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高級マンションにどんな魅力を求めるのかは、人によって違います。
実際に多くの人が「これがあると高級だと思う」「こんな条件が理想的」と感じるポイントとは何なのでしょうか。
今回は全国の男女500人を対象に、「理想とする高級マンションの条件」について聞きました。
- 調査対象:全国の男女
- 調査期間:2025年11月13日~14日
- 調査機関:自社調査
- 調査方法:インターネットによる任意回答
- 有効回答数:500人(女343人/男157人)
- 回答者の年代:20代 18.8%/30代 36.6%/40代 25.0%/50代以上 19.6%
高級マンションに住んでみたいと思う人は83.2%

全国の男女500人に「高級マンションに住んでみたいと思うか」を聞いたところ、「ぜひ住んでみたい(27.4%)」「ちょっと住んでみたい(55.8%)」が合わせて83.2%でした。
多くの人が高級マンションに憧れや興味をもっていることがわかります。
高級マンションは住環境が快適で、特別感を味わえると期待できるため、興味をもつ人が多いのも納得です。
理想とする高級マンションの条件1位は「共用設備が充実している」

「理想とする高級マンションの条件」の1位は「共用設備が充実している(38.8%)」でした。
2位「眺望がいい(28.4%)」、3位「防犯性能が高い(28.0%)」、4位「防音性能が高い(27.4%)」が続きます。
理想の高級マンションに求められるのは、暮らしやすさと特別感だとわかります。
「共用設備」「防犯」「防音」などは、安心して快適に暮らせる住環境を整えるための設備です。
一方「眺望」「デザイン」などは、日常に特別感を与え、豊かな気分を味合わせてくれる要素となっています。
1位 共用設備が充実している
- 「ラウンジ」「フィットネスルーム」「ゲストルーム」など、共用施設が整っている(20代 女性)
- 中高校生の頃に家族で住んでいたマンションには、「コンビニ」「カラオケや映画が堪能できるシアタールーム」「機材が揃っているトレーニングジム」「ビリヤードやアスレチックがあるプレイルーム」など、共用施設がありました。今でも住みたいなと思う理想なマンションでした(30代 男性)
- マンション内で快適に過ごせる施設が充実している(40代 男性)
1位は「共用設備が充実している」でした。
欲しい共用設備として挙げられたのは「ジム」「スパ」「ラウンジ」「ロビー」が多く、他に「ゲストルーム」「屋上テラス」「図書コーナー」などもありました。
共用設備が充実していると、マンションの外に出なくてもさまざまなアクティビティが行えて、日常生活はより便利で豊かになります。
また共用設備に、住民同士の交流の場となる機能を求めている人もいました。
マンションの中で日常生活が完結する環境は、忙しい人にとっても安心感をもたらすと期待できます。
2位 眺望がいい
- 昼と夜で違う景色が楽しめると、気分が変わっていいなと思います(20代 男性)
- バルコニーが広く、空や景色がきれいに見えること(30代 女性)
- 眺めが良くて、夏には花火が部屋からでも見れるような場所にある(40代 女性)
「眺望がいい」が2位でした。
住宅性能などとは直接関係ありませんが、「家からの景色が美しいと、気分転換になる」と感じている人が多いことの表れだと考えられます。
また花火などの人気イベントを家から眺められると、特別感も味わえます。
家から富士山を見たいという声もありました。
タワーマンションなど、実際に眺望の良い高級マンションも少なくありません。
3位 防犯性能が高い
- セキュリティがしっかりしていて、プライベートが守られること(30代 女性)
- 住人しか入れないセキュリティ完備のエントランス(40代 女性)
- 防犯システムがあり、入居者の身元がしっかりしていて、安全で安心して暮らせる(50代以上 男性)
3位は「防犯性能が高い」です。
高級マンションには高い防犯性能を求めている人も多くなりました。
入館管理がしっかりしているマンションだと、外部の人が容易に出入りできないため、プライバシーが守られ、安心して暮らせます。
具体的な防犯対策としては、オートロックや防犯カメラなどポピュラーなもののほか、「警備員やコンシェルジュなど、有人での対策」「特定階にしか止まらないエレベーター」「スマートキー」などが挙げられました。
4位 防音性能が高い
