6月4日
  • 調査機関:自社調査
  • 調査方法:インターネットによる任意回答
  • 有効回答数:500人(女性361人/男性139人)
  • 回答者の年代:10代 0.2%/20代 21.0%/30代 35.4%/40代 25.4%/50代以上 18.0%

QOL(生活の質)が下がる家の特徴1位は「日当たりが悪い」

QOL(生活の質)が下がる家の特徴

全国の男女500人に、住んでみて実感した「QOL(生活の質)が下がる家の特徴」を聞いたところ、1位は「日当たりが悪い(21.2%)」でした。

2位「断熱性能が低い(12.8%)」、3位「壁が薄い(12.6%)」が続きます。

建物そのものの「構造や向き」「住宅としての性能」などが上位に入ったことから、QOL低下の主な原因は建物自体にあるとわかりました。

なお日当たりについては、向きや窓の大きさなど建物自体に理由があるケースと、「周りに高いビルが建った」など周辺環境に理由があるケースがあります。

1位 日当たりが悪い

  • 日当たりが悪い家。暗いため電気をつける時間が長くなり、冬が寒いため暖房をつける時間が長くなり、光熱費が上がる。気分が晴れず、心なしか体調を崩しやすい気もします(30代 男性)
  • 北側にしか窓がついていないワンルームマンション。夏の涼しさは何物にも変えがたいくらいだったのですが、とにかく日が当たらないため、洗濯をしても室内にしか干せません。部屋の中もなんとなく薄暗く、冬になると寒くてたまりませんでした(50代以上 女性)

1位は「日当たりが悪い」でした。

日当たりが悪いと、視覚から暗い気持ちになりがちです。

また、洗濯物が乾きにくい、冬が寒いなど、日常生活の快適さも損なわれてしまいます。

「室内干しするために浴室乾燥機を使う」「日中も照明をつける」「暖房をがんがんかける」といった行動で、光熱費も高くなる傾向にあるとわかりました。

2位 断熱性能が低い

  • 断熱性がなくて西向きの家。盆地で夏は暑く冬は寒い地域だったので、冷暖房しても夏の夕方は家の中が灼熱で、冬はとにかく寒かった(30代 女性)
  • とにかく寒い。北側の部屋を寝室として使っていたら、冬に壁と天井にカビが生えました。大家さんに伝えて天井はキレイにしてもらいましたが、その際屋根に断熱材が入っていないこともわかり、がっかりしました(40代 女性)

2位は「断熱性能が低い」でした。

断熱性能が低い住宅は、外気の影響を強く受けます。

結果として夏は暑さがひどく、冬は暖房が効かずに寒くなりがちです。

冷暖房効率が悪いため、光熱費も高くなる傾向にあります。

断熱性が不足することで、室内の快適性が下がり、結果としてQOLも下がりやすいとわかりました。

3位 壁が薄い

  • 防音性能の低い木造アパート。「隣人の喋り声」「テレビの音」「物を落とした音」などがはっきり聞こえるため、ストレスだった(20代 男性)
  • 壁が非常に薄く、隣の部屋の毎日ライブDVDを見ている音が漏れてきた(30代 女性)

3位は「壁が薄い」でした。

壁が薄いと、隣人や上階の生活音が聞こえやすくなると同時に、自分の生活音も隣人が下階の住人に聞こえやすくなります。

「テレビの音」「トイレの使用音」など、普通に生活していると出る音が筒抜けになってしまうことで、プライバシーが損なわれます。

自分の部屋にいても隣人の気配を感じたり、遠慮したりすることになるので、リラックスしにくくなり、QOLが低下するとわかりました。

4位 古い

  • 社宅の団地。築年数が古すぎて、冬はものすごく寒い。配水管が古すぎて、割れる(40代 女性)
  • 古くて設備が劣化していた貸家。断熱性が非常に低く、山間部だったので冬に暖房をつけても部屋がなかなか暖まらず、ストレス要因でした。キッチンや浴室も狭くて使い勝手が悪く、自炊や入浴もおっくうになり、生活習慣が乱れてしまいました(50代以上 男性)

