こだわって良かった家電1位は「掃除機・掃除ロボット」
男女508人にこだわって良かった家電を聞いたところ、ダントツは「掃除機・掃除ロボット(121人)」。
2位「炊飯器(58人)」、3位「洗濯機(54人)」と続きます。
「掃除」「洗濯」「調理」などの面倒な家事の手間を省き、楽しくしてくれる家電が多くランクインしました。
1位 掃除機・掃除ロボット
- 掃除機が不便だと、部屋をきれいに保てないから(20代 男性)
- 仕事と子育てで掃除にかける時間があまり取れないので、高性能な掃除機を購入しました(30代 女性)
- 毎日のストレスなく、掃除のハードルが下がったから(40代 女性)
1位は「掃除機・掃除ロボット」です。
掃除機が使いにくかったり重かったりすると、掃除が面倒になってしまいます。コードレスで軽量な掃除機なら、さっと使いやすくて便利なので掃除のハードルが下がります。
また、お手入れが複雑な掃除機だと手間が増えるので、メンテナンスがラクな商品を選ぶのもおすすめです。
2位 炊飯器
- 一度に沢山炊けるものに買いかえたら冷凍保存で済むことが増え、時短になっているから(30代 女性)
- それほど高価なお米を買わなくても、炊飯器の性能が良ければ十分美味しいお米が食べられるから(40代 男性)
- 毎日おいしいご飯が食べられるから。以前使っていた炊飯器と明らかに違った(50代 女性)
2位は「炊飯器」でした。
「炊飯器によってごはんの味が変わる」という体験談が多数寄せられました。同じお米でも炊飯器の性能によって味が変わり、食事の満足度に影響します。
高額ではありますが、圧力IHの炊飯器だとおいしく炊きあがります。
3位 洗濯機
- 洗剤の自動投入や内部クリーニングで、時間が節約できる(20代 男性)
- 乾燥機能付きを買って時短になった(30代 男性)
- 集合住宅に住んでいるため、静音性にこだわった製品を探しました(40代 女性)
「洗濯機」が3位でした。
「乾燥機能付き」「洗剤の自動投入機能付き」の洗濯機なら、干す手間や洗剤を計量する手間がなくなり、時短になります。
世帯人数やライフスタイルによっては、容量や静音性にもこだわりたいですね。
4位 エアコン
- 除湿機能が付いているので、梅雨時期もカラッと過ごせる(30代 男性)
- ペットを飼っていて昼間もエアコンをつけて出掛けてしまうため、省エネタイプのものにこだわりました。以前使っていたエアコンに比べて電気代が安くなりました(50代 女性)
4位は「エアコン」でした。
夏や冬には電気代が大幅に上がってしまうことからわかるように、エアコンにはかなりの電気代がかかります。
省エネ性能の高いエアコンにすることで、電気代の節約につながるでしょう。
また自動おそうじ機能付きのエアコンにすれば、面倒なお手入れの手間が減ります。
5位 冷蔵庫
- 冷凍庫が広いものにすることで、週末にストックを作れるようになったから(20代 女性)
- 冷蔵庫にこだわった結果、食品を美味しいままで食べられ、品質も良い状態で保てている(20代 男性)
- 消費電力を削減できたからです(40代 女性)
5位は「冷蔵庫」でした。
冷蔵庫は年中無休で動き続けている家電なので、消費電力量が大きくなります。
そのため省エネ性能にこだわって選ぶことで、電気代を節約できる可能性があります。
また高性能な冷蔵庫だと食材の鮮度を保ちやすくなるなどのメリットもあり、「こだわってよかった」と満足している人も多くなりました。
世帯人数に合わせた容量にもこだわりたいですね。
6位 電子レンジ
- 手入れが楽だから(20代 女性)
- 温め機能やオーブン機能を兼ね備えており、使い勝手が良いため(20代 男性)
- 料理のレパートリーが増えた(40代 女性)
6位は「電子レンジ」でした。
電子レンジについては、とことんシンプルな商品と希望する人と、高機能なスチームオーブンレンジなどを選ぶ人に分かれます。
高機能なものを選べば料理の幅が広がるので、料理好きな人にはおすすめ。
シンプルだと操作や掃除が簡単なので、あたため機能しか使わない人なら、シンプルなものがおすすめです。
7位 トースター
- ただ焼くだけでものすごくパンが美味しくなって飽きずに食べられる!こだわってよかったです(20代 女性)
- 安い食パンが美味しくなるから(30代 男性)
- 機能はシンプルですが、デザインがレトロで可愛く、毎日使うのが楽しいので(50代 女性)
7位は「トースター」でした。
「ただ焼くだけでパンがおいしくなる」「パンだけではなくお菓子作りにも使える」など、焼き上がりや機能にこだわって選んだ人が多数。
パン派の人にとっては、トースターはこだわるべき家電のひとつといえそうです。
また最近ではオシャレなトースターも多いため、見た目を重視して選んだ人もいました。
同率7位 コーヒーメーカー
- 毎朝必ず使用する家電なので、簡単かつおいしいコーヒーが飲めてQOLが上がったからです(20代 男性)
- おしゃれなので「朝から気分があがるな」と思います(30代 女性)
- 今まで使っていたコーヒーメーカーよりも格段にコーヒーの味が良くなったので、こだわって選んだ甲斐がありました(40代 女性)
同率7位は「コーヒーメーカー」でした。
短時間でおいしいコーヒーが淹れられると人気のコーヒーメーカー。
機種によって味が違い、アレンジできるメニューの種類も変わることから、こだわって選んだ人が多くなりました。
家庭にコーヒーを飲む人が複数いる場合、それぞれの好みを考慮して選びたいですね。
家電を選ぶ際の情報源は「ネット・知人の口コミ」
「家電を選ぶ際に何から情報を得るか」を聞いたところ、「ネット・知人の口コミ(249人)」を挙げた人が半数近くと圧倒的1位でした。
3位の「YouTubeなどの動画(93人)」、4位の「SNSの投稿(38人)」も、実際に使ってみての使用感をレビューしていることが多いため、口コミと同じ感覚なのではないでしょうか。
では具体的な回答を紹介します。
1位 ネット・知人の口コミ
- 営業トークではなく、生の声が聞けるから(20代 男性)
- 「ネットで良い書き込みが多い商品は信用できる」と思っているからです(30代 男性)
- オンラインショップの口コミ。購入して使用した人の感想がたくさん載っているから(40代 女性)
1位は「ネット・知人の口コミ」です。
口コミをチェックするのは「友人・知人」「ECサイト」「口コミサイト」など。
メーカーや販売店からの情報だけではなく、「実際使ってみてどう感じたか」を知りたい人が多いとわかります。
口コミの数が多いと「購入した人が多いんだな」と安心できる人もいます。
2位 販売員の話
- 店員さんから聞いた方が詳しい情報を得られる。ネットのレビューは個人による主観が多いため(20代 男性)
- 自分の知りたい事をピンポイントで詳しく教えてくれるからです(40代 女性)
- レスポンスが早いと思うから(50代 女性)
2位は「販売員の話」でした。
販売員の話を聞く場合、店頭で商品を見ながら話すことがほとんどでしょう。
家電を触りながら詳しく説明を聞けるのは大きなメリットですし、わからないことがあったときにすぐ答えが返ってくるのも販売員ならではです。
「実際に店舗で一番売れている商品を聞く」という人もいました。
3位 YouTubeなどの動画
- 文字だけの口コミやレビューより、顔出ししている配信者さんのほうが信用できると感じるからです(20代 女性)
- 実際に商品を購入した人が動画で説明してくれるため、自分が買った時の参考になる(40代 男性)
<li手軽に映像で商品のレビューを見れるから(30代 男性)
「YouTubeなどの動画」が3位でした。
YouTubeなどの解説動画のメリットは、商品を見せながらわかりやすくレビューしてくれること。
好きなYouTuberや信頼しているYouTuberがおすすめするものなら、「買ってみたいな」「購入してもいいかな」と思いやすいでしょう。
家電系のチャンネルはもちろん、料理系チャンネルで調理家電の動画を見た人もいました。
4位 SNSの投稿
- Instagram。知りたい情報をハッシュタグから一度にたくさん得られるし、写真つきで分かりやすいから(20代 女性)
- ハッシュタグ検索で生の声が聞けるから(30代 男性)
- X(Twitter)。レビューのように構えた文章でなくて、日常の会話のように自然な文章で商品の感想を読めるので(40代 女性)
4位は「SNSの投稿」でした。
とくにInstagramを挙げた人が多くなっています。
ハッシュタグ検索でほしい情報を一気に確認できるほか、動画も短いものが多いので、スキマ時間で情報収集しやすいのがメリットのようです。
広告なしの投稿であれば、「より本音に近い意見が聞ける」と感じる人も多いのではないでしょうか。
同率4位 店頭で実物を見る
- 間違いなく自分の好みにあったものを買えるから(20代 男性)
- 実際に触って「サイズ感」「重さ」「音」を確認したいので(30代 女性)
- 店頭で実際見て選ぶ派です。見て自分の直感で決めるのが好きです(50代 女性)
もうひとつの4位は「店頭で実物を見る」でした。
ネットで購入すると「イメージと違った」「思ったより大きかった・小さかった」というケースもあります。
家電の色やデザインにこだわって選ぶ場合には、最終的にはネットで買うにしても、店頭で実物を見ておくのがおすすめです。
店頭で、ネットでは見つけられなかった商品に出会うこともあるでしょう。
6位 メーカー公式サイトの情報
- 店やインフルエンサーの主観が入っていない、純粋な情報が欲しいから(40代 男性)
- ショッピングサイトの情報は不十分なことがあるので、メーカーのサイトを必ず見ます(50代 女性)
6位は「メーカー公式サイトの情報」でした。
スペックや注意点について正確な情報を得るため、メーカー公式サイトを確認する人も多数。
購入前に取扱説明書をチェックして、希望する使い方は可能かを調べる人もいます。
口コミなどでよいイメージが膨らんで「欲しい」と勢いで買ってしまう前に、冷静に正確な情報をチェックすることで、失敗を減らせそうですね。
7位 比較サイト・まとめサイト
- 価格も調べられて見やすいからです(20代 男性)
- メリットデメリットが分かりやすいから(20代 女性)
- 安いサイトと店頭の値段を比較するため(30代 女性)
7位は「比較サイト・まとめサイト」でした。
比較サイトなどは「欲しい家電ジャンルの人気商品・新商品」を調べるのに便利で、いくつかの商品を比較検討する際に役立ちます。
「サイトごとの販売価格」などもわかりますので、できるだけ安く買いたいときにもチェックしておきたいですね。
家電の比較検討にかかる時間は「1日」
「家電を購入する際の比較検討にかかる時間」で最も多かった回答は「~1日(1日で決める)」でした。
短時間で口コミやスペックを調べて、購入する商品を決めてしまう人が多いようです。
一方、「1週間」「1ヶ月」など比較的長い時間がかかった人からは、「高額だから」「家族とも相談が必要だから」という声が寄せられました。
購入する商品の価格帯や、一人で使うか家族で使うかによっても、検討期間には差がありそうです。
まとめ
こだわってよかった家電としては「家事を楽にしてくれる家電」「料理・調理の質を上げてくれる家電」が多く挙げられました。
具体的にどの家電にこだわるかは人・家庭によって違うものの、生活の質を上げてくれる家電にはこだわりたい人が多いとわかります。
こだわって選ぶ際には口コミを参考にする人が多数。
口コミは確かに貴重な情報源ですが、素人の主観が含まれています。
「正確かつ詳しい情報」「実際の売れ筋商品」を知りたい場合には、家電量販店の販売員に話を聞いてみるのもおすすめです。
店舗に行って商品を触ってみることで、使用したときのイメージも湧きやすくなるでしょう。