- 防音性が良く、夜間の音の心配をすることはないところ(30代 男性)
- 防音性が抜群で、どんな時間に音楽を演奏しても苦情が来ない(40代 男性)
- 防音性が高く、隣や上下階の生活音が気にならないこと(50代以上 女性)
「防音性能が高い」が4位となりました。
マンションなどの集合住宅で暮らすときには、隣人と距離が近くなるため、音に気を遣う場面も多くなりがちです。
そのため高級マンションには防音性能を求めたいという人も多くなっています。
音の心配がないと、「家で楽器の演奏を楽しむ」など自分らしく暮らせますし、隣人の音でストレスを感じることも減ります。
「隣人を気にしたくないので、ワンフロア1世帯のマンションがいい」という声もありました。
5位 立地が良い
- 駅近で交通利便性が高く、「スーパー」「カフェ」「医療施設」など生活インフラが整っていること。静かで落ち着いた雰囲気があるとさらに理想的(30代 女性)
- 利便性の高い都心にある(40代 女性)
- 駅やショッピングモールと直結で、外に出ることなく移動や買物ができる(50代以上 男性)
「立地が良い」が5位に入りました。
室内環境がホテル並みに高級で充実していても、立地が不便だと快適に住まえない可能性があります。
そのため高級マンションには建物の良さだけではなく、立地の良さを求める人も多数います。
具体的には「駅に近い」「商業施設や医療機関に近い」などです。
駅近の中でもさらに「駅と直結で、雨に濡れずに駅まで行ける」という条件をつけた人もいました。
生活スタイルによって求める利便性と立地は異なりますが、それぞれの基準で重要なポイントになることは間違いないと考えられます。
6位 コンシェルジュがいる
- コンシェルジュが24時間いる(20代 女性)
- コンシェルジュがいて、宅配などもすべて受け取ってもらえる(30代 女性)
- マンションコンシェルジュのサービスがある物件(50代以上 男性)
6位は「コンシェルジュがいる」でした。
マンションコンシェルジュとは、マンションに常駐して住民の生活をサポートするスタッフのことです。
マンションによってコンシェルジュの対応範囲は異なりますが、「来客対応」「宅配便の預かり」「共用設備の予約受付」「トラブル対応の窓口」といった役割を担います。
コンシェルジュがいると日々のちょっとした面倒を任せられ、家にいながらホテルのような対応を受けられるのがメリットです。
コンシェルジュが24時間常駐している物件なら、防犯面や非常時の対応面でも安心できます。
7位 スペースに余裕がある
- 部屋がちゃんと広くて、家具を置いても落ち着ける余裕のある広さがあることです(20代 男性)
- 広々としたお部屋(30代 女性)
- リビングが40帖以上ある(40代 男性)
「スペースに余裕がある」が7位です。
高級物件に住んでいても、広さに余裕がないと、ゆったりした気分になれないことも多いと推測できます。
ゆったりした空間があることで、心のゆとりにつながりやすいためです。
そのため、家具を置いても窮屈に感じない広さや間取りを求める人も多くなりました。
居室だけではなく、水回りや玄関の広さを求める人もいます。
8位 デザインに高級感がある
- デザイナーズマンションで、建物自体が美しくオシャレ(30代 女性)
- 内装・外装とも重厚感がある(40代 女性)
- 外装・内装が洗練されている(50代以上 女性)
「デザインに高級感がある」が8位に入りました。
デザインに高級感や上質感があることで、家にいながらホテルのような非日常性を感じられます。
そのため「マンションの内外装に使われている素材」「照明や植栽」も含め、デザインに高級感があると、家で過ごす時間そのものが特別に感じられます。
家に帰って来たときに「このマンションを選んでよかったな」といった満足感を得やすいのも、デザイン性の高い住まいを選ぶメリットです。
9位 高層マンションである
- 高層階のマンション(30代 女性)
- タワーマンション(40代 男性)
- 高層階まであるタワーマンション(50代以上 女性)
「高層マンションである」が9位です。
低層マンション派もいましたが、高層マンション派のほうが多くなりました。
高層マンションの高層階に住むことで、眺望が得られることも理由のひとつだと考えられます。
また高層マンションやタワーマンションは一般的に大規模で設備や管理体制が充実しており、駅前など便利な立地に建っていることがことも多く、快適に暮らせます。
10位 住宅設備の質が高い