4位は「古い」でした。

築年数が古いことによって起こりやすい問題は、「住宅性能が最新の建物よりも低い」「設備が古く、故障しやすい」などです。

断熱性の低さや建具の使いにくさは日常的なストレスになりますし、突発的に設備が壊れると日常生活に大きな影響が出るので、多大なストレスになると想像できます。

5位 湿気がこもりやすい

  • 湿気がすごくて、脱衣所や下駄箱がカビていた(30代 女性)
  • 湿気が多く、寝室の隅では黒カビが発生していることもあった(30代 男性)

5位には「湿気がこもりやすい」が入りました。

梅雨や夏には、高温多湿の環境になりやすい日本。

そのため「風通しが悪い」「換気設備が不十分」「雨漏りしている」「川や田んぼに近い」などの理由で、湿気がこもってしまう家もあります。

湿気が多いとカビの発生しやすくなり、見た目が悪いうえに健康被害も心配です。

また布製品もカビやすくなるため、靴や服が被害を受けた人もいました。

6位 部屋が狭い

  • キッチンが狭くて料理しにくい。ユニットバスが狭い(30代 女性)
  • とにかく部屋が狭く、窮屈な毎日だった(40代 男性)

6位は「部屋が狭い」でした。

コンパクトな暮らしも人気ですが、部屋が狭すぎると身体的にも心理的にも窮屈さを感じ、QOLが低下するとわかりました。

とくに水回りの狭さをストレスの要因として挙げた人が多くなっています。

水回りでは「料理」「顔や身体を洗う」など何らかの作業をするので、狭いと使い勝手が悪いと感じやすいからです。

またお風呂にはリラックスを求める人も多いので、狭すぎるとリラックスできずQOLが下がります。

7位 周囲がうるさい

  • 内覧のときは気づかなかったのですが、近所のコンビニが夜はたまり場になっていたらしく、夜な夜な騒音に悩まされました(30代 女性)
  • 駅に近い物件で、窓から線路が見えるような場所でした。騒音がひどかったです(40代 男性)

7位には「周囲がうるさい」が入りました。

防音を施している家でも、外部からの騒音が大きすぎると聞こえてしまいます。

例えば「交通量の多い道路沿い」「線路沿いや駅の近く」「音を出す工場や店舗」「人が集まりやすい場所」の近くにある物件は、騒音に悩まされやすいのがデメリット。

とくに夜間帯に周辺が騒がしいと、睡眠に影響を及ぼすことが考えられます。

内見時には気づかなかった人もいるため、慎重に見定めることが重要です。

8位 虫が出る

  • 自然が多いところに住んだら虫がたくさんいて、家の中にも虫の侵入があった(20代 女性)
  • ダニが異常繁殖していて、皮膚病になった(40代 男性)
  • 裏側がすぐ山で、ムカデがたくさん家に入り込んだ(50代以上 女性)

8位は「虫が出る」です。

家に虫が出る理由としては「ゴミ捨て場が近い」「自然が近い」などが挙げられました。

虫が嫌いだと、頻繁に虫が発生することで、精神的にかなりのダメージを受けます。

また虫が原因で皮膚トラブルなどの健康被害が出ることもあるとわかりました。

虫は恐怖や健康被害により、QOLを下げるとわかります。

9位 エレベーターがない

  • 3階建てでエレベーターがなかった。管理会社から「1年後に新しくエレベーター設置のリフォームを行う予定だ」と聞いていたが、結局リフォームはされなかった(30代 男性)
  • 3階建てのマンションの3階に住んでいて、エレベーターがないので地味にきつかった。ベビーカーや重い荷物を運ぶときは地獄(40代 女性)

9位は「エレベーターがない」でした。

集合住宅に住んでいる場合、「エレベーターなし」は負担です。

「重い荷物を持っているとき」「小さな子どもと一緒に階段を使うとき」などに、とくに負担を感じやすくなります。

高齢者や足が不自由な人などにとっては、日常的な昇り降りも辛くなると考えられます。

長く住むことを考えた場合にも、エレベーターの有無はQOLを左右する重要な要素です。

10位 立地が悪い

  • 電車・バスが1時間に1本しかないへき地。しかも駅まで徒歩や自転車で行くことは不可能な距離。車を持っていない自分にはとてもきつかった(30代 女性)
  • 電車を使って通勤しているため、最寄り駅までバスで行かないといけないくらい、最寄り駅から遠いところに住んでいたとき。雨の日とかは大変だった(30代 女性)

