狭山市においては、相続登記がなされないことなどにより所有者不明土地等が増加しています。その結果、公共事業や民間取引の停滞、さらには不適切な管理による地域環境の悪化など、土地の円滑な利活用および良好な生活環境の保全に対する深刻な阻害要因が顕在化しています。

こうした状況に対処するため、狭山市は、不動産の流通・利活用を阻害する所有者不明土地等の解消に向けたモデルケースの創出が喫緊の課題でした。

本協定は、難度の高い不動産の流通・活用における専門知識と全国ネットワークを持つAlbaLinkと連携し、特に「所有者不明土地管理命令」制度を活用した官民連携の流通スキームの実証を目的としています。この取り組みを通じて、所有者不明土地等の円滑な流通・利活用を促進し、地域社会の活性化に貢献してまいります。