空き家を売りたい!売却時の相談先を紹介
本章では、空き家を売却するときの具体的な相談先についてご紹介します。
・「自治体」がいい人は空き家バンクに相談
・「法律トラブル」については弁護士に相談
・「税金」については税理士に相談
・「登記」については司法書士に相談
・「価値」については不動産鑑定士に相談
・「活用方法」についてはコンサルタントに相談
・「解体」については解体業者に相談
空き家「売却」の相談は不動産会社に相談
なお、売却の意向や考え方により、相談先は仲介業者か買取業者に分かれます。
・「早く売却する」なら不動産買取業者に相談
「高く売却する」なら不動産仲介業者に相談
空き家を「高く売却する」なら不動産仲介業者への相談がおすすめです。
不動産業者が売主と買主の間に入り、不動産売買を円滑に進める売却方法。
契約から引き渡しまで無事に完了すると、不動産業者には成功報酬として仲介手数料が入る。
なぜなら、仲介は一般消費者に向けての売却であるため、相場価格と変わらない料金で売却できるからです。
例えば、仲介がおすすめなパターンは以下となります。
・時間的に余裕がある
実際、弊社が実施した【家を購入する際に優先したことと妥協したこと】経験者493人アンケート調査によると、6割以上の人は家の購入時に立地を優先しています。
また、築年数が浅ければ、建物の状態が良いケースが多くなります。
実際、弊社が実施した【不動産を購入するなら築年数は何年までがベストか】男女100人アンケート調査によると、こちらも6割以上の人が築10年以内の不動産を求めています。
つまり、不動産として需要が見込める立地や建物の状態が良い物件であれば、一般消費者の需要が高いため仲介で売却すると高く売れる可能性があります。
また、売却を急ぐことなく、売却活動等で半年程度の時間を取れれば仲介がおすすめです。
仲介と買取の違いについてくわしく知りたい場合は、以下の記事を参考にしてください。
「早く売却する」なら不動産買取業者に相談
空き家を早く売却するなら、不動産買取業者への相談がおすすめです。
不動産業者が買主となり、空き家の売買を進めていく方法。
買取金額は、相場より安価となるが売却のスピードは圧倒的に仲介より早い。
なぜなら、買取であれば買主を探す必要がなく現金決済が多いため、買取業者さえ決まれば最短1~2週間程度で現金化ができるからです。
例えば、買取は以下のパターンがおすすめとなります。
・時間的な制約がある
・売却することを知られたくない
・不動産に何かしらの瑕疵を抱えている
立地や建物が悪いなど市場に流通しにくい不動産や、広告等を一切行わないので売却していること自体を近隣に伏せたい場合には、買取がおすすめです。
なお、空き家を売却するなら買取専門の不動産業者㈱アルバリンクにご相談ください。
一般的には相場より相当な範囲で安価となる買取ですが、弊社では空き家を商品化するノウハウと投資家等への独自販路の確立により、空き家を早く高く売却できる可能性があります。
まずは、弊社の無料査定をお試しください。
不動産買取業者についてくわしく知りたい場合は、以下の記事を参考にしてください。
「自治体」がいい人は空き家バンクに相談
空き家の売却を自治体にお願いするなら、空き家バンクへの相談がおすすめです。
主に自治体が運営している空き家に関する情報を掲載しているWEBサイト。
誰でも簡単に登録できることが特徴。
空き家バンクは、各自治体が運営しています。
空き家が所在する自治体のホームページを閲覧か「市町村名+空き家バンク」と検索すれば、受付窓口を簡単に見つけられます。
例えば、東京都世田谷区の空き家バンクは「せたがや空き家活用ナビ」、山梨県北杜市は「いいじゃん北杜市」が窓口です。
空き家バンクへの登録自体は無料ですが、実際に売買が決まると不動産業者が取引を仲介するので、仲介手数料が発生するケースがあります。
空き家バンクのメリットとデメリットについてくわしく知りたい場合は、以下の記事を参考にしてください。
「法律トラブル」については弁護士に相談
空き家売却に伴う法律トラブルについては、弁護士に相談します。
なぜなら、弁護士はあらゆる法律の専門家であり、発生したトラブルの全体像を把握し最も有益な解決方法を見いだせるからです。
また、当事者間の話し合いとなると感情等のもつれから話し合いが纏らないおそれがあるところ、弁護士であれば冷静に状況と見極め、相手との話し合いを進められるメリットもあります。
とくに実家を相続する際に相続人が複数いると、誰が実家を継ぐかで揉めるケースは少なくありません。
実際、弊社がおこなったアンケート調査でも、相続発生時に家族や親族と揉めないかが不安と回答した方が多い結果となっています。
トラブルが起こってからでは解決に時間がかかるため、前もって弁護士に相談しながら相続手続きを進めると安心です。
なお、弁護士費用については事務所によりさまざまですが、一般的な相談料は初回30分で5,000円~10,000円となっています。
参照元:高島総合法律事務所
敷地境界などのトラブルが起きた場合には、当事者間ではなく円滑な解決を求めて弁護士に相談するようにしましょう。
空き家売却時の「税金」対策については税理士に相談
なぜなら、税理士は税のプロであり、売却で発生するあらゆる税金についてアドバイスを受けられるからです。
例えば、空き家の売却で利益が出ると譲渡所得税(所得税と住民税)がかかります。
売却して利益が出たときにかかる税金。
譲渡所得の計算式は、【譲渡所得=譲渡収入金額-(取得費+譲渡費用】となる。
しかし、譲渡所得税には計算方法があり、空き家の3000万円特別控除が利用できれば、節税できるケースもあります。
よって、これらの方法や制度を正確に利用するには、専門家の助言は欠かせないということです。
なお、税理士に相談した場合の一般的な費用は、1時間あたり1万円~3万円程度が相場になっています。
参照元:小谷野税理士法人
空き家の売却で譲渡所得が発生する場合には、必ず確定申告が必要となります。
不明な点があれば、税理士に一度相談しておきましょう。
空き家の売却に掛かる税金についてくわしく知りたい場合は、以下の記事を参考にしてください。
「登記」については司法書士に相談
登記簿に不動産の状況や権利関係など必要事項を掲載すること。
不動産取得時には登記簿に所有権を登記しなければ、第三者に所有権を主張できない。
なぜなら、不動産登記は売却時に必須であり、司法書士は不動産登記に関する専門家であるからです。
なお、司法書士の多くは、実際の業務が発生したときに報酬を設定しており、相談料無料を謳う司法書士事務所が一般的です。
空き家の登記義務やリスクについてくわしく知りたい場合は、以下の記事を参考にしてください。
「価値」については不動産鑑定士に相談
国家資格の不動産鑑定士が、不動産の適正な価格を算定すること。
鑑定額に唯一公的な信用力を持ち、鑑定費用には一般的に数十万円以上の費用が必要となる。
不動産鑑定では、不動産の適正な価値を記載した不動産鑑定書を作成します。
鑑定書には公的な信用力がある反面、一般的には数十万円程度の費用負担があります。
また、不動産鑑定士への相談料は、30分5,000円~が一般的です。
参照元:赤熊不動産鑑定所
そのため、空き家の査定や相談は、気軽に受けやすい不動産業者の査定がおすすめで、弊社アルバリンクでは空き家の買取査定を無料で行っています。
空き家の売却方法や10年後の価値についてくわしく知りたい場合は、以下の記事を参考にしてください。
「活用方法」についてはコンサルタントに相談
空き家の活用方法については、専門のコンサルタントに相談します。
なぜなら、コンサルタント会社は空き家の立地や特徴、周辺需要等により最適な活用方法を提案できるからです。
コンサルタント料金は業者により異なりますが、多くは初回(30分~1時間程度)無料としてその後30分あたり3,000円~5,000円程度で設定しているケースが多くあります。
空き家の活用方法については、多種多様であるので専門家の意見を参考に内容を詰めるのが得策です。
なお、空き家の活用方法や成功例についてくわしく知りたい場合は、以下の記事を参考にしてください。
「解体」については解体業者に相談
空き家の解体については、解体業者に相談します。
なぜなら解体業者は、空き家等の建物解体のプロであり解体についてのノウハウを多く持っているからです。
解体業者は、検索サイト上で簡単に見つけられます。
解体業者への解体の相談や実際の見積金額の取得時には、複数社に依頼するのがおすすめです。
一般的な解体費用の目安は、以下のとおりとなります。
坪単価 (万円) | 20坪 (万円) | 30坪 (万円) | 40坪 (万円) | 50坪 (万円) | 60坪 (万円) | |
---|---|---|---|---|---|---|
木造 | 3~5 | 80~100 | 100~150 | 160~200 | 180~250 | 200~300 |
軽量鉄骨造り | 6~7 | 120~140 | 150~210 | 240~280 | 200~300 | 300~500 |
重量鉄骨造り | 6~7 | 120~140 | 150~210 | 240~280 | 200~300 | 300~500 |
RC(鉄筋コンクリート) | 6~8 | 120~160 | 180~300 | 240~320 | 250~400 | 500~800 |
参照元:空き家解体費用は数百万円!買取なら費用も手間もかけずに売却できる
なお、空き家の解体では、自治体により補助金が出るケースがあります。
また、解体して土地にすることで固定資産税が上がることにも注意が必要です。
空き家の解体費用を抑える方法についてくわしく知りたい場合は、以下の記事を参考にしてください。
また、土地売却を相談できる専門家についてくわしく知りたい場合も、以下の記事を参考にしてください。
空き家を早く売りたい!売却方法3選
空き家の売却方法には、以下の3つの選択肢があります。
- 空き家を残した状態で売却する
- リフォームして売却する
- 解体して更地の状態で売却する
空き家を残した状態で売却する
空き家の売却方法の1つ目は、「空き家を残した状態で売却する」です。
空き家が築浅で建物が劣化していない・立地条件が良いなどの条件に該当する場合は、現況のままでも売却は可能です。
解体などの費用・手間もかからないため、金銭的な負担は少なくて済むでしょう。
ただし、築古物件・悪立地など需要が低い空き家の場合は、仲介では売れ残る傾向にあります。
上記のような条件に該当する空き家は、不動産買取業者に売却を依頼しましょう。
株式会社アルバリンクも、空き家を現状のまま買取できる不動産会社です。
一般的な買取では相場より安価となるケースが多いなか、弊社では空き家を商品化するノウハウと投資家等への独自販路の確立で、他社よりも高値売却できる可能性があります。
まずは、弊社の無料買取査定をご利用ください。
なお、空き家を高く売却する方法についてくわしく知りたい場合には、以下の記事を参考にしてください。
リフォームして売却する
空き家の売却方法の2つ目は、「空き家をリフォームして売却する方法」です。
空き家の外装・内装をリフォームして不動産価値を高めた状態で売り出すことで、現況よりも好条件で売却できる可能性があります。
とくに水回りは、リフォームしたい方が多く優先的に検討すべき場所です。
弊社のアンケート調査では、浴室・キッチン・トイレ・洗面所などをリフォームしたいと考える方が多数派であることがわかりました。
ただし、リフォームする箇所を最低限に留めておかなければ、赤字になる点は念頭に置いておかなくてはなりません。
水回りはすべてリフォームしようとすると、200万円〜400万程度かかってしまうためです。
投資した金額以上に売却価格が高くなるかどうかの、慎重な判断が必要です。
解体して更地の状態で売却する
空き家の売却方法の3つ目は、「空き家を解体して更地の状態で売却する」です。
一般的に古い家が建ったままの土地よりも更地のほうが売れやすいといわれています。
ただし、前述したように空き家を解体すると、解体費用がかかるうえ固定資産税が増額します。
リフォームと同様に、採算が合うかどうかの慎重な判断が必要です。
更地にするメリット・デメリットについては、以下の記事で詳しく解説しています。
ボロボロ空き家を売却する時はアルバリンクに相談
ボロボロの空き家を売却する時は、㈱アルバリンクにご相談ください。
なぜなら、弊社アルバリンクは物件の状態が悪い、若しくは事故物件や再建築不可物件などの訳あり物件でも気にすることなく買取できるからです。
さらに、弊社アルバリンクでは空き家の商品化ノウハウや投資家等への独自販路の確立等により、空き家買取を強化しているため、他社よりも高値買取できる可能性があります。
また、上場企業で多くの士業の方々と提携しているのでさまざまな悩みにも対応できます。
なお、弊社アルバリンクでは、2020年~2023年の間に全国で513件の空き家買取の実績があります。
たとえば下記のように「20年以上放置されて老朽化が進んだ空き家」や「不用品で室内があふれてしまっている空き家」を買い取った実績もあります。
【20年以上放置された空き家の買取事例】
【不用品で室内があふれてしまっている空き家の買取事例】
引用元:Albalinkの空き家買取事例
20年以上放置された空き家については780万円で買取らせていただき、所有者には「雨漏りもするような家だったが、思ったより高い金額で買い取ってもらえた」と、金額についても満足していただけました。
また、不用品で室内が溢れてしまっている空き家の所有者は、他の不動産業者から「不用品の回収だけで100万円近くかかる」と言われ、途方に暮れていたそうです。
それだけに「(弊社に)そのまま買い取ってもらえてとても助かりました」と言っていただけました。
また、弊社はお客様からの評価が高いだけでなく、不動産買取業者としては数少ない上場企業でもあり、社会的信用も得ています。
空き家は年々価値が下がり続けます。
相談したい、売却したいと思ったときが最もその空き家の価値が高い時期です。
信頼できる買取業者に安心して空き家を売却したい方は、ぜひ一度弊社の無料買取査定をご利用ください(査定依頼をしたからといって、無理な営業などは行いませんのでご安心ください)。
空き家を放置するリスクについてくわしく知りたい場合は、以下の記事を参考にしてください。
まとめ
本記事では、空き家売却のときに相談すべき専門家について解説しました。
まず、空き家売却では高く売りたいときには仲介、早く売りたいときには買取がおすすめです。
また、他にも空き家売却に関する専門家に相談しながら、売却を円滑進めるサポートを受けることも重要となります。
なお、空き家を早く売却したいなら、買取専門の不動産業者への売却がおすすめです。
買取専門の不動産業者は、空き家に訳あり要素や瑕疵があっても気にせずに現況のまま買取します。
さらに、空き家の高値売却を目指すなら㈱アルバリンクへご相談ください。
弊社アルバリンクは、買取実績が豊富且つ空き家を商品化するノウハウと投資家等への独自販路の確立により、空き家買取を積極的に実施しているため、他社よりも高値売却できる可能性があります。
実際、空き家を高く買い取る不動産業者としてフジテレビ「イット」など、多くのメディアで紹介されています。
まずは、弊社アルバリンクの無料査定をご利用ください。