10位は「立地が悪い」です。

「立地の良さ・悪さ」には、さまざまな要素があります。

例えば電車通勤・バス通勤している人にとっては、交通アクセスの良し悪しが重要です。

また商業施設の充実度も、生活の便利さを大きく左右するため、QOLに関わります。

さらに高齢者や持病のある人なら病院の近さ、子育て世帯なら保育園・幼稚園や学校の近さも重要なります。

QOL(生活の質)が下がる家を選んだ理由は「予算の都合」

QOL(生活の質)が下がる家を選んだ理由

なぜQOLが下がる家を選んだのかという問いには、「予算の都合(50.2%)」と回答した人が最も多く、全体の5割を超えました。2位「立地が良かった(39.6%)」も4割近くと多くなっています。

アンケート結果から、QOLが下がる家を選んだ理由としては、経済的な事情が大きく影響しているとわかりました。

また「立地が良かった」「築浅だった」など重視したい条件を満たしていたため、多少嫌なことがあっても目をつぶった人も。「希望エリアに合って予算内で住環境もバッチリな、パーフェクトな家」に住むことが難しいこともわかります。

1位 予算の都合

  • 家賃が安く、「若いから5階でも階段でいけるだろう」と思って住んだ(30代 女性)
  • 礼金と敷金なしで、家賃が安かった(40代 男性)

1位は「予算の都合」です。

いい家でも家賃・初期費用や購入費用が高ければ住めません。

そのため家賃を基準にして、「築年数が古い」「階段がない」などのQOLが下がりそうな条件を受け入れた人もいました。

エリアと広さによる相場もあるので、住みたいエリアで安かったから選んだという声も多くなっています。

2位 立地が良かった

  • 勤務地に近くて、通勤が楽だったからです。時間を優先して選びました(30代 女性)
  • 小学校から近く、通学に便利だと感じたため(40代 女性)

2位は「立地が良かった」となりました。

「通勤・通学の利便性が高い」「商業施設や医療機関が近くある」などの立地を優先して選んだ人もいました。

QOLが下がった物件の特徴として「立地が悪い」がランクインしたように、立地はQOLの高い物件選びにおいて重要な要素です。

ただ立地重視で選んだ結果、日当たりや住宅性能などが犠牲になってしまった例も多くなりました。

3位 引っ越しを急いでいた

  • 大学入学まで引っ越し準備に時間がなかったため(20代 女性)
  • 転職にともなう引っ越しで、勤務スタートまで時間がないなか家探しを行い、消去法で焦って決めてしまった(30代 男性)
  • 離婚をして出ていくときだったため、物件を探す時間が少なかった(50代以上 女性)

3位は「引っ越しを急いでいた」でした。

進学、転職、転勤、離婚などで急な引っ越しが決まり、物件を吟味する時間がなかったという人も多くなっています。

物件選びに十分な時間をかけられず、内見せずに決めてしまったり、短時間見ただけで決めてしまったりした例がありました。

比較検討したり時間帯を変えて騒音を確認する余裕がないと、QOLが低下しかねないデメリットに気づきにくくなります。

4位 築浅だった

  • 新築でキレイだったので、あまり深く考えずに決めました(30代 女性)
  • 築浅でキレイな物件で、方角をあまり考えていなかったから(40代 女性)

4位は「築浅だった」となっています。

新築や築浅の物件は、住宅設備も新しいので快適だろうと考えがちです。

しかし実際には新しい物件でも「断熱性能が低い」「壁が薄い」といったデメリットがあることも。

また立地が悪かったり日当たりが悪かったりするケースもあり、新しいからといってQOLが必ず上がるわけではないとわかります。

5位 間取りを気に入った

  • 最初はロフトに魅力を感じた(30代 女性)
  • 間取りや内装が良かったからです(30代 男性)

5位には「間取りを気に入った」が入りました。

部屋数やロフトなどの間取りに魅力を感じて選んだ人も多くなっています。

例えば家族が多くて個室が欲しいと、部屋数の多い間取りが必要です。

間取り重視で選んだ結果、QOLが犠牲になったケースもあるとわかりました。

「間取りが理想的だったものの、駅から遠かった」「広いが古い」などの例が寄せられています。

6位 会社の指定で仕方なく

  • 社宅だったので自分で選べなかった。車がなかったので駅近の物件を選んでもらった(20代 女性)
  • 転勤のため会社名義の契約で、家も自分で選べませんでした(50代以上 女性)

6位は「会社の指定で仕方なく」でした。

社宅・官舎などに住んでいて、自分で選べなかった人もいました。

「会社が社宅を保有している」「指定された物件の中から選ぶ」などの場合には、選択肢が狭まります。

社宅には「家賃が安い」「家賃補助が出る」などのメリットはあるものの、気に入らなくても拒否しにくいのがデメリットです。

7位 選択肢が少なかった

  • 探していた地域ではほとんどの部屋が空いていなくて、少ない選択肢から消去法で選んだ(20代 女性)
  • 田舎のため、良い物件がなかった。良い物件はすぐ埋まる(30代 女性)

7位には「選択肢が少なかった」が入りました。

エリアや引っ越しのタイミングによっては、物件が少ないケースもあります。

例えば「大学周辺の単身用賃貸は、入学時期に一斉に埋まる」などです。

部屋探しに出遅れると、なかなかいい部屋が見つからなくなり、妥協して選ぶことになります。

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QOL(生活の質)が下がることによる影響1位は「ストレスが溜まった」

QOL(生活の質)が下がることによる影響

QOL(生活の質)が下がることによる影響の1位は「ストレスが溜まった(26.0%)」でした。2位「体調不良になった(19.8%)」、3位「寝不足になった(19.6%)」が続きます。

QOLが下がると精神面にも身体面にも影響が出て、不調にもつながるとわかりました。

また経済的な影響を挙げた人もいて、QOL低下の影響が多方面に及ぶとわかります。

1位 ストレスが溜まった

  • とにかく虫が本当にストレスで、毎日ビクビクしながら生きてた(20代 女性)
  • 車が通るときに振動するので、やはり生活をしていて落ち着かず、ストレスを感じた(40代 男性)

1位は「ストレスが溜まった」です。

「虫の発生」「狭さ」「騒音や振動」などによる住環境の悪さは、日常的にストレスをもたらします。

部屋にいても落ち着けないと感じるからです。

落ち着けない空間でも帰らないわけにはいかず、寝ないわけにもいかないので、ストレスが蓄積していきます。

2位 体調不良になった

  • 喘息気味になり、今でもカビや埃で咳が止まらなくなります(30代 男性)
  • 金縛りにあうなど、心身共に不調だった(40代 女性)
  • すぐに結露ができることや底冷えがひどいことなどが影響したのか、家族3名とも体調は崩しやすくなりました(50代以上 女性)

2位は「体調不良になった」でした。

「結露・カビ」「暑い・寒い」といった住環境によって、体調不良を起こした人も多いとわかりました。

身体的な症状としては「呼吸器系の不調」「目の不調」「皮膚の異常」などでした。

またキッチンが狭かったり暑かったりして自炊する気を失ってしまったせいで、体調不良になった例もあります。

家は長い時間を過ごす場所であり、健康維持にも大きな影響を与えるとわかります。

3位 寝不足になった

  • 耳栓をしていても完全に音を防げるわけじゃないので、睡眠の質が低くなり寝不足になった(20代 男性)
  • 1年の半分近くが睡眠不足で、翌日のパフォーマンスが下がりました(40代 女性)

3位は「寝不足になった」でした。

「騒音」「壁の薄さ」や「断熱性能の低さ」が特徴の家で、寝不足になる人が多くいました。

夜にうるさかったり暑さ・寒さが厳しかったりすると、なかなか寝付けないですし、寝られたとしても睡眠の質が下がりやすいと考えられます。

寝不足になってしまった結果、仕事や勉強に影響が出た人もいました。

4位 気持ちが暗くなった

  • 朝や昼もあまり明るくならず、気分がいまいち上がらない(20代 女性)
  • すべてがうまくいかないように感じた。気持ちが滅入る(40代 女性)

4位は「気持ちが暗くなった」でした。

日当たりの悪い家に住んでいた人からの回答が多くなっています。

部屋が暗いと、気持ちまで暗くなってしまうのですね。

もちろん照明は使えますが、「さまざまな波長が含まれる自然光」と「人工的な照明」では、効果が違うと言われます。

また、狭い家や古い家に住んでいる人からも気分が落ち込むという声があり、「圧迫感」や「古さゆえの汚さ」なども気持ちを暗くさせると考えられます。

5位 出費が増えた

  • お風呂に入るのがおっくうになって、銭湯を利用するようになって出費がかさんだ(20代 女性)
  • 衣類がカビだらけで、クリーニング費用が増えた(30代 女性)
  • 寒くて暖房費がとてもかかり、余計な支出となり節約を余儀なくされた(40代 女性)

5位には「出費が増えた」が入りました。

家での不快感をカバーしようとして、出費が増えることもわかりました。

例えば断熱性能の低い家では、暑さや寒さをカバーするために光熱費がかかります。

また湿度の高い家では、「除湿剤・除湿機」「カビの生えた衣服などの買い替え・ケア」などにお金がかかります。

家にいたくないことから外出や外食が増え、出費がかさむ例もありました。

6位 手間が増えた

  • 寒い日にも暑い日にも換気が必要になった。毎月1回は、除湿剤を交換する必要があった(20代 女性)
  • 古い家で段差があり、ルンバが使えないため、掃除機をかける手間が増えた(30代 女性)

6位は「手間が増えた」でした。

「湿気や結露がひどい」「虫が出る」「古い」といった家で、手間が増えたと感じている人が多くなっています。

湿気や結露がひどいと、カビが生えないように掃除や換気の手間が発生しますし、洗濯物が乾かないレベルだと外部サービスを使う必要が出てきます。

また虫が発生する家も、虫対策や駆除が必要です。

QOLが低下しても我慢すればいいという話ではなく、手間が増えているとわかります。

7位 家から出たくなった

  • 家での時間を減らすようになった(20代 女性)
  • 自宅に帰るのが億劫になった。職場や車で寝るほうが快適でした(50代以上 男性)

7位には「家から出たくなった」が入りました。

快適でないせいで、そもそも家にいたくないと感じるようになった人もいます。

安心して過ごせるはずの家が不快な場所になっているので、帰宅することや休日に家で過ごすことが苦痛になるのですね。

ただ外出が増えることで、出費も増えます。

また再度引っ越しするにしても費用がかかるので、経済的な負担にもつながっていきます。

QOL(生活の質)が下がる家には「今後絶対に住みたくない」が75.8%

今後QOL(生活の質)が下がる家に住みたいか

「今後QOL(生活の質)が下がる可能性のある家に住みたいか」という問いには、「絶対に住みたくない」と答えた人が75.8%にのぼりました。

QOLが低下する部屋に住んでみて苦労したので、「もう住みたくない」と感じるのも当然ですね。

ただ「条件によっては住んでもよい(22.0%)」という人も20%を超えています。

すべての条件を満たす物件は見つけにくいので、ある程度は妥協することを前提に考えている人もいるのでしょう。

まとめ

アンケートの結果、QOLが下がった原因の多くが「建物そのものの性能や構造」にありました。

古い家だけではなく新しい家でも、壁が薄いなどの問題を抱えているケースがあります。

なおQOLが低下する家を選んでしまった理由は、多くの場合「予算」であることも明らかになりました。

予算重視で選んだ結果、QOLが低下して心身両面の不調につながったケースも。

もちろん予算は大切なのですが、予算とのバランスをとりながらも、快適に暮らせる条件を見極めることが重要です。

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