子ども部屋を用意したタイミングで最も多いのは「小学校入学前後」
小学生~高校生までのお子さんがいる500人に子ども部屋を用意したタイミングを聞いたところ、「小学校入学前後(123人)」が最も多く、全体の約25%にのぼりました。
2位は「中学校入学前後(54人)」となっており、進学をきっかけに子ども部屋をつくるご家庭が多いとわかります。
全体的には学齢期に入ってから子ども部屋をつくるご家庭が多数となっています。
学齢期に入ると教科書やランドセルなどの荷物も増えるため、「そろそろ子ども部屋を用意したほうがいい」と感じる人が多いのでしょう。
また、入学や引越しなどの変化も、子ども部屋を用意するきっかけになるとわかります。
1位 小学校入学前後
- 自立し始めるタイミングだと思ったから(20代 男性)
- 子どもが一人部屋を欲しがったから(30代 男性)
- ランドセルや教科書など、学校の持ち物が必要になるため。学習デスクを購入したため(40代 女性)
1位は「小学校入学前後」でした。
小学校入学と同時に学習机を購入し、机を置くために子ども部屋を用意したご家庭が多くなっています。
小学校に入学すると持ち物が増えるので、リビング以外に子どものものを置いておく部屋が欲しいと考える親御さんも多いでしょう。
「自分のものを自分で管理する」「自分の部屋で一人で寝る」などの取り組みについても、小学生・中学生になったからという理由があるので始めやすいです。
お子さん側も新たな生活に向けて、自分一人でやってみたいという意欲をもちやすいので、一人部屋を与えるのに適している時期といえるでしょう。
2位 中学校入学前後
- 受験勉強などを考えて、勉強環境を整えたかったから(30代 男性)
- 勉強する時間が長くなり、思春期にも入るし、プライベート部屋があったほうがいいのかと思いました(40代 女性)
- 子どもが個人の部屋を欲しがったことと、中学生なのでプライベート空間が必要だと思ったからです(50代以上 男性)
2位は「中学校入学前後」です。
中学生になると勉強時間が長くなるからという回答が目立ちました。
高校受験などを見据えて、勉強に集中するための場所として子ども部屋を用意したご家庭が多いとわかります。
また中学生くらいになると、お子さんから「自分の部屋が欲しい」という希望が出ることも多いようです。
「親子ケンカしたときに逃げ込める場所」「冷静になれる場所」があることで、親子間の衝突が減ったり、お子さんの心が安定しやすくなるメリットも期待できます。
3位 小学校高学年
- 子どもにもプライバシーが必要。一緒に寝ていると、寝相が悪く熟睡できないため(40代 女性)
- 小学校4年生になるとき。兄弟が増えたときに、上の子が落ち着く空間をつくってあげたくて用意した(40代 男性)
- 中学受験に向けて、集中できる環境が必要だった(50代以上 男性)
3位は「小学校高学年」でした。
「勉強に集中できる環境が必要」「プライバシーに配慮する年齢になってきた」など、勉強とプライバシーに関するコメントが多数。
また小学校高学年で親子が一緒に寝ていると、お子さんの体も大きくなっているので、親御さんが熟睡できないという事情もあります。
身体が大きくなってから学習机などを選ぶことで、長時間の学習に適したイスを選びやすいというメリットも。
さらに高学年くらいになると「友達の家に遊びに行く」という機会も増えるので、子ども部屋があると遊びやすいです。
親に見られない空間が大切になる年齢でもありますので、プライバシーを確保できる一人部屋の意義は大きいでしょう。
4位 3歳未満
- 子どものおもちゃや絵本を置いたり、安全に遊んだりできるスペースをつくりたかったから(30代 女性)
- いつか使うから先につくっておこうと思った(40代 女性)
- 成長に合わせて、早く一人で眠れるように育てたかったから(50代以上 男性)
「3歳未満」が4位でした。
出産を機に家を買い、将来に備えてあらかじめ子ども部屋をつくっておいたご家庭も多数。
小さいうちから子ども部屋で遊ぶのが習慣になっていれば、リビングにおもちゃが散乱しなさそうでいいですね。
欧米のように小さいころから一人寝をさせることで、「夫婦の時間を大切にできる」というメリットもあります。
5位 小学校低学年
- 友達や子ども同士で自由に遊べるスペースをつくりたかった。またお片付けや綺麗に使うことを学んでほしいから(30代 女性)
- 宿題の量が増えたため。また下の子が邪魔してしまうため、宿題・勉強に集中できない様子だったから(40代 男性)
