再建築不可物件の専門家に無料相談してみる

旗竿地を高額売却する3つの方法とオススメ業者3選を不動産のプロが解説!

アイキャッチ画像 再建築不可物件

「旗竿地だと売るのが難しいって聞いたけど、売却できるのだろうか?」
「損することなく旗竿地を売却したい。」

結論からお伝えすると、旗竿地でも売却できます。売却方法としては全部で3つあります。ただし、誤った売却方法を選ぶと、「売れない」という最悪の事態になりかねません

詳しくは本編で解説しますが、旗竿地は建て替え不可の可能性があったり、住宅ローンが組みにくかったり、買主にとってマイナスとなりえる要素が多数あるからです。

ですが、ご安心ください。この記事では、以下の内容を紹介しているので、旗竿地の適切な売却方法を理解できるとともに、損することなく高額で旗竿地を売却できます

  • 旗竿地の適切な売却方法
  • 旗竿地を売却する際の注意点
  • 旗竿地を少しでも高く売却するためのコツ

当サイトを運営している「株式会社AlbaLink(アルバリンク)」は、旗竿地の買い取りを日本全国で行っている専門の不動産会社です。

  • 旗竿地を今すぐ売却したい
  • 売却するかはまだ迷っているけど、プロの話を聞いてみたい
  • 旗竿地の評価額を知りたい

このような要望をお持ちの方は、ぜひ弊社へお問い合わせください。年間5,000件以上の相談実績、600件井所の買取実績(※)を活かして、お客様一人ひとりの悩みと誠実に向き合うことを保証いたします。

※2023年1月1日~2023年10月25日現在の実績:相談/5,555件:買取/600件

>>【旗竿地に強い専門の買取業者】無料査定および買取相談はこちら!

再建築不可物件の売却は「訳あり物件買取ナビ」へ!

再建築不可物件でも高額で売れる!

タダで再建築不可物件の高額査定を試す

旗竿地の概要と3つの特徴

以下の図のように、敷地の出入り部分が狭くなっていて、その先に敷地が広がっている土地を「旗竿地(はたざおち)」といいます

旗竿地

ちなみに、敷地の出入り部分の幅を「間口」といいます。旗竿地の適切な売却方法は、この間口の長さがどの程度あるのかによって大きく左右されます。

詳しくは、次の「旗竿地の売却が難しいと言われる6つの理由」の章で解説しています。

以降では、旗竿地の購入を検討している方に向けて、旗竿地の特徴を3つ紹介します。「特徴とかは別に大丈夫」という方は、読み飛ばしていただいても構いません。

整形地と比較すると固定資産税が安い

旗竿地は「整形地(長方形や正方形である程度形が整っている土地)」と比較すると、固定資産税が安くなる傾向にあります。

というのも、旗竿地は整形地より土地としての資産価値(評価額)が下がります。旗竿地は土地の形が歪(いびつ)で、土地としての有効活用が難しいからです

旗竿地の評価額を計算する方法は下記の記事で解説していますが、ご自身で計算するのは困難です

そのため、余計な手間をかけずに旗竿地の評価額を知りたいなら、不動産会社に査定依頼しましょう。弊社なら無料で旗竿地の査定価格を提示できますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

>>【たった30秒で入力可能】旗竿地の無料査定はこちら!

間口の狭い旗竿地が売れない6つの理由【高額売却の秘訣を伝授】
間口とは何か?間口幅の違いによる土地評価、土地評価額の算出方法、旗竿地のメリットデメリット、旗竿地の売却方法について解説。土地の評価額は間口の広さで変わります。また間口2m未満は再建築不可物件となるが違法ではない。新たに建物を建築する場合に間口2m確保が必要になる。

プライバシー面が守られ住みやすい

旗竿地は間口を通った先に建物が建っており、道路と建物の間にその分距離ができているので、プライバシー面においては安心です

たとえば、通行人から家の中の様子を見られる心配がないので、洗濯物なども安心して干せます。

また、通行人の声や車・バイクの音も聞こえずらくなるので、静かに暮らせるというメリットもあります。

間口を有効活用できれば家の建築面積を減らさずに済む

間口を有効活用できれば、旗竿地を最大限活かして、無駄なく家を建てることができます。

たとえば、間口部分に車を停めるだけのスペースがあれば、旗部分をすべて活用して住宅を建てることが可能です

間口を有効活用できる旗竿地

これがもし、通常の整形地で駐車スペースを作るとなると、その分家を建てる際の建築面積が減ってしまいます。

そのため、間口の広さがどれほどあるのか、という点も旗竿地を購入する際の判断基準に入れておくと良いでしょう。

旗竿地の売却が難しいと言われる6つの理由

これまで旗竿地の特徴を解説してきましたが、旗竿地は歪(いびつ)な形をしているため、通常の整形地の物件と比較すると、どうしても売れにくくなります。

そのため、旗竿地の売却が難しいといわれる理由を理解したうえで、ご自身にとって適切な対策(売却方法)をとる必要があります

なお、旗竿地の具体的な売却方法は次の「旗竿地の売却方法3選」で解説しているので、本章と併せてご覧ください。

旗竿地の売却が難しいと言われる理由を理解することで、損をせずに納得して旗竿地を現金化できます。

再建築不可物件の可能性がある

間口の幅が2m未満の旗竿地は、「再建築不可物件」に該当します。

再建築不可物件
今ある建物を解体すると、その土地に新たな建物を建てることができない土地およびその土地のうえに建つ建物のこと。

なぜ間口の幅が2m未満だと再建築不可物件に該当するのかというと、建築基準法第43条によって以下の内容が記載されているからです。

建築物の敷地は、道路(次に掲げるものを除く。第四十四条第一項を除き、以下同じ。)に二メートル以上接しなければならない。

引用元:建築基準法第43条

ご自身の旗竿地が再建築不可物件に該当すると、売却活動はとても難しくなります。建て替えができない家を、購入したいと思う一般の買主はまず現れません。将来、建物が老朽化して建て替えしたくなっても新たな建物を建てられないからです。また、地震や建物によって建物が倒壊しても、基本的には新たな建物を建てられません。

買主が住宅ローンを組めない恐れがある

旗竿地が前述の再建築不可物件に該当すると、買主は住宅ローンを組めない可能性が極めて高いと推測できます。

建築基準法に適合していない物件に対して、金融機関は融資したいと思わないからです

というのも、万が一買主の返済が滞ったときに、再建築不可物件だと金融機関は売却できない恐れがあります。再建築不可物件を売却できないということは、その金融機関は買主に融資したお金を取り戻せないことを意味します。

仮に旗竿地が再建築不可物件に該当しなくても、買主が望む十分な金額を借りられるとは限りません。先ほどもお伝えした通り、旗竿地は整形地と比較すると、土地としての評価額が下がるからです。

このように旗竿地は、買主が住宅ローンそもそも組めない、あるいは住宅ローンを組めたとしても買主が望む金額を借りられない恐れがあるため、買主の資金調達が難しくなります。

それゆえ、旗竿地は売却が難しくなるのです。

私道があると所有者との交渉が必要になる

以下の図のように間口部分に私道があると、通行するために権利を得たり、工事をする際に私道所有者から許可をもらう手間が発生します。

私道のある旗竿地

というのも、私道は国や自治体が所有する公道とは違い、あくまでも一般の個人が所有する道路だからです。

仮に私道所有者との交渉で、通行するための権利や工事の許可をもらえたとしても、その対価として通行料や承諾料が発生する可能性があります

このような理由から、私道がある旗竿地は売却が難しくなるといわれています。

解体・リフォーム時の工事費用が跳ね上がる恐れがある

間口の幅が狭いと重機やトラックが建物の前まで進入できないため、解体・リフォーム時の工事費用が跳ね上がります。

というのも、重機やトラックが建物の前まで進入できないと、人力での対応作業が増えることになります。

具体的には、資材を運ぶために工事を行う人は汗水を垂らしながら、間口の部分を幾度となく往来しなくてはなりません。そうなると当然、工事期間や作業人員が無駄に増えるため、その分工事費用が高くなります

そのため、解体やリフォームを視野に入れている買手からは旗竿地の購入を避けられてしまいます。

土地を有効活用できない恐れがある

間口の幅が狭いと土地を有効活用できない恐れがあります。

たとえば、間口部分を駐車スペースとして活用できない恐れがあります。そうなると、間口の先にある広がった敷地内に駐車スペースを作らなくてはなりません。間口の先にある広がった敷地内に駐車スペースを作ってしまうと、その分建物を建てる面積が減少してしまいます。

間口部分で土地を有効活用できる程のスペースがなかった場合は、売却活動も難しくなります。

日当たり・風通しが悪い傾向にある

旗竿地は周りに建物が建っていることが多いため、日当たり・風通しが悪い傾向にあります。

日当たり・風通しが悪いと住人は以下のような不利益を被ることになるので、人によっては旗竿地の購入を避ける方もいます

  • 洗濯物が乾きにくい
  • 昼間でも電気をつけなくてはならない(無駄に電気代がかかる)
  • 日光浴をして、気分のリフレッシュができない
  • 室内に湿気がたまるので、カビやダニが発生しやすくなる
  • ベランダで夏の心地良い夜風を感じながら、夫婦水入らずの時間を楽しめない など

旗竿地の売却方法3選

これまで旗竿地の売却が難しいと解説しましたが、ご安心ください。適切な売却方法を選択すれば、旗竿地でも売却できます。旗竿地の売却方法は、以下の3つです。

  • 隣人に交渉して買い取ってもらう
  • 「仲介」で一般の個人に売却する
  • 「買取」で直接業者に買い取ってもらう

余計な手間をかけずに確実に旗竿地を売りないなら、専門の買取業者への売却をオススメします。ここでいう専門の買取業者とは、旗竿地や再建築不可物件の買取実績が豊富にある業者を指します。

専門の買取業者は、旗竿地や再建築不可物件の商品化ノウハウを持っており、最短日数かつ適正価格で売主の物件を買い取りできるからです(詳細は以降で解説)。

弊社は日本全国の旗竿地および再建築不可物件をスピーディーに買い取りしております。無料で相談を承っておりますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

>>【旗竿地や再建築不可物件に強い専門の買取業者】買取依頼はこちら!

以降では、各売却方法について順に解説します。

隣人に交渉して買い取ってもらう

もし所有している旗竿地が再建築不可物件に該当するなら、隣人への売却を視野に入れましょう。

というのも、建て替えができない再建築不可物件を、後述の「仲介」で一般の個人に売却することは困難です(仲介の仕組みについては、以降で解説しています)。

建て替えができない家を、終の棲家(ついのすみか)にしたいと思う一般の買主はまず現れません。前述のとおり、万が一地震や建物によって建物が倒壊しても、基本的には新たな建物を建てられないからです。

しかし相手が隣人なら、自身が所有する旗竿地が再建築不可物件でも売却できる可能性があります。

たとえば、隣人の土地も以下の図のように再建築不可物件なら、ご自身の旗竿地は売却しやすくなります。

売主・隣人ともに再建築不可の旗竿地

あなたの土地を買い取ることでその隣人は、自身の土地の間口が広くなり、接道義務(建物の敷地は建築基準法上の道路と2m以上接していなければならない)を果たした再建築できる物件に生まれ変わるからです

もちろん、隣人の土地が再建築不可物件でなかったとしても、交渉によっては買い取ってくれる可能性があります。あなたの土地を買い取り敷地面積が広がることで、不動産としての資産価値が大きく向上するからです。

とはいえ、隣人へ旗竿地を売却するには、ご自身で交渉する必要があります。そのため、日頃から隣人と良好な人間関係を築けていることが前提です

仮に交渉できたとしても、当然、隣人の方に土地の購入費用や各種税金(印紙税・登録免許税・不動産取得税)が発生します。

それゆえ、隣人への売却は実現性が高くないのが難点です。

自身が所有する旗竿地が再建築不可物件で「隣人に交渉するのは嫌だなぁ」と思われた際は、後述の「専門の買取業者に依頼すれば高確率で売却できる」という方法をオススメします。

専門の買取業者への売却なら「交渉」という余計な手間をかけることなく、簡単にご自身の旗竿地を手放せるからです

一定の条件を満たすなら仲介でも売却できる可能性あり

再建築できる旗竿地で、なおかつこれから紹介する条件を満たせるなら「仲介」で一般の個人に売却しましょう。

仲介
仲介手数料を支払うことで、自身の代わりに仲介業者に買主を見つけてもらう売却方法。仲介業者は、売主と買主の双方から仲介手数料を得ることで、企業としての活動を存続させている。

というのも、仲介なら売主の希望する金額で売れる可能性があるからです。その理由を説明します。

仲介業者はインターネット広告などを活用して、広く買手を募ります。広く買手を募るということは、その分好条件で不動産を購入してくれる買主を見つけやすいということです

そのため、下記の条件を満たせるときは、以降で解説する「旗竿地を売却する際の注意点」を押さえたうえで、仲介で旗竿地を売却しましょう。

仲介でも売却できる可能性がある旗竿地の特徴

  • 間口(竿部分)が広くて、土地の有効活用ができる(駐車スペースや庭を作るほどのスペースがある)
  • 日当たり、風通しが良好
  • 建物の前まで工事用の重機やトラックが進入できる
  • 私道がある場合、私道の持分購入、もしくは通行地役権の設定ができている

ただし、仲介で売り出したからといって100%確実に売主の希望価格で売却できる保証はありません

また、上記の条件に該当しない旗竿地を仲介で売り出してしまうと、買主が見つかるまでに数ヵ月から数年かかる、あるいは一生買主が見つからない恐れがあります。

旗竿地を確実に一日でも早く売却したい方は、後述の専門の買取業者への売却を検討してください

専門の買取業者に依頼すれば高確率で売却できる

お伝えしてきたとおり、隣人への売却は交渉が必要になるので必ず売れるという保証はありません。また仲介で売り出すにしても、旗竿地が再建築不可であったり、間口部分に私道が設けられていると買主が見つからないリスクがあります。

そこで、「旗竿地を確実に現金化したい」「一日でも早く旗竿地を売却したい」という方は、専門の買取業者にご自身の旗竿地を買い取ってもらいましょう

ここでいう専門の買取業者とは、旗竿地や再建策不可物件の買取実績が豊富にある業者を意味します。

買取業者
売主の物件を不動産買取業者が直接買い取る方法。買取業者は売主から買い取った物件にリフォームを施して、次の買主に再販売するか自社内で運用する。

なぜ専門の買取業者への売却を主張するのかというと、専門の買取業者は旗竿地を商品化するノウハウを豊富に持っているからです。

たとえば、専門の買取業者は売主から買い取った旗竿地にリフォームを施したあと、以下のように商品化します。

  • 収益(賃貸)物件として、不動産投資家に売却
  • 収益物件として自社内で運用
  • 古民家カフェや飲食店など、事業目的の建物に増改築して、オーナーに売却

そのため、一般の買手相手では売却が難しい旗竿地でも、専門の買取業者ならほぼ確実に買い取ってくれます。

ちなみに弊社は、多くのメディア(テレビやラジオ、新聞、雑誌など)から取材を受けている専門の買取業者です。専門の買取業者でこれほどまでにメディア取材を受けているのは、世間から高い評価を得ている一つの証拠だと自負しております。

日本全国どんな旗竿地でもお客様一人ひとりと誠実に向き合うことを保証いたしますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

>>【旗竿地や再建築不可物件に強い専門の買取業者】無料の相談窓口はこちら!

旗竿地を売却する際の注意点

旗竿地の売却方法を理解できても、今すぐ行動するのは不安を感じますよね。そこでここからは、旗竿地を売却する際の注意点を解説します。お伝えする注意点を押さえることで、損することなくご自身の旗竿地を売却できます

仲介業者との契約方法を把握したうえで売却活動を行う

仲介で旗竿地を売却するなら、仲介業者との契約方法を把握したうえで、売却活動を行いましょう。仲介業者との契約方法には、以下3つの種類があります。

仲介業者との契約方法 概要
一般媒介契約 複数の不動産会社に仲介を依頼できる契約方法。また、売主が自ら買主を探すこと(自己発見取引)もできる。
専任媒介契約 1つの不動産会社のみに仲介を依頼できる契約方法。専任媒介契約も一般媒介契約と同様に、自己発見取引ができる。
専属専任媒介契約 専任媒介契約と同様に、1つの不動産会社のみに仲介を依頼できる契約方法。ただし、専属専任媒介契約では、自己発見取引ができない。

仲介業者と契約を結ぶ際は「専任媒介契約」か「専属専任媒介契約」いずれかの利用をオススメします。

というのも、「一般媒介契約」だと仕組み上、その仲介業者が真剣に買主を探してくれない恐れがあります。なぜなら一般媒介契約だと仲介業者にとっては、買手を見つけるために労力を費やしたとしても、報酬(仲介手数料)を確実に得られる保証がないからです

たとえば、売主が一般媒介契約を利用して、A社・B社・C社の3社に仲介を依頼したとしましょう。このケースにおいて、仮に売主がB社が見つけた買主と売買取引を行ったとします。

そうなると、B社は売主と買主の双方から仲介手数料を得られますが、A社とC社は1円も仲介手数料を得られません。

それゆえ、安易に一般媒介契約を利用すると、積極的に買主探しをしてもらえない恐れがあるので要注意です

そのため、仲介で旗竿地を売却するのであれば、仲介業者がより熱心に売却活動をしてくれる「専任媒介契約」か「専属専任媒介契約」のいずれかで売買契約を結びましょう。

安易に「売り先行」にしない

仲介でなおかつ、住み替えによって旗竿地を売却するなら、安易に「売り先行」にせず、「買い先行」も視野に入れましょう。

売り先行
先に今の家を売却し、その後に新しい家を購入すること。
買い先行
先に新しい家を購入し、その後に今の家を売却すること。

買い先行にすると、今住んでいる家の売却活動を行う際、内覧時の買手が抱く印象をアップしやすくなります。今住んでいる家にあった家具を新しい家に移しておくことで、その分旧居を広く買手に見せられるからです。

もちろん、買い先行が必ずしも良いとは限りません。先に家を売却する売り先行には、資金面において大きなメリットがあります。今住んでいる家の売却によって得たお金を、新居を購入するための資金に充てられるからです。

もし新しい家を購入するための資金に余裕があるのなら、そのときは売り先行にせずに買い先行によってご自身の旗竿地を売却することをオススメします。

リフォームは行わない

仲介と買取いずれの場合も、売主自らリフォームは行わないでください。

まず仲介の場合、家屋の状態が日常生活を問題なく送れる程度であれば、売主がわざわざリフォームを行う必要はありません。

もちろん、リフォームを行うことで、より高値で旗竿地を売却できる可能性はあります。ただし、リフォームに費やした時間と費用に見合う金額で旗竿地を売却できる保証はありません

そのうえ、行ったリフォームが買手の好みに合わなければ、逆に売れ残ってしまう原因になりかねません。

一方、買取の場合も、売主のリフォームは不要です。買取業者はリフォーム前提で売主の旗竿地を買い取るからです。そのため、家屋の状態が悪く日常生活に支障が出るような物件でも買い取ることができます。

建物を解体しない

上述のリフォームと同様に、建物の解体も売主自ら行わないでください。

まず仲介で売却する場合、建物の欠陥があった際のリスクを回避したいからといって、安易に建物を解体しないでください。

というのも、更地にすると固定資産税が6倍に跳ね上がります。固定資産税の軽減措置が受けられなくなるからです。詳しくは以下の記事で解説しています。

再建策不可物件の相場&格段に高額売却する3つの方法をプロが解説
「再建築不可物件を売りたい」と考えている方へ向けて、再建築不可物件を確実に売却できる方法とおすすめの不動産買取業者をご紹介します。「再建築不可物件が売れない」とお悩みの方は、ぜひご一読ください。

そのうえ、もし解体した旗竿地が再建策不可物件に該当していた場合、基本的には新たな建物を建てられません

もちろん、買取で売却する場合も売主による解体作業は不要です。繰り返しになりますが、買取業者は今ある建物にリフォームを施すことを前提にしているからです

もし建物の欠陥があった際のリスクが怖いということであれば、仲介ではなく買取で専門の業者に売却しましょう。

というのも専門の買取業者は、売主の契約不適合責任を100%免責したうえで旗竿地を買い取ってくれます

契約不適合責任
買主に引き渡した物件に契約内容とは異なる何らかの不具合があったとき、売主がその買主に対して負う責任のこと

専門の買取業者は、長年の買い取り経験から建物のどこに不具合があるかを正確に見抜いたうえで適切なリフォームを施せるからです。

もちろん弊社も、売主様の契約不適合責任を100%免責いたします。買主からのクレームや損害賠償責任を確実に回避したい方は、ぜひ弊社までお問い合わせください。

>>【弊社も契約不適合責任100%免責】買取依頼はこちら!

旗竿地を専門の買取業者に少しでも高く売却するためのコツ

これまでお伝えしてきたとおり、専門の買取業者なら旗竿地でも高確率で買い取ってくれます。せっかく買取業者に旗竿地を売却するなら、可能な限り仲介のように少しでも高く買い取ってもらいたいと思うことでしょう。

そこでここからは、旗竿地を専門の買取業者に少しでも高く買い取ってもらうためのコツを紹介します。

複数(3社が目安)の専門の買取業者に査定依頼する

旗竿地の査定依頼をする際は必ず、複数(3社が目安)の買取業者に査定価格を見積もってもらいましょう。

というのも、各業者ごとで買い取った旗竿地の活用方法は異なり、それに伴って査定価格にも大きな差が生じるからです

たとえば、A社は旗竿地を投資家への売却を想定、はたまたB社は旗竿地を自社運用することを想定しているかもしれません。

各業者ごとで旗竿地の活用方法が異なれば、当然、査定価格にも大きな差が生じるはずです。

なお、旗竿地の査定を依頼する業者を選ぶ際は、専門の買取業者を選ぶことが重要です。旗竿地のような不整形地や再建築不可物件の買取実績が豊富にある業者を選びましょう。

不整形地や再建築不可物件の買取実績がない業者を選んでしまうと、買い取りそのものを拒否されたり、安く買いたたかれる恐れがあります。そのような買取業者は、買い取った不整形地や再建築不可物件の最適な活用方法が分からないからです。

専門の買取業者を選ぶためには、各業者のホームページ口コミを参考にしてください。Googleで業者の名前を入れて検索すると、検索画面の右側に口コミも表示されるので、ホームページと一緒に確認しましょう。

営業担当者を比較する

各業者に査定依頼してもらったら、併せて営業担当者も比較しましょう。営業担当者を比較しないと、ご自身が損する恐れがあるからです

たとえば、営業担当者の中には、売買契約の直前になにかと理由をつけて、買取価格を引き下げようとする人もいます。

不誠実な営業担当者に騙されないためには、「どうしてこの価格になったのか」その根拠を聞くことが大切です。

誠実で信頼できる営業担当者なら、類似の買取事例や買い取り後の活用プランなどといったものを具体的に説明してくれます

もちろん弊社も、売主様がご納得いただけるよう買取価格の根拠を説明いたします。売主様の意思に反した強引な営業は行っておりませんので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

>>【旗竿地や再建築不可物件に強い専門の買取業者】無料の相談窓口はこちら!

必要に応じて営業担当者に価格交渉する

万が一、査定価格が一番高いにも関わらず、その業者の営業担当者が信頼できないと感じたら、二番目に査定価格が高い業者に価格交渉を行いましょう。

価格交渉する際は、以下の例文を参考にしてください。

価格交渉する際の例文
売主
「大変恐縮なのですが、買取価格を当初の1,030万円から1,100万円に上げていただけないでしょうか? 先日、B社に査定依頼したら1,100万円提示されたのですが、どうも営業担当の方が信用できないんですよね。その点、〇〇さんはいつも丁寧な対応をしてくださるので」

価格交渉する際は、相手のモチベーションを高める一言を添えると、交渉の成功率を高められます。今回の例文でいえば、「〇〇さんはいつも丁寧な対応をしてくださる」が相手のモチベーションを高めるための一言に該当します。

そのため、旗竿地を専門の買取業者に売却する際は最も信頼できる業者を選んで、少しでも高く買い取ってもらいましょう。

旗竿地や再建策不可物件の売却にオススメの買取業者3選

前章で旗竿地を専門の買取業者に高く売却するコツを解説しましたが、実際に候補となる業者を一から探すのは大変なことかと思われます。

そこでここからは、旗竿地や再建策不可物件の売却にオススメの業者を3社紹介します。

株式会社AlbaLink

アルバリンクの写真

最初に紹介するのは、弊社「株式会社AlbaLink(アルバリンク)」です。

弊社は2011年の創業以降、数多くの旗竿地や再建策不可物件を日本全国で買い取りしてきました。こうした長年の買い取り経験から現在では、日本全国から年間5,000件以上(※)のご相談を頂戴しております。

※2023年1月1日~2023年10月25日現在の実績:相談/5,555件:買取/600件

豊富な相談・買取経験によるノウハウが弊社に蓄積されているので、旗竿地や再建築不可物件でもスピーディーに買い取ることができます。

また先ほども少し触れましたが、弊社はメディアからの取材も多く受けており、世間の方からも高い信頼を得ていると自負しております。

実際、弊社に売却依頼していただいたお客様から「一番誠実さを感じる対応をしていただきました」「きらめかけていたので、とても助かりました」など喜びや感謝の声を数多く頂戴しております。

  • 旗竿地・再建築不可物件を一日でも早く買い取ってほしい
  • 安心できる業者に旗竿地・再建築不可物件を売却したい
  • 不動産会社に対して少し怖いイメージを持っている

このような方は、ぜひ弊社を売却先の候補の一つにお入れください。

会社名 株式会社 Alba Link
本社所在地 東京都江東区富岡2-11-18 リードシー門前仲町 6F
営業時間 10:00~19:00 (日曜日 定休)
宅建番号 国土交通大臣(1)第10112号
公式ホームページ https://wakearipro.com/sf/s/

株式会社クランピーリアルエステート

クランピーリアルエステート

次に紹介するのは、「株式会社クランピーリアルエステート」です。

同社の特長の一つとして、弁護士をはじめとした各種士業との連携が密接にある点が挙げられます。実際、全国で1,200以上の仕業との連携があります。

弁護士など各種士業との連携があると、近隣の住民や私道の所有者とトラブルを抱えているような物件でも買い取ってもらえるというメリットが売主にあります。

そのうえ、複雑なトラブルを抱えている不動産でも、最短数日で同社は買い取りしてくれます

そのため、自身の旗竿地でトラブルを抱えており、なおかつ一日でも早く買い取ってもらいたい方は同社を売却先の候補に入れてみてはいかがでしょうか。

会社名 株式会社クランピーリアルエステート
本社所在地 東京都中央区築地2-10-6Daiwa築地駅前ビル9F
営業時間 10:00~19:00 (土曜日・日曜日 定休)
宅建番号 東京都知事(1) 第101797号
公式ホームページ https://c-realestate.jp/

株式会社港開発

港開発

最後に紹介するのは、「株式会社港開発」です。

同社も先ほどの株式会社クランピーリアルエステートと同様に、弁護士や司法書士との連携が密接にあるのが強みの一つです

買い取りまでの日数については最短で1か月と、これまでの2社よりかは少々時間がかかりますが、他社の提示価格より高く買い取った実績が多数あります。実際、過去には他人の通行権が設定されている物件を、他社の提示価格よりも高く買い取った実績もあります。

ただし、同社は一都三県を中心に買い取り対応を行っているので、エリアによっては買い取りを拒否される恐れがあります。

そのため、一都三県で旗竿地を所有しており、なおかつ時間をかけてでも高く売却したい方は同社を売却先の候補の一つに入れてみてはいかがでしょうか。

会社名 株式会社 港開発
本社所在地 東京都港区西新橋一丁目23番3号
営業時間 9:00~21:00 (年中無休)
宅建番号 東京都知事(2)第100022号
公式ホームページ https://minatokaihatsu-lp.com/

まとめ

この記事では、旗竿地の売却方法を紹介しました。

旗竿地の売却方法は、お伝えしたとおり、以下3つの方法があります。

  • 交渉を行って隣人に売却する
  • 仲介で一般の個人に売却する
  • 専門の買取業者に売却する

しかし、隣人へ売却するためには交渉を行わなくてはなりません。また、仲介で一般の個人に売るにしても、確実に売れる旗竿地は限られます。

余計な手間をかけず、確実に旗竿地を売却するなら専門の買取業者に買い取ってもらうのがオススメです。専門の買取業者は旗竿地を商品化するノウハウを豊富に持っているので、適正価格で買い取ってもらえます。

弊社「株式会社AlbaLink(アルバリンク)は、旗竿地や再建策不可物件の買い取り実績が豊富にある専門の買取業者です

  • 旗竿地を今すぐ売却したい
  • 売却するかはまだ迷っているけど、プロの話を聞いてみたい
  • 旗竿地の評価額を知りたい

このような要望をお持ちの方は、弊社へお気軽にお問い合わせください。

>>【旗竿地や再建築不可物件に強い専門の買取業者】査定・買取相談はこちら!

旗竿地の売却に関してよくある質問

再建築不可の旗竿地を再建築可能にすることはできますか?
建築基準法上の道路と2m以上接していないことで再建築不可になっているのであれば、接道距離を2m以上にすることで再建築が可能になります。具体的な方法に関しては、こちらの記事で紹介しています。
旗竿地の売却後に確定申告を怠ったらどうなりますか?
譲渡益(売却価格>購入価格+購入時にかかった諸経費+売却時にかかった諸経費)があるのにも関わらず申告を怠ると「無申告加算税」が発生します。無申告加算税は原則、納付すべき税額に対して、50万円までは15%、50万円を超える部分には20%の割合を乗じて計算された金額が課せられます。
監修者
株式会社AlbaLink代表取締役の河田憲二です。同社は地方の空き家などの売れにくい不動産に特化して買取再販を行う不動産業者です。同社が運営しているサービスサイトである「訳あり物件買取ナビ」の運営者も務めています。同社は東京証券取引所東京プロマーケット市場にも上場している不動産会社です。

再建築不可物件を高額売却できる無料の買取査定を依頼する

    物件種別必須

    物件住所必須

    お名前必須

    電話番号

    メールアドレス必須

    備考

    個人情報の取扱いについて」に同意の上、送信してください。

    簡単入力30秒
    訳あり物件の売却は
    今すぐご相談ください
    再建築不可物件
    この記事をシェアする
    facebook twitter
    訳あり物件買取ナビ by AlbaLink
    再建築不可物件の高額査定はこちらから!