- 床暖房など快適に暮らせる設備が整っている(30代 女性)
- 室内の設備が整っていて、不便を感じることがない(40代 女性)
- 「キッチン」「ユニットバス」「照明器具」など設備のグレードが高く、ホテルのようなつくり(50代以上 女性)
「住宅設備の質が高い」が10位となりました。
室内で毎日使う住宅設備の質、日常の満足度に大きく影響します。
ハイクオリティで多機能な住宅設備が導入されていれば、不便が減り、快適さが増すからです。
具体的には「床暖房」「高性能なキッチン設備」「バスルーム」などを挙げた人が多くなりました。
高級と感じるマンションのポイントは「デザインに高級感がある」

「高級と感じるマンションのポイントは何か?」という問いには、「デザインに高級感がある(44.6%)」と回答した人が最も多くなりました。
2位「価格が高い(33.2%)」、3位「住民の雰囲気がいい(23.0%)」が続きます。
「消費者が高級だと感じやすいマンション」には、見た目の上質さや機能性などの特徴がありました。
さらにハード面だけではなく、「コンシェルジュがいる」「住民の雰囲気がいい」といったソフト面についても、高級感の根拠になっていることがわかります。
1位 デザインに高級感がある
- 内装がラグジュアリー(30代 女性)
- まず建物全体のデザイン性と、高級感のあるエントランス(40代 女性)
- 建物や内装のデザインが洗練されていて、使われている素材にもこだわりがあることです(50代以上 男性)
1位は「デザインに高級感がある」でした。
多くの人が、マンションの見た目で高級な物件かどうかを判断していることがわかります。
「デザインが洗練されているな」「いい素材を使っているな」と思うと、高級マンションだと思うのですね。
視覚的な豊かさが、高級マンションらしさに直結しています。
外観やエントランスの重厚感を挙げた人も多く、第一印象の大切さが浮き彫りになっています。
2位 価格が高い
- 価格が高いのはもちろんです(30代 女性)
- 価格が最低でも億(40代 男性)
- 価格が高ければ、高級と言っていいと思います(50代以上 男性)
「価格が高い」が2位でした。
価格が高いことは、価値の高さを簡単に印象づけてくれます。
高価格帯のマンションは、立地や設備にコストがかかっているから、高くなっていると考えられるからです。
「価格が高いなら、高品質で高級なマンションだろう」と思いやすいのですね。
3位 住民の雰囲気がいい
- 住んでいる人から感じる上品さ(20代 女性)
- 住民のマナーや雰囲気が落ち着いていて、静かで安心できる環境がある(40代 男性)
- 住んでいる人たちの生活レベルが高く、品がある(50代以上 女性)
3位は「住民の雰囲気がいい」です。
「住民のマナーがいい」「騒ぐ人がいない」という落ち着いた雰囲気のマンションだと、高級感を感じるという人もいました。
品のある人が住んでいるマンションという印象が、マンションのブランド力になるとわかります。
マナー意識の高い住民が多いと、共用設備などもきれいに維持しやすく、物件の価値が落ちにくいメリットもあると推測できます。
建物そのもののグレードだけではなく、住民の雰囲気も、マンションの価値を左右する重要な要素です。
4位 立地が良い
- 立地が良く、駅に近いなど土地の高い場所にある(30代 男性)
- 市街地の真ん中にそびえ立っている(40代 女性)
- 「高級住宅街」と言われる地域にある(50代以上 女性)
「立地が良い」が4位となりました。
「駅に近くなど、利便性が高い」「高級住宅街などブランド力のあるエリア」といった場所にあると、地価は高くなります。
結果的にマンションの価格が高くなることにつながり、高級というイメージにつながります。
また交通アクセスの良さといった利便性などは、住まいの価値を構成する要素の中でも重視する人が多いもの。
人気が高いだけに、駅直結などの物件は「限られた人が住む場所」という印象にもなると考えられます。
5位 防犯性能が高い
- 警備員が常時数人いる(30代 男性)
- 24時間常駐のセキュリティ(40代 男性)
- プライバシー保護やセキュリティ対策が強固(50代以上 女性)
「防犯性能が高い」が5位に入りました。
防犯性能が高いマンションは安心感につながります。
安心安全を高める要素に投資しているマンションも、高級だと捉えられていました。
ただ「オートロック」「スマートキー」「防犯カメラ」などのセキュリティ対策は、高価格帯以外のマンションでも採用されています。
「警備員が複数人」「24時間常駐」といった人によるセキュリティ対策など、通常のセキュリティ対策を超えるコストや手間がかかっている物件については、高級だと感じる人が多くなっています。
6位 スペースに余裕がある
- 部屋がいくつもあって広い(30代 女性)
- リビングの広さ(40代 男性)
- 空間の使い方が贅沢。エントランスフロアがアトリウムになっている、建物以外に十分な土地があって草木などが植えられているなど(50代以上 男性)
6位は「スペースに余裕がある」でした。
広い居室やエントランスは、広いというだけで贅沢さを感じさせます。
建築コストや土地の確保が必要となるからです。
とくに立地の良い場所でゆったりとした空間を確保できるマンションには、高級感があります。
居室の間取りや専有面積だけではなく、マンション全体の敷地の広さや、共用スペースの広さを重視している人もいました。
7位 高層マンションである
- 高層階まであると高級だと感じます(30代 男性)
- 高層階で日当たり良好(40代 女性)
- 超高層である(50代以上 男性)
「高層マンションである」が7位です。
タワーマンションに代表される高層マンションは、建設コストの高さや技術力が求められ、希少性も魅力。
さらに立地がいいところに建築される大規模な建物になるので、共用スペースも充実しやすく、高級感を与えることにつながると考えられます。
また高層階では眺望や日当たりが良く、特別な景色の中で日常生活を送れて、高級感を楽しめます。
8位 コンシェルジュがいる
- エントランスにコンシェルジュがいる(30代 男性)
- コンシェルジュが荷物を預かってくれて、宅配ボックスの取り合いにならない(40代 女性)
- コンシェルジュが常駐で、24時間対応(50代以上 女性)
「コンシェルジュがいる」が8位に入りました。
コンシェルジュがいるマンションではホテルのようなサービスを受けられます。
例えば「荷物の受け取り」「来客対応」「クリーニングの受付」などです。
設備では代替できない、人の手によるサービスには、安心感や特別感があります。
そのため自分の生活を手助けしてくれる存在がいるマンションを、「特別な物件」「高級な物件」だと感じることも多いことがわかりました。
コンシェルジュがいることで「ワンランク上のマンション」というイメージになります。
9位 共用設備が充実している
- 共用スペースが充実している(30代 男性)
- 「ジム」「スパ」「キッズルーム」「ゲストルーム」などが充実している(40代 女性)
- ラウンジや共用施設が、豪華に完備されている(50代以上 女性)
「共用設備が充実している」が9位です。
ジムやスパなどの共用設備が充実していると、自宅にいながらにしてホテルにいるような気分を味わえます。
また普段からジムに通っている人なら、わざわざ時間をかけてジムに行く必要がなくなりますね。
「豊かな暮らしが叶うマンション」と期待できることから、共用設備が充実しているマンション派高級だと考える人も多くなっていると推測できます。
実際に豊富な共用設備を作るにはコストがかかりますし、維持するにもレベルの高い管理体制が必要です。
「住まう人の生活の質を上げるために、コストをかけている」という点そのものが、高級感となります。
10位 眺望がいい
- 部屋に、眺望が良くて開けた窓があることです(30代 女性)
- 窓からの眺望が美しいこと(40代 男性)
- 景色が素晴らしい(50代以上 男性)
「眺望がいい」が10位となりました。
眺望の良いマンションには、高級というイメージをもつ人もいます。
毎日美しい景色を楽しめることが、ゆとりや特別感につながるからだと考えられます。
窓から見える美しい景色は心を癒してくれたり高揚させてくれたりするため、眺望がいいと「暮らしの質が高い場所」という印象になるのですね。
まとめ
高級マンションに求める条件については「共用設備」「眺望」「立地」「コンシェルジュ」といった条件が挙げられました。
住まうことで生活の質を上げてくれるような要素が求められているとわかります。
一方で「高級マンションだな」と感じる要素としては、デザインや高層など見た目の部分も多く挙がりました。
つまり、見た目の上質さや価格から得られる特別感は入り口の部分で重要となり、さらに暮らしの質も充実すると、価格に見合う価値があると感じられて魅力的に思えるとわかります。
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