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東京でも「古民家差し上げます」は存在する
不動産の資産価値が高いといわれる東京でも、「古民家差し上げます」は存在します。
東京の空き家率は、昭和63年から平成30年にかけて以下のように増加しています。
引用元:東京都「東京都の空き家の現状」
令和5年10月時点での空き家率は11.0%となっており、今後も「10軒に1軒が空き家」の状態が長期化すると予想されています。
適切な管理がされていない空き家は、庭木が伸び放題になる・景観が損なわれる・放火のターゲットにされるなど、近隣住民に被害をもたらします。
このような空き家問題を解消するため、東京では「東京都空き家ワンストップ相談窓口」を設置しており、古民家を手放しやすい環境が整えられているのです。
空き家差し上げますが存在する理由については、以下の記事で詳しく解説しています。

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古民家を0円でも手放すべき4つの理由
古民家を手放しやすい環境が整っているからといって、譲渡を先伸ばしにしてはなりません。
古民家を0円にしてでも早期に手放すべき理由は、以下の4つです。
維持費や税金がかかり続ける
住んでいない古民家であっても、維持費や税金がかかり続けます。
古民家を1年間維持するために必要な費用の目安は、以下のとおりです。
内容 | 費用相場(年間) |
---|---|
固定資産税 | 約10万円 |
火災保険料 | 約10万円 |
水道・電気料金 | 約2万円 |
上記にくわえて、不法投棄されたゴミの処分費用も追加で発生する可能性があります。
人の出入りが少ない空き家は、一度ゴミの不法投棄をされると、可燃ゴミ・大型家具・家電製品といったように被害がエスカレートしていきます。
犯人が特定できれば、ゴミの処分費用を請求できますが、特定できず所有者が泣き寝入りとなるケースが大半です。
不法投棄されたゴミの処分費用は1個あたり数百円〜数千円と少額ですが、年間を重ねると重い出費となります。
今後活用しない古民家であれば、無料にしてでも早期に手放したほうが金銭的な負担が少ないといえます。
空き家にかかる維持費については、以下の記事で詳しく解説しています。

家屋が倒壊する恐れがある
定期的な管理をしていない古民家の場合、地震・強風などの影響で倒壊する可能性があります。
人の出入りがない家屋は十分な換気がされず、室内にこもった湿気によってカビや菌が繁殖し、主要構造部の強度を落とすからです。
万が一、古民家が倒壊して第三者に被害を与えた場合は民法717条の「土地工作物責任」により、損害賠償を請求される恐れがあります。
日本住宅総合センターが試算した損害賠償額のシミュレーションでは、2億円を超える金額が算出されています。
地域住民を危険にさらさないためにも、古民家の定期的な管理を怠ってはなりません。
空き家倒壊の損害賠償については、以下の記事でも詳しく解説しています。

特定空き家に指定される
古民家の管理が不十分だと、特定空き家に指定される可能性があります。
特定空き家とは、そのまま放置すると地域住民の生活に悪影響を及ぼすと自治体に判断された空き家です。
特定空き家に指定され、助言・指導があったにもかかわらず管理状態が改善しない場合は、以下のペナルティが段階的に科されます。
- 税の優遇措置が除外され、土地の固定資産税が最大6倍まで増額する
- 50万円の過料が科される
- 行政代執行で家屋が強制的に取り壊され、解体費用を請求される
実際に、平成28年に東京都品川区で管理不十分な空き家に行政代執行が実施され、約420万円を所有者に請求している事例があります。
上記の事例では、小学校の通学路に面する外壁の一部が崩壊したため、地域住民が1,610人の署名をもって区に改善要望を出していたそうです。
管理不十分な古民家が原因で、周辺住民の「安心・安全な暮らし」を奪ってしまっている点は念頭に置いておかなくてはなりません。
特定空き家については以下の記事で詳しく解説しています。

犯罪に利用されやすくなる
定期的に人が訪れている形跡のない古民家は、犯罪に悪用されやすくなります。
犯罪に悪用されやすい理由はいうまでもなく、犯罪行為が目撃されにくい環境下であるためです。
過去には大学生が、窃盗目的で空き家に侵入して証拠隠滅のために放火して逃走した事件が発生しています。
参照元:埼玉新聞(大学生逮捕、盗みに入った空き家に放火した疑い)
古民家が犯罪に利用されないためにも、早期に手放したほうが安全といえます。
空き家が遭いやすい犯罪については、以下の記事で詳しく解説しています。

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東京で「古民家差し上げます」を実現する5つの方法
東京で「古民家差し上げます」を実現する方法は以下の5つです。
自身に合った最適な方法を選び、古民家を所有するリスクからいち早く解放されましょう。
空き家マッチングサイトで貰い手を探す
一般企業が運営している、空き家マッチングサイトで古民家の貰い手を探す方法です。
空き家マッチングサイトは、古民家の所有者が直接インターネット上に物件情報を搭載して交渉などを行うため、個人間売買が可能です。
不動産仲介業者を通じて成約した場合に発生する仲介手数料が省略できるので、コスパのよい譲渡方法といえます。
空き家マッチングサイトには、以下のような種類があります。
- みんなの0円物件
- 説明0円物件の取引が行える不動産マッチングサイト。未登記の建物・建て替えできない物件・家財が残された家など、譲渡の準備が整っていない物件でも掲載が可能。自身で物件情報の掲載から登記手続きまで行う場合は完全無料で利用できる
- 家いちば
- 説明フジテレビ・TBS・朝日新聞など、メディアの掲載実績が豊富な空き家マッチングサイト。売主・買主がインターネット上で気軽にやり取りできるため、物件のアピール・条件交渉などが行いやすい
- 空き家ゲートウェイ
- 100円物件・100万円物件のいずれかの価格帯で取引できる空き家マッチングサイト。カンタンゲートウェイで物件情報を送信し、掲載可能であればサイトに載せる記事を運営側に作成してもらえる。掲載料・仲介手数料ゼロで利用できる。
また、空き家マッチングサイトには、自治体が運営する「空き家バンク」もあります。
空き家バンクで譲渡先を探す
自治体でも、「空き家バンク」という空き家マッチングサービスを運営しています。
たとえば、東京都青梅市の場合、物件の登録申請・現地調査の2ステップで空き家バンクへの登録が可能です。
参照元:青梅市「青梅市空家バンク」
また、青梅市空き家バンクでは室内に残された残置物の撤去を行った場合、処分費用の1/2(上限50万円)まで補助金を交付しています。
空き家バンクは認知度の低さからスピード売却には向いていないものの、登録料が無料であるため、気軽に物件情報を公開できます。
詳細は、古民家の所在地を管轄する役所に問い合わせましょう。
空き家バンクのメリットデメリットについては、以下の記事で詳しく解説しています。

知人や近隣住民に譲る
古民家を知人や近隣住民に譲渡する方法もあります。
近隣住民であれば、貰い手が見つかりにくい古民家であっても以下のような取得におけるメリットがあります。
- 敷地が広くなり、土地活用の選択肢が広がる
- 不整形地の場合、成形された部分が加わることで資産価値が向上する
また、知人に譲渡する場合も所有者を知っている安心感があるため、前向きに検討してもらえるかもしれません。
ただし、個人間取引を行う場合は後々トラブルが発生しないよう、先回りして契約書に特約を盛り込んでおくなどの工夫が必要です。
個人間取引の注意点については、「個人間売買はトラブルが発生しやすい」で解説しています。
相続土地国庫帰属制度で国に引き渡す
2023年4月27日に開始された「相続土地国庫帰属制度」を活用して古民家を手放す方法もあります。
相続土地国庫帰属制度とは、相続または遺贈によって取得した土地を国に返還する制度です。
この制度を利用すれば、買い手・貰い手がつかない古民家でも手放せる可能性があります。
ただし、相続土地国庫帰属制度は「土地」を対象にした制度であるため、申請前に古民家を解体しておかなくてはなりません。
古民家の解体は30坪程度でも、120万円程度かかります。
くわえて、相続土地国庫帰属制度を利用するには、審査手数料1万4,000円・負担金20万円の支払いも必要です。
古民家を手放すために費用をかけてもよい方に限り、おすすめできる方法といえます。
相続土地国庫帰属法については、以下の記事で詳しく解説しています。

自治体に寄付する
古民家を自治体に寄付する方法もあります。
ただ、自治体が不動産の寄付を受け付けるケースは少ないため、実現性が低い方法といえます。
東京財団のアンケート調査によると、「公的利用が見込まれる場合に寄付を受け入れる」と回答した自治体が94%を占めています。
参照元:東京財団|土地の「所有者不明化」~自治体アンケートが示す問題の実態~
自治体への相談・寄付は無料であるため、古民家の引き取りを受け入れてもらえるか確認しましょう。
自治体への寄付が難しい理由については、以下の記事で詳しく解説しています。

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東京で「古民家差し上げます」を実行する際の2つの注意点
東京で「古民家差し上げます」を実行する際の注意点は、以下の2つです。
古民家を無償譲渡するときの注意点を理解し、将来起こり得るトラブルを未然に防ぎましょう。
個人間取引はトラブルが発生しやすい
個人間で不動産取引を行う場合、仲介手数料を削減できるメリットがあります。
一方で、不動産のプロが介入することで防げたはずのトラブルが発生しやすい点は念頭に置いておかなくてはなりません。
たとえば、古民家を引き渡した後に雨漏り・シロアリ被害などが発覚した場合、修繕責任の所在はどこかにあるかを明確にしておく必要があります。
建物の現況・責任の所在が不明瞭なまま契約を交わすと、契約不適合責任によって修繕費・損害賠償などを請求される恐れがあります。
契約内容と異なる不動産を取得した買主を保護するための制度
参照元:Wikibooks「民法第562条・563条・541条・542条1項・415条・564条」
契約書の作成・登記の手続き・売却後のトラブルなどに不安がある方は、個人間で取引を進めず不動産会社に介入してもらいましょう。
契約不適合責任については、以下の記事で詳しく解説しています。

問題を抱えた古民家は貰い手が見つかりにくい
問題を抱えた古民家の場合、0円でも貰い手が見つかりにくいといえます。
とくに、接道義務を果たしておらず建て替えができない再建築不可物件の場合、居住用として使える年数に限りがあります。
建築基準法が定める道路に、間口が2m以上接していなければならない規定。東京23区の住宅数のうち、5%は再建築不可物件といわれている
老朽化している古民家の場合、繰り返しリフォームを行うことでしか長く住み続ける選択肢がありません。
その上、再建築不可物件は訳あり不動産に分類されるため、譲渡された側も将来的に「処分したいのにできない」という状況に陥るリスクがあるのです。
そのため、個人間取引のトラブルを回避しながら訳あり物件を確実に手放したい場合は、次項で解説する専門の不動産買取業者に売却するのがおすすめです。
再建築不可物件の概要については、以下の記事で詳しく解説しています。

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古民家は専門の不動産買取業者に売却するのがおすすめ
無償譲渡・売却が難しい古民家は、専門の不動産買取業者に売却するのがおすすめです。
専門の買取業者は、築年数が古い・建て替えできないといった古民家であっても高確率で売却できます。
なぜなら、一般の不動産会社・買主が「居住用物件」を求めているのに対し、専門の買取業者は「事業用物件」を求めているからです。
事業用物件として活用する場合は、訳あり物件でも大きく問題はありません。
たとえば、再建築不可物件であれば、土地貸し・コンテナハウス・資材置き場などでも活用できるので建て替えできない特性も許容されやすいのです。
くわえて、専門の買取業者に問題を抱えた箇所を自社で改善して運用・再販する前提で買い取るため、契約不適合責任が特約で免除となります。
実際に、弊社アルバリンクでは東京の空き家・再建築不可物件・共有持分など、売れにくい事情を抱えた物件を契約不適合責任ナシで幅広く買い取っています。
参照元:AlbaLink「成約事例一覧」
次項では、訳あり物件のスピード&高額買取に対応している、弊社アルバリンクの買取事例をご紹介します。
なお、空き家に強い買取業者については以下の記事で紹介しているので併せてお読みください。

アルバリンクなら古民家をトラブルなくスピード売却できる
弊社アルバリンクは訳アリ物件専門の買取業者として、他社では断られるような空き家も数多く買い取ってきました。
たとえば下記のように「20年以上放置されて老朽化が進んだ家」を買い取った実績もあります。
【20年以上放置された家の買取事例】
引用元:Albalinkの空き家買取事例
20年以上放置された家は780万円で買取らせていただき、所有者には「雨漏りもするような家だったが、思ったより高い金額で買い取ってもらえた」と、金額についても満足していただけました。
このように、弊社では独自の運用・再販システムを構築しているため、問題を抱えた古民家でもスピーディーかつ契約不適合責任ナシで買い取れるのです。
そのほか、弊社をご利用いただいたお客様からは「心の負担が取り除かれた」「スムーズに売却できた」など、多くの感謝の声をいただいております。
また、弊社はお客様からの評価が高いだけでなく、不動産買取業者としては数少ない上場企業でもあり、社会的信用も得ています。
信頼できる買取業者に安心して空き家を売却したい方はぜひ一度弊社の無料買取査定をご利用ください(査定依頼をしたからといって、無理な営業などは行いませんのでご安心ください)。
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まとめ
活用しない古民家を所有している限り、維持費の支払い・定期的な管理から解放されません。
とくに、人が住んでいない古民家は、倒壊・放火・不法投棄など多くのリスクがあるため、早期に手放すのが賢明です。
「古民家差し上げます」で処分する方法もありますが、いち早く所有リスクから解放されたい場合は、専門の不動産買取業者に売却を依頼しましょう。
専門の買取業者に売却する場合は2者間取引になるため、双方が契約内容に合意すれば、平均1ヶ月程度で決済・引き渡しが完了します。
当サイトを運営する弊社AlbaLink(アルバリンク)は、訳あり物件を積極的に買い取っている専門の買取業者です。
過去には廃墟化した空き家を買い取った事例もあり、フジテレビの「newsイット!」で紹介された実績もございます。
無料相談・無料査定は随時受け付けております。
維持・管理の負担が重い古民家を売却して、肩の荷を下ろしましょう。