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近年の不動産市況
家を売却する際は不動産市況が気になりますが、現状中古の住宅価格は上昇傾向にあるため、近年は「売り時」といえます。
国土交通省が公表している不動産価格指数(令和7年3月・第3四半期分)によると、全国の住宅総合は前月比3.1%増の148.6となっていますが、まだまだ高い水準です。
住宅だけで見ると、戸建住宅では 127.8(前月比5.1%増)、マンション(区分所有)では 220.0(前月比2.3%増)とやや上昇しています。
引用元:国土交通省|不動産価格指数(令和7年3月・令和7年第1四半期分)
東日本不動産流通機構のサマリーレポート( 2025年4~6月期)によれば、中古マンション 成約件数は3期連続で増加し、成約価格は51期連続で上昇しています。
一方、中古戸建住宅の成約件数は6期連続で増加しましたが、成約価格は前年比・前期比とも下落しました。中古戸建住宅の取引件数は増えているものの、成約価格はやや下落している傾向です。
参照元:東日本不動産流通機構|サマリーレポート( 2025年4~6月期)
【築年数別】家の売却相場
公益財団法人 東日本不動産流通機構が公表している「築年数から見た首都圏の不動産流通市場(2024年)」によると、築年数が経過すると成約価格は、以下のように下落します。
【中古マンションの成約状況】
| 築年数 | 成約価格 | 面積 | ㎡単価 |
|---|---|---|---|
| 新築~5年 | 7,808万円 | 61.93㎡ | 126.08万円 |
| 築6~10年 | 7,156万円 | 65.60㎡ | 109.09万円 |
| 築11~15年 | 6,619万円 | 66.62㎡ | 99.35万円 |
| 築16~20年 | 5,972万円 | 70.20㎡ | 85.07万円 |
| 築21~25年 | 5,320万円 | 71.20㎡ | 74.71万円 |
| 築26~30年 | 3,835万円 | 66.45㎡ | 57.71万円 |
| 築31~35年 | 2,455万円 | 60.56㎡ | 40.54万円 |
【中古戸建住宅の成約状況】
| 築年数 | 成約価格 | 土地面積 | 建物面積 |
|---|---|---|---|
| 新築~5年 | 5,131万円 | 118.65㎡ | 97.88㎡ |
| 築6~10年 | 5,034万円 | 119.63㎡ | 99.00㎡ |
| 築11~15年 | 4,777万円 | 129.78㎡ | 101.81㎡ |
| 築16~20年 | 4,384万円 | 140.43㎡ | 106.40㎡ |
| 築21~25年 | 4,122万円 | 136.66㎡ | 108.76㎡ |
| 築26~30年 | 3,419万円 | 153.02㎡ | 113.32㎡ |
| 築31~35年 | 2,964万円 | 166.08㎡ | 118.88㎡ |
参照元:東日本不動産流通機構|築年数から見た首都圏の不動産流通市場(2024年)
中古マンションでは、新築~5年と築21~25年の間で成約価格は約32%下落しており、築25年を超えると下落率が上昇します。
また、中古戸建住宅は、土地面積の違いはありますが、マンションと比較すると土地の比率が高い分、下落率は緩やかになっています。
築5年以内の家の売却相場
一般的には、建物価値は1割程下落するといわれていますが、立地によっては新築時の価格よりも高く売却できるケースもあります。
とくに新築時に人気で、早くに完売したマンションや分譲住宅は、高く売れる傾向が強いです。
公益財団法人 東日本不動産流通機構が公表している「首都圏中古マンション・中古戸建住宅地域別・築年帯別成約状況」によると、首都圏における築5年以内の平均売却相場は、以下のとおりです。
【マンション(築5年以内)の平均売却相場】
| 平均売却相場 | |
|---|---|
| 東京 | 9,990万円 |
| 埼玉 | 5,733万円 |
| 千葉 | 5,536万円 |
| 神奈川 | 6,326万円 |
| 首都圏 | 8,292万円 |
【戸建住宅(築5年以内)の平均売却相場】
| 平均売却相場 | |
|---|---|
| 東京 | 6,506万円 |
| 埼玉 | 4,096万円 |
| 千葉 | 4,120万円 |
| 神奈川 | 5,107万円 |
| 首都圏 | 5,164万円 |
参照元:東日本不動産流通機構|首都圏中古マンション・中古戸建住宅 地域別・築年帯別成約状況【2025年1~3月】
築5年以内は築浅のため、高い傾向があり、東京のマンションでは約1億円に近い価格で取引されています。
また、首都圏における築5年以内の成約件数は、以下のとおりです。
【首都圏における築5年以内の成約件数】
| 住宅種別 | 成約件数 | 前年同期比 |
|---|---|---|
| マンション | 822件 | 6.1% |
| 戸建住宅 | 454件 | 24.0% |
参照元:東日本不動産流通機構|首都圏中古マンション・中古戸建住宅 地域別・築年帯別成約状況【2025年1~3月】
築5年以内はマンション、戸建て住宅ともに件数は増加しており、住宅を高く売却するのには最適といわれるタイミングの1つです。
ただ、購入した不動産を5年以内に売る場合、売却時における譲渡所得税の税率は39.63%と高いのが注意点です。取得してから5年を超えたタイミングで売却すれば、税率は20.315%に下がります。
不動産を購入して5年前後で売却する場合は、売るタイミングをよく検討しましょう。
築6~10年の家の売却相場
一般的には築10年までの売却価格は、そこまで大きく下落しません。
【マンション(築6~10年)の平均売却相場】
| 平均売却相場 | |
|---|---|
| 東京 | 9,250万円 |
| 埼玉 | 5,733万円 |
| 千葉 | 5,536万円 |
| 神奈川 | 6,326万円 |
| 首都圏 | 8,292万円 |
【戸建住宅(築6~10年)の平均売却相場】
| 平均売却相場 | |
|---|---|
| 東京 | 6,605万円 |
| 埼玉 | 3,367万円 |
| 千葉 | 3,597万円 |
| 神奈川 | 4,348万円 |
| 首都圏 | 4,871万円 |
参照元:東日本不動産流通機構|首都圏中古マンション・中古戸建住宅 地域別・築年帯別成約状況【2025年1~3月】
築6~10年であれば、リフォームする必要もなく、需要が高いといえるでしょう。
また、首都圏における築6~10年の成約件数は、以下のとおりです。
【首都圏における築6~10年以内の成約件数】
| 住宅種別 | 成約件数 | 前年同期比 |
|---|---|---|
| マンション | 1,194件 | 4.8% |
| 戸建住宅 | 445件 | 24.1% |
参照元:東日本不動産流通機構|首都圏中古マンション・中古戸建住宅 地域別・築年帯別成約状況【2025年1~3月】
築5年以内よりもマンション、戸建て住宅ともに件数は増加しており、住宅を売却するのに最適といわれるタイミングの1つです。
築11~15年の家の売却相場
築11~15年になると、売却価格の下落率が上がってきます。
【マンション(築11~15年)の平均売却相場】
| 平均売却相場 | |
|---|---|
| 東京 | 7,957万円 |
| 埼玉 | 4,647万円 |
| 千葉 | 4,595万円 |
| 神奈川 | 5,240万円 |
| 首都圏 | 6,796万円 |
【戸建住宅(築11~15年)の平均売却相場】
| 平均売却相場 | |
|---|---|
| 東京 | 6,576万円 |
| 埼玉 | 3,197万円 |
| 千葉 | 3,417万円 |
| 神奈川 | 4,570万円 |
| 首都圏 | 4,811万円 |
参照元:東日本不動産流通機構|首都圏中古マンション・中古戸建住宅 地域別・築年帯別成約状況【2025年1~3月】
水回りの設備の寿命は15〜20年といわれているため、リフォームが必要な住宅が出てくる時期でもあります。
また、首都圏における築11~15年の成約件数は、以下のとおりです。
【首都圏における築11~15年以内の成約件数】
| 住宅種別 | 成約件数 | 前年同期比 |
|---|---|---|
| マンション | 1,020件 | -0.7% |
| 戸建住宅 | 375件 | 34.9% |
参照元:東日本不動産流通機構|首都圏中古マンション・中古戸建住宅 地域別・築年帯別成約状況【2025年1~3月】
築6~10年に比べると成約件数は減少していますが、リフォームが必要なければ、ある程度居住したうえで高値で売却できるため、一番コスパのいいタイミングともいわれています。
築16~20年の家の売却相場
購入する側からすると買いやすい価格帯になってきますが、リフォームが必要になってくる年数です。
【マンション(築16~20年)の平均売却相場】
| 平均売却相場 | |
|---|---|
| 東京 | 7,786万円 |
| 埼玉 | 3,653万円 |
| 千葉 | 3,864万円 |
| 神奈川 | 5,295万円 |
| 首都圏 | 6,374万円 |
【戸建住宅(築16~20年)の平均売却相場】
| 平均売却相場 | |
|---|---|
| 東京 | 6,393万円 |
| 埼玉 | 2,612万円 |
| 千葉 | 2,836万円 |
| 神奈川 | 4,131万円 |
| 首都圏 | 4,394万円 |
参照元:東日本不動産流通機構|首都圏中古マンション・中古戸建住宅 地域別・築年帯別成約状況【2025年1~3月】
築16~20年になると、エリアによって価格差が広がります。
また、首都圏における築16~20年の成約件数は、以下のとおりです。
【首都圏における築16~20年以内の成約件数】
| 住宅種別 | 成約件数 | 前年同期比 |
|---|---|---|
| マンション | 1,273件 | 13.4% |
| 戸建住宅 | 417件 | 34.1% |
参照元:東日本不動産流通機構|首都圏中古マンション・中古戸建住宅 地域別・築年帯別成約状況【2025年1~3月】
築16~20年の成約件数は、取引件数の多かった築6~10年と比較すると、マンションは増加し、戸建住宅は減少しています。
マンションであれば1回目の大規模修繕を終えており、築20年までを目安に売却する人が一定数いるためと考えられます。
一方、戸建住宅は建物自体の価値が大幅に下がるため、取引件数も減少しています。
なお、築20年の戸建ての売却相場については、以下の記事で詳しく解説していますので、参考にしてください。

築21~25年の家の売却相場
築21~25年になると、マンションは築16~20年の際と同等の下落幅になりますが、戸建住宅はエリアによってバラツキがあります。
【マンション(築21~25年)の平均売却相場】
| 平均売却相場 | |
|---|---|
| 東京 | 7,248万円 |
| 埼玉 | 3,814万円 |
| 千葉 | 3,882万円 |
| 神奈川 | 4,494万円 |
| 首都圏 | 5,865万円 |
【戸建住宅(築21~25年)の平均売却相場】
| 平均売却相場 | |
|---|---|
| 東京 | 6,868万円 |
| 埼玉 | 2,650万円 |
| 千葉 | 2,698万円 |
| 神奈川 | 3,630万円 |
| 首都圏 | 4,407万円 |
参照元:東日本不動産流通機構|首都圏中古マンション・中古戸建住宅 地域別・築年帯別成約状況【2025年1~3月】
戸建住宅においては、木造戸建住宅の耐用年数が22年とされているため、築20年を超えると建物自体の価値はほぼなくなります。
売却価格を土地の金額が占めるかたちとなるため、地価が変動しない限りは売却金額も大きく変わりません。
また、首都圏における築21~25年の成約件数は、以下のとおりです。
【首都圏における築21~25年以内の成約件数】
| 住宅種別 | 成約件数 | 前年同期比 |
|---|---|---|
| マンション | 1,071件 | 30.1% |
| 戸建住宅 | 418件 | 55.9% |
参照元:東日本不動産流通機構|首都圏中古マンション・中古戸建住宅 地域別・築年帯別成約状況【2025年1~3月】
築16~20年と比較するとマンションの取引件数は減少しましたが、戸建住宅はほぼ横ばいです。
築26~30年の家の売却相場
築26~30年から家における売却の難易度が上がります。
【マンション(築26~30年)の平均売却相場】
| 平均売却相場 | |
|---|---|
| 東京 | 5,737万円 |
| 埼玉 | 2,663万円 |
| 千葉 | 2,459万円 |
| 神奈川 | 3,529万円 |
| 首都圏 | 4,359万円 |
【戸建住宅(築26~30年)の平均売却相場】
| 平均売却相場 | |
|---|---|
| 東京 | 5,480万円 |
| 埼玉 | 2,271万円 |
| 千葉 | 2,379万円 |
| 神奈川 | 3,738万円 |
| 首都圏 | 3,755万円 |
参照元:東日本不動産流通機構|首都圏中古マンション・中古戸建住宅 地域別・築年帯別成約状況【2025年1~3月】
築26~30年になると、マンション戸建てともに売却価格が大きく下がります。
また、首都圏における築26~30年の成約件数は、以下のとおりです。
【首都圏における築26~30年以内の成約件数】
| 住宅種別 | 成約件数 | 前年同期比 |
|---|---|---|
| マンション | 759件 | 43.1% |
| 戸建住宅 | 372件 | 65.5% |
参照元:東日本不動産流通機構|首都圏中古マンション・中古戸建住宅 地域別・築年帯別成約状況【2025年1~3月】
築26~30年でも、マンション・戸建住宅ともに成約件数が前年同期比より増えています。
特に戸建住宅では前年同期比が65.5%と上昇し、2025年に入ってからは築26~30年以内の古い戸建住宅を求める人が増えている傾向です。
築30年超えの家の売却相場
築30年超えになると、戸建住宅の場合は解体も視野に入れる必要があります。
【マンション(築30年超え)の平均売却相場】
| 平均売却相場 | |
|---|---|
| 東京 | 3,570万円 |
| 埼玉 | 1,321万円 |
| 千葉 | 1,339万円 |
| 神奈川 | 1,870万円 |
| 首都圏 | 2,576万円 |
【戸建住宅(築30年超え)の平均売却相場】
| 平均売却相場 | |
|---|---|
| 東京 | 4,324万円 |
| 埼玉 | 1,482万円 |
| 千葉 | 1,382万円 |
| 神奈川 | 3,050万円 |
| 首都圏 | 2,612万円 |
参照元:東日本不動産流通機構|首都圏中古マンション・中古戸建住宅 地域別・築年帯別成約状況【2025年1~3月】
首都圏における築30年超えのマンションは築5年以内と比較すると約69%下落しています。
戸建住宅も下落率が50%を超えているため、解体して土地のみを売却するか、古家付きとして売却しましょう。
また、首都圏における築30年超えの成約件数は、以下のとおりです。
【首都圏における築30年超えの成約件数】
| 住宅種別 | 成約件数 | 前年同期比 |
|---|---|---|
| マンション | 2,879件 | 54.6% |
| 戸建住宅 | 846件 | 83.4% |
参照元:東日本不動産流通機構|首都圏中古マンション・中古戸建住宅 地域別・築年帯別成約状況【2025年1~3月】
ほかの築年数と比較すると取引件数はダントツですが、登録されている数も多いため、売却の難易度は高いといえるでしょう。
なお、築40年超えの戸建ての売却相場については、以下の記事で詳しく解説していますので、参考にしてください。
https://albalink.co.jp/realestate/40-year-old-detached-house-market-price/
【間取り別】家の売却相場
東日本不動産流通機構の年報マーケットウォッチ2023年によれば、間取り別の家の売却相場は以下のとおりです。
【間取り別:中古マンションの平均売却相場】
| エリア | 1DK・LDK | 2DK・LDK | 3DK・LDK | 4DK・LDK | 5DK・LDK以上 |
|---|---|---|---|---|---|
| 東京 | 4,401万円 | 6,858万円 | 6,475万円 | 6,139万円 | 5,281万円 |
| 埼玉 | 1,987万円 | 2,594万円 | 3,093万円 | 3,417万円 | 2,355万円 |
| 千葉 | 2,055万円 | 2,386万円 | 2,925万円 | 3,416万円 | 2,265万円 |
| 神奈川 | 2,666万円 | 3,844万円 | 4,133万円 | 4,362万円 | 4,223万円 |
参照元:東日本不動産流通機構|年報マーケットウォッチ2023年・年度 表17
中古マンションの間取り別で最も高かったのは東京の2DK・LDKで6,858万円でした。
東京の中古マンションでは、間取りが増えるごとに少しずつ価格が下落しています。
間取り別で見た中古戸建住宅の平均売却相場はこちらです。
【間取り別:中古戸建住宅の平均売却相場】
| エリア | 1DK・LDK | 2DK・LDK | 3DK・LDK | 4DK・LDK | 5DK・LDK以上 |
|---|---|---|---|---|---|
| 東京 | 6,373万円 | 5,611万円 | 5,277万円 | 4,946万円 | 6,596万円 |
| 埼玉 | 2,432万円 | 2,906万円 | 2,950万円 | 2,829万円 | 3,043万円 |
| 千葉 | 2,422万円 | 2,722万円 | 2,911万円 | 2,857万円 | 2,464万円 |
| 神奈川 | 3,949万円 | 4,047万円 | 3,910万円 | 4,042万円 | 4,996万円 |
参照元:東日本不動産流通機構|年報マーケットウォッチ2023年・年度 表18
中古戸建て住宅でも売却相場が最も高いエリアは東京で、5DK・LDK以上が高い相場価格となりました。東京の土地価格は高いため、広い間取りの家は高額です。
一般的に、最も需要が多いのは3LDKの間取りと言われており、3LDKの物件は比較的早く、かつ相場通りの価格で売却しやすい傾向があります。同じ間取りでも、専有面積が広いほど売却価格は高い傾向です。
【最寄り駅からの距離別】家の売却相場
最寄り駅からの距離別でも家の売却相場を見ていきましょう。
下表は東日本不動産流通機構の年報マーケットウォッチ2023年を参考にした、最寄り駅からの距離別で見た家の売却相場です。
【最寄り駅からの距離別:家の売却相場】
| 最寄り駅からの距離 | マンション | 戸建住宅 |
|---|---|---|
| 徒歩10分以内 | 5,315万円 | 5,094万円 |
| 徒歩11~20分以内 | 3,921万円 | 3,978万円 |
| 徒歩21分以上 | 2,755万円 | 2,768万円 |
| バス便 | 1,985万円 | 3,097万円 |
参照元:東日本不動産流通機構|年報マーケットウォッチ2023年 表21 中古マンションの駅からの交通別成約状況[首都圏]
参照元:東日本不動産流通機構|年報マーケットウォッチ2023年 表22 戸建住宅(全体)の駅からの交通別成約状況[首都圏]
参照すると、最寄り駅から近いほど売却相場は高い傾向です。
駅に近い物件は、通勤・通学に便利であるだけでなく、駅周辺に集まる商業施設(スーパー、商店街、飲食店など)や公共施設(病院、銀行など)へのアクセスも良いため、生活の利便性が高いと評価されやすくなります。
駅近の物件は、将来的に売却や賃貸に出す場合でも需要が見込みやすいため、資産価値が下がりにくい可能性が高いといえます。
家の売却相場を自分で調べる3つの方法
家の売却相場を自分で調べる方法は、以下の3つです。
それぞれの方法を解説します。
なお、代表的な例として、2,000万で買った家はいくらで売れるかについては、以下の記事で詳しく解説しています。

類似物件の過去の成約事例を調べる
家の売却相場を自分で調べる方法として、過去の成約事例の中から売却予定の物件と似た事例を調べることが挙げられます。
過去の成約事例は、以下のサイトで調べることが可能です。
成約した年代によっては売却相場とは大きく異なることもありますが、市況を考慮するため参考にはなるでしょう。
ただし、相続した田舎の家などは過去の成約事例を見つけられない可能性もあります。
販売中の類似物件の価格を調べる
家の売却相場は、不動産ポータルサイトなどで販売中の類似物件の価格を調べることも可能です。
不動産ポータルサイトなどでは販売している物件の情報を誰でも見られるため、売却予定の物件と似た家が販売されていないか確認しましょう。
ただし、確認できるのは、あくまで販売中の価格のため、成約価格ではありません。
実際の取引では値引き交渉が行われることも多いため、成約価格とは異なることは覚えておきましょう。
匿名査定シミュレーションで調べる
家の売却相場は、匿名査定シミュレーションで調べる方法もあります。
一括査定サイトでは物件情報や個人情報を入力する必要がありますが、匿名査定シミュレーションでは電話番号やメールアドレスを不動産会社に知られずに相場を調べることが可能です。
たとえば、住宅情報サイトLIFULL HOME’Sが行っている匿名査定では、物件の情報を記載して送信すると、専用のページで査定価格を確認できます。
気軽に誰でもできるため、電話がかかってきてほしくない人にはぴったりの方法といえます。
ただし、過去の売買データに基づいた大まかなシミュレーションになるため、査定の精度は高くはありません。
家の売却相場を調べて適正な売り出し価格を設定する3つの方法
適正な売り出し価格を設定する方法は、以下の3つです。
それぞれの方法について解説します。
最低売却価格を設定する
適正な売り出し価格を設定する方法として、あらかじめ最低売却価格を設定しておくことが挙げられます。
家を売却する際は、はじめに設定した価格で売れるとは限りません。
購入希望者が現れずに値下げを行ったり、購入希望者に値下げ交渉をされたりするのです。
そのため、最低でもいくらで売却したいかをあらかじめ決めておく必要があります。
住宅ローンの残債や売却相場をもとに最低売却価格を設定しておきましょう。
複数社から査定してもらい平均査定額を把握する
適正な売り出し価格を設定するためには、複数の不動産会社から査定してもらったうえで平均査定額を把握することが重要です。

先述のとおり、売却相場は自分で調べることが可能ですが、あくまで過去の事例や販売価格になるため、詳細な条件をふまえた価格ではありません。
複数の不動産会社から査定してもらえれば、精度の高い査定額の平均がわかるため、売り出し価格を設定しやすくなるでしょう。
値引き前提での価格を設定する
家の売却を成功させるために、値引きを前提として売り出し価格を設定しましょう。
実際の取引では、値引き交渉をされることがほとんどです。
値引き交渉に応じないこともテクニックの1つですが、応じれば交渉がまとまりやすくなります。
値引き交渉をされることを考慮して、50~100万円高く売り出し価格を設定することをおすすめします。
売却が難しい家の場合は不動産買取も検討する
家の築年数が古く、売却が難しい場合は、不動産買取を利用しましょう。
不動産買取とは業者へ直接売却すること
買取とは、不動産買取業者へ直接売却することで、仲介手数料がかかりません。

一般的には、不動産買取業者は物件を買い取った後にリフォームなどで再生させて販売して利益を得ます。
なお、弊社AlbaLink(アルバリンク)は築年数が古い家を含めた訳あり不動産を積極的に買い取っている業者です。
弊社は独自の運用・再販システムを構築しているため、他社よりも高く買い取ります。
無料相談・無料査定のみの問い合わせも歓迎しておりますので、いつでもお気軽にお問い合わせください。
家の買取相場
家の買取は、仲介で売却した場合の6~8割程度が相場です。
不動産買取業者は買い取った後にリフォームなどを行い、再販するため、あらかじめ費用が引かれます。
なお、仲介と買取の違いについては、以下の記事で詳しく解説しています。

買取のメリット
買取を利用するメリットは、以下の3つです。
- 短期間で現金化できる
- 近所に知られず売却できる
- 契約不適合責任が免責できる
買取では、1週間から1ヶ月の短期間で現金化できることがメリットです。
また、不動産買取業者であれば契約不適合責任を免責して契約できます。
売買契約書に記載のない欠陥や不具合に対して売主が負う責任のこと

築年数が古い物件の場合は気づいていない欠陥や不具合も多いため、契約不適合責任を免責して契約できれば安心です。

家の売却相場を調べるのが面倒な場合はアルバリンクへ売却!
家の売却相場を自分で調べるのが面倒な場合は、一度アルバリンクにご相談ください。
弊社アルバリンクは築年数が古い家などの訳あり不動産専門の買取業者として、他社では断られるような物件なども多数買い取ってきました。
以下は、弊社が実際に「買取を行った空き家」の事例です。
【買取した空き家の概要】
| 物件の所在地 | 大阪府枚方市 |
|---|---|
| 物件種別 | 戸建て |
| 築年数 | 53年 |
| 買取金額 | 100万円 |
管理ができておらず放置された空き家の売却依頼でした。
築年数が古く、荷物も残ったままの状態でした。
査定金額にご納得いただいたため、そのまま買取に至った次第です。
売れない不動産を所有している方は、アルバリンクに売却して一刻も早く負担から解放されましょう。
なお、アルバリンクの評判や口コミについては、以下の記事で詳しく解説していますので、参考にしてください。

まとめ
今回は、家の売却相場について詳しく解説しました。
家の売却相場は自分でも調べられますが、より正確な相場が知りたい場合は複数の不動産会社に査定を依頼しましょう。
ただし、築年数の古い物件の場合は売却が難しいため、不動産買取を利用することをおすすめします。
不動産買取業者であれば、築年数の古い家でも短期間での現金化が可能です。
なお、弊社アルバリンクも築年数の古い家などの訳あり不動産を全国から積極的に買い取っている業者で、「フジテレビ」をはじめとする各メディアにも取り上げられた実績があります。

訳あり不動産をアルバリンクに売却して、早く負担から解放されましょう。
株式会社AlbaLinkは東京証券取引所のTPM市場に上場している不動産会社です。
引用元:国土交通省|不動産価格指数(令和7年3月・令和7年第1四半期分)