- おねしょしなくなったので、一人で寝ても大丈夫だと判断した(50代以上 男性)
5位は「小学校低学年」でした。
小学校入学時に子ども部屋を与えるご家庭が多いので、お子さん自身が小学校低学年の時期に「友達は自分の部屋をもっているんだ」と知ることもあるでしょう。
周りに影響されて、「自分も自分の部屋が欲しい」と思うのは自然ですよね。
また教科書やランドセルが場所をとるため、親が「リビング以外に荷物を収納する場所が必要」と感じることもあるでしょう。
下の兄弟が小さいと、リビング学習を邪魔されてしまうこともあり、自室で勉強したほうがはかどることも。
部屋をもつタイミングには「兄弟の事情」も影響することがわかります。
6位 幼稚園・保育園
- 今後成長とともに必要になってくると思ったから(30代 男性)
- 今後子どもの荷物が増えてくるのと、集中して勉強する時期が来ると思うので用意した(40代 女性)
- おもちゃが増えてリビングが片付かなくなったから(30代 女性)
「幼稚園・保育園」が6位でした。
「小学校入学に向け、先を見越して用意した」などの声が寄せられていました。
小学校入学前に、一人で寝る練習や片付けの練習をするために使っているご家庭もあります。
入学前に子ども部屋を用意する場合、購入する学習机やベッドをじっくり検討できるメリットがあります。
7位 家の購入・引越しのとき
- 部屋が増えたから(30代 女性)
- プライベートな空間が必要なときが来ると思ったからです(40代 女性)
「家の購入・引越しのとき」が7位でした。
お子さんが大きくなって、子ども部屋をつくるために家を購入したり引越したりする人も多いでしょう。
また家を購入する際に、あらかじめ「のちのち子ども部屋として使うだろう部屋」を組み込んで建築するご家庭も多いです。
子ども部屋に過不足が出ないように、子どもの数が決まってから家を買ったという声もありました。
子ども部屋の悩みは「狭い」
子ども部屋の環境に関する悩みの1位は「狭い(89人)」、2位は「収納が足りない(59人)」でした。
子ども部屋に十分なスペースがないという悩みをもつご家庭が多いとわかります。
「子どものために引っ越したのに、子ども部屋が狭い」というコメントが複数あったことから、想定よりも広いスペースが必要になったケースが多いと考えられます。
例えば「子どもの趣味により、予想以上に荷物が増えた」「子どもの数が増えて、2人で1部屋を使うようになった」といったケースがあるでしょう。
内見のときは広く見えても、荷物を入れると思った以上に狭くなるという体験談もよく聞きます。
3位には「日当たりが悪い(34人)」、4位には「日当たりが良すぎる(19人)」がランクイン。
日当たりが悪いと暗かったり寒かったりしますし、日当たりが良すぎると暑くなって夏の電気代がかさむことも。
子ども部屋が複数あって広さや日当たりなどの環境が違う場合、兄弟間の不公平さを気にしている親御さんもいました。
子ども部屋があることのメリット1位は「リビンクが散らからない」
子ども部屋があることのメリット1位は「リビンクが散らからない(143人)」でした。
2位「プライバシーを守れる(105人)」、3位「自立心が芽生える(87人)」と、親離れに関するコメントが続きます。
次ぐ4位は「勉強しやすい(85人)」、5位は「集中できる場所になる(35人)」でした。
子ども部屋をもつことは、お子さんにとっても親御さんにとってもメリットがあるようですね。
1位 リビンクが散らからない
- 自分の部屋におもちゃなどを置くようになり、リビングにスペースができた(30代 男性)
- 子どもの荷物が一か所に集中するようになったので、部屋(とくにリビング)がスッキリした(40代 男性)
- 子ども部屋以外は散らからないようになった(50代以上 女性)
1位は「リビンクが散らからない」でした。
お子さんの荷物を子ども部屋にまとめると、リビングなどの共有スペースが散らかりにくくなります。
お子さんに「リビングを片付けて」と指示することがなくなると、親御さんのストレスも少なくなるでしょう。
カラフルなおもちゃがリビングからなくなると、リビングを親御さんが好きなテイストにしやすいメリットもあります。
2位 プライバシーを守れる
- 子どもたちも外で頑張って帰ってくるので、一人でほっとしてゆっくりできる部屋があることで、疲れをとれる(40代 女性)
- プライバシーが守られ、精神の安定につながる(50代以上 女性)
2位は「プライバシーを守れる」です。
お子さんが小さいうちは、いつも親御さんと一緒にいて、プライバシーