家を直すお金がない場合の8つの対処法!お金をかけずに快適な家に住む方法

家を直すお金がない場合の8つの対処法!お金をかけずに快適な家に住む方法 その他

「家を直したいけどお金がない」
「できるだけお金をかけずに家を直したい」
上記のように、ボロボロの家が直せなくて困っている人もいるのではないでしょうか。

老朽化した家は、通常のリフォームより高額になる傾向にありますが、お金がなくてもボロボロの家を直す方法はあります。
親族の協力を得たり、自治体の補助金を利用して、なるべくお金のかからないリフォームを行うことによって家を直すことが可能です。

そこで今回は、家を直すお金がない人に向けて、以下の内容を解説します。

  • 老朽化したボロボロの家を直すのにかかる費用
  • 家を直すお金がない場合の対策
  • お金がないことで家を直すのを怠った場合のリスク

本記事を読むことで、家を直すお金がない場合の具体的なアクションがわかり、家を直すのを怠った場合のリスクを回避できます。
ただし、どうしてもお金を工面できず、家を直せない場合は売却することをおすすめします。

しかし、仲介業者に売却を依頼しても老朽化したボロボロの家は売れません。
一般の買い手はすぐに住める家を探しているため、修繕が必要な家は敬遠するからです。

専門の買取業者への売却であれば、修繕が必要な家でも再生して商品化するノウハウを持っているから問題なく買い取ってくれます。

なお、弊社AlbaLink(アルバリンク)は、ボロボロの家であっても積極的に買い取っている買取業者です。

売れにくい不動産を専門に取り扱う弊社であれば、あなたのボロボロの家をスピーディーに、高額で買い取れます。
無料相談・無料査定のみの問い合わせも歓迎しておりますので、いつでもお気軽にお問い合わせください。

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老朽化したボロボロの家を直すのにかかる費用

老朽化したボロボロの家を直すためには、大掛かりなリフォームが必要となります。
戸建てでは、外装、内装のフルリフォーム、マンションでは内装のフルリフォームを行う必要があるでしょう。

ここでは、築40年の物件をリフォームするのにどのくらいの費用がかかるのかについて、戸建てとマンションの一般的な相場を紹介します。

築古の戸建ての場合

築40年の戸建てのフルリフォームには一般的に500〜2,000万円の費用が目安となります。

築古の戸建てのリフォーム内容ごとの費用相場は、以下の通りですので参考にしてください。

リフォーム内容 費用相場
外装 外壁 50〜400万円
屋根 50〜400万円
耐震改修 30〜250万円
断熱改修 壁・床・天井:0.5〜3万円/㎡
窓:10〜30万円
内装 キッチン交換 50〜150万円
浴室交換 在来からユニットバスに交換:100〜200万円
ユニットバス交換:50〜200万円
トイレ交換 洋式から洋式に交換:15〜60万円
和式から洋式に交換:20〜70万円
クロスの張り替え 1,000〜2,000円/1㎡あたり
フローリングの張り替え 2,500〜5,000円/1㎡あたり
クッションフロアの張り替え 1,500〜4,000円/1㎡あたり
畳の交換 7,000〜12,000円/1畳あたり
間取り変更 30〜350万円

築古のマンションの場合

築40年のマンションのフルリフォームには一般的に300〜1,000万円の費用が目安となります。

築古のマンションのリフォーム内容ごとの費用相場は、以下の通りです。

リフォーム内容 費用相場
キッチン交換 50〜150万円
浴室交換 50〜200万円
トイレ交換 5〜60万円
クロスの張り替え 1,000〜2,000円/1㎡あたり
フローリングの張り替え 2,500〜5,000円/1㎡あたり
クッションフロアの張り替え 1,500〜4,000円/1㎡あたり
畳の交換 7,000〜12,000円/1畳あたり
間取り変更 30〜350万円

家を直すお金がない場合の対策8選

老朽化したボロボロの家を直すためには、多額の費用がかかりますが、お金がない場合はどうしたらいいでしょうか。
ここでは、家を直すお金がない場合の8つの対策を紹介します。

  • 親族の協力を得る
  • 不用品を売却して資金を調達する
  • 火災保険の申請を行う
  • 補助金を利用する
  • 銀行のリフォームローンを利用する
  • リフォーム業者に分割払いを依頼する
  • なるべくお金のかからないリフォームを行う
  • 修繕箇所の優先順位を付ける

親族の協力を得る

家を直すお金がない場合、親族からお金を借りることは選択肢の1つです。
親族なので事情を話し、利息なしで借りましょう。
金融機関からの借り入れではないため、万が一返済が遅れた場合でも信用情報に傷がつくことはありません。

ただし、いくら親族でもお金の貸し借りは信頼関係が崩れる原因となる可能性があるため、契約書を交わし、返済計画を提示するなど配慮が必要になります。

不用品を売却して資金を調達する

家を直すお金がない場合は、不用品を売却して資金を調達するのも1つの方法です。
家の中の使っていない家具や家電、洋服などの衣類をリサイクルショップなどで売却しましょう。

また、公園などで開催されているフリーマーケットに参加したり、フリマアプリを利用することもおすすめです。

未使用のものなどは意外に高い金額で売却できるため、家の掃除をしながら不用品を整理するとよいでしょう。

火災保険の申請を行う

火災保険に加入している場合は、保険金で修繕できる可能性があります。
加入している火災保険のプランにもよりますが、台風など火災以外の災害も補償されているため、大雨や強風などの被害も対象となります。

火災保険の火災以外の一般的な補償内容は以下のとおりです。

  • 落雷
    • 雷が屋根に落ちて、穴があいた
    • 落雷が原因で火災が起きた
  • 風災
    • 台風によって瓦が飛んだ
    • 突風で飛んできたもので窓が割れた
  • 水災
    • 大雨によって床上浸水が発生し、床や壁などが汚れた
  • 雪災
    • 積雪で雨樋が破損した
  • 水濡れ
    • 排水管の故障によって水濡れした
  • 飛来
    • 飛んできたボールによって窓が割れた

自分では気づいていなくても、家の損傷は自然災害が原因だった可能性もあるため、保険会社の担当者に相談してみましょう。

ただし、修繕する箇所が、自然災害等による損傷と保険会社に認められる必要があるため注意が必要です。

補助金を利用する

家を直すお金がない場合は補助金を利用するのも1つの方法です。
長期優良住宅化リフォーム推進事業は、国の補助金制度のなかでも対象工事が幅広いためおすすめな制度です。

補助金の対象となる工事は、性能向上リフォーム工事、三世代同居対応改修工事、子育て世帯向け改修工事などが挙げられます。

具体的な工事例は以下のとおりです。

  • 壁の強化、屋根の軽量化など耐震性を向上させる工事
  • 防腐・防蟻処理などの構造を長寿命化させる工事
  • 給排水管の交換など設備を維持する工事
  • 高効率給湯器の設置など省エネ性を向上させる工事
  • 手すりの設置、床の段差解消などのバリアフリー化を図る工事
  • 外壁塗装、屋根の葺き替えなどの外装の修繕工事
  • 水回り設備の増設など三世代同居に対応させる工事
  • 対面キッチンへの変更など若者・子育て世帯が実施する改修工事
  • 玄関の拡大など高齢期に備えるための工事
  • 地震、台風などの災害対策のために防災性を向上させる工事
  • テレワーク環境を整備する工事

補助されるのは上記のリフォーム工事費用の1/3で、補助限度額は、リフォーム後の住宅性能によって異なります。
長期優良住宅認定を取得しない評価基準型は100万円/戸、認定長期優良住宅型は200万円/戸です。

補助金を受けるための条件は以下のとおりです。

  • リフォーム工事前にインスペクションを行う
  • 劣化対策、耐震性、省エネルギー対策の性能基準を満たす工事を行う
  • リフォーム履歴と維持保全計画を作成する

また、ボロボロの家を修繕する場合に、自治体の補助金が使える可能性があります。
居住している市区町村によって補助金精度が異なり、受け取れる補助金の額や適用になる条件が変わります。
居住している市区町村に補助金制度がないか、ホームページや窓口で確認しましょう。
修繕費の一部でも補助してもらえるようであれば、積極的に活用することをおすすめします。

銀行のリフォームローンを利用する

銀行のリフォームローンを利用してボロボロの家を修繕することも可能です。

リフォームローン
家の増改築やリフォームを行うときに利用できる

都市銀行や地方銀行、信用金庫などさまざまな金融機関が取り扱っており、借入金額、返済期間はそれぞれ異なります。
一般的には、借入金額は500〜1,000万円、返済期間は10〜15年が多く、年収などによって変動します。

また、リフォームローンの金利は1.3〜4%で、住宅ローンの金利と比べて高いため、なるべく金利の安い金融機関で借りましょう。
消費者金融やクレジットのリボ払いは金利が高いためおすすめできません。

リフォーム業者に分割払いを依頼する

リフォーム業者によっては分割払いが可能な会社もあります。
ただし、リフォームにおける分割払いは、毎月払っていくものではなく、契約や工事の段階に応じて支払いが発生する支払い方法が一般的です。

一括払いより負担は軽いですが、近い将来支払う必要があるため、リフォーム費用は工面する必要があるでしょう。

なるべくお金のかからないリフォームを行う

家を直すお金がない場合は、なるべくお金のかからないリフォームを行うことで費用を抑えることが可能です。
既存の設備を再利用してリフォームを行うことによって、新しく購入する費用を削減できます。
たとえばキッチンはガスコンロのみを交換したり、換気扇のみを交換することが挙げられます。

しかし、既存の設備の再利用を素人が判断するのは難しいため、リフォーム業者に相談しながら進めましょう。

また、新品の設備に交換する場合も、型落ちの製品を購入することによって費用が抑えられます。
デザインは多少見劣りしますが、機能面ではさほど不都合さは感じないでしょう。

修繕箇所の優先順位を付ける

家を直すお金がない場合は、フルリフォームを行うのではなく、必要な箇所だけ修繕することも有効的な方法です。

修繕箇所の優先順位基本的には、家の内装より、外装からリフォームを行うと余計な費用をかけずに済みます。

家の外装が損傷しているのに、内側を優先してリフォームしてしまうと、雨漏りが起こった場合は、天井や壁のクロスにも支障がでてしまい、再度リフォームしなければなりません。

快適に生活するためには、どうしても内装を先にリフォームしたくなりますが、まずは外装に問題がないか確認することをおすすめします。

外装に問題がなければ、設備の傷みが激しく生活に支障がでている箇所を最優先に行いましょう。

相見積もりを行って安いリフォーム業者を探す

家を直すお金がない場合は、複数のリフォーム業者に見積りを依頼することも大切です。
リフォーム業者には以下のような種類があります。

  • リフォーム専門会社
  • 工務店
  • ハウスメーカー
  • ホームセンター
  • 家電量販店

リフォーム業者ごとに特徴が異なるため、ホームページで施工事例などを確認しましょう。
見積りを依頼するリフォーム業者を決めたら、見積りの内容を比較します。

リフォーム内容も比較し、もっともコストパフォーマンスが高い業者を選びましょう。

ただし、少しでもリフォーム費用を安くする必要がありますが、価格だけでリフォーム業者を選ぶのはやめましょう。
スタッフの対応やアフターフォローの充実度なども含めて、信頼できる会社を選ぶことが大切です。

対応が良いため依頼したいリフォーム業者の見積りが高い場合は、安い見積りを実際に見せて金額を交渉することも1つの方法です。

家を売却する

どうしても家を直すお金を工面できない場合は売却することをおすすめします。
家の売却方法は、仲介業者に売却を依頼する方法と専門の買取業者に買い取ってもらう方法の2種類があります。

仲介業者に依頼する場合は、一般市場から家を購入してくれる人を探してもらい、見つかった買主に売却し、専門の買取業者に依頼する場合は、不動産会社に直接売却します。

仲介と買取の違い

仲介と買取の違いについては、以下の記事で解説していますので参考にしてください。

仲介と買取の違いをサクッと理解しよう!【どちらが最適か教えます】
不動産売却における仲介と買取の違い、仲介と買取が向いている不動産の特徴を解説します。この記事を読むと不動産の売却時に仲介と買取のどちらがよいのかを適切に選択できるようになり、不動産売却を成功に導けます。

仲介業者に売却を依頼する

立地条件が良い家であれば、仲介業者に売却を依頼しましょう。
一般の購入者は自分が住むための家を購入する人を探してもらうため、立地条件が良い家は好まれます。

具体的な立地条件がいい家とは、人気の学校区内にある、近隣の駅に徒歩圏内などです。

立地条件が良い家、または築浅の家などで、少しでも高く売りたい人はまずは仲介業者に売却を依頼することをおすすめします。

専門の買取業者に買い取ってもらう

仲介業者に売却を依頼しても売れない場合は、専門の買取業者に依頼しましょう。買取業者なら修繕して商品化するノウハウを持っているので、そのままの状態でも問題なく買い取ってくれます。

専門の買取業者であれば、築年数がかなり経過していて老朽化が進んでいる家を、最低限のコストでリフォームして商品化するため、お客さんの買取価格に還元することが可能です。

また、全国の不動産投資家とコネクションがあるため、一般の人が敬遠するようなボロボロの家でも、買手探しに困らずに再販することもできます。
そのため、老朽化したボロボロの家でも高い確率で買い取ってもらえるのです。

なお、弊社AlbaLink(アルバリンク)は、仲介で売れない家であっても積極的に買い取っている買取業者です。

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お金がないことで家を直すのを怠った場合の3つのリスク

家を直すお金がないことで、修繕やリフォームを行わない場合はどうなるのでしょうか。
家を直すのを怠った場合の3つのリスクについて解説します。

  • 倒壊する危険性が高まる
  • 生活環境が悪くなる
  • 資産価値が下がって売れにくくなる

倒壊する危険性が高まる

倒壊する危険性が高まることは家を直すのを怠るリスクの1つです。
お金がないことを理由に家を直さないと、老朽化によって家の耐久性が低下するからです。

もし、倒壊すれば自分や家族の命が危険になります。
台風や地震などの自然災害により大きな力が加わる場合は、倒壊する危険性が高くなるため早めに対処する必要があるでしょう。

また、住んでいなくても家が倒壊した場合は、隣家や通行人に危害を加える可能性があり、損害賠償を請求される危険性があります。

実際に家が倒壊して第三者に危害を加えると、最高2億円の損害賠償を請求される可能性があるため注意が必要です。

参照元:日本住宅総合センター

老朽化によって倒壊すると損害賠償請求の恐れ

家を直すお金がなくても、老朽化したボロボロの家を放置するのは倒壊する危険性が高まるため注意が必要です。

生活環境が悪くなる

家を直すのを怠った場合は、雨漏りが発生し、生活環境が悪くなるリスクもあります。
雨漏りによって木材が腐食するとシロアリやゴキブリといった害虫の繁殖環境になる可能性があるからです。
雨漏りした箇所からネズミやコウモリなどが家に侵入し、フンによる健康被害の恐れもあります。
アレルギーなどを引き起こしやすくなり、生活環境が悪くなるため注意が必要です。

また、老朽化したボロボロの家は、経年劣化によって窓や扉がゆがみ、すきま風が入ることもあります。
暑い夏なら冷房による涼しい室内の空気が外部に流れ、熱い風が入り、冬は逆に冷たい風が入り込み室温を下げます。
すきま風が入ると、生活環境の湿度にも影響を与えるため、カビの発生にも注意が必要になるでしょう。

家を直すのを怠った場合は生活環境が悪くなるため、お金がなくても放置することは危険です。

資産価値が下がって売れにくくなる

資産価値が下がって売れにくくなることも家を直すのを怠るリスクです。
老朽化してボロボロの状態だと家の耐久性が低下し、資産価値が下がります。多額の修繕費も必要になるため、一般の購入者が敬遠する要因となり、売れにくくなります。

建物を解体して更地として売却することも可能ですが、解体費用が必要になり、売れる保証はありません。

家を直すのを怠ると仲介での売却ではほぼ売れないため、専門の買取業者に買い取ってもらうことをおすすめします。

なお、弊社AlbaLink(アルバリンク)は、老朽化してボロボロの状態の家であっても積極的に買い取っている買取業者です。

売れにくい不動産を専門に取り扱う弊社であれば、資産価値が下がって売れない家をスピーディーに、高額で買い取れます。無料相談・無料査定のみの問い合わせも歓迎しておりますので、いつでもお気軽にお問い合わせください。

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まとめ

今回は、家を直すお金がない場合の対処法について解説しました。

家を直すのを怠った場合は健康被害や侵害賠償のリスクがあるため、記事内でお伝えした対処法で修繕やリフォームを行いましょう。

どうしても家を直すお金が工面できない場合は売却がおすすめです。
ですが、老朽化したボロボロの家は仲介で売却を依頼しても売れません。

専門の買取業者への売却であれば、老朽化したボロボロの家でもそのままの状態でスピーディに買い取ってくれます。
そのため、解体費用や仲介手数料などの余計な費用がかかりません。

買取業者に買取を依頼して、素早く現金化するだけでなく、快適な家に住み替えましょう。

なお弊社、アルバリンクは老朽化したボロボロの家の買取の実績が多い専門の買取業者です。
一つの候補としてご相談くだされば、金額や日程なども含め、全力でご対応いたします。お気軽にご連絡ください。

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監修者
株式会社AlbaLink代表取締役の河田憲二です。同社は地方の空き家などの売れにくい不動産に特化して買取再販を行う不動産業者です。同社が運営しているサービスサイトである「訳あり物件買取ナビ」の運営者も務めています。同社は東京証券取引所東京プロマーケット市場にも上場している不動産会社です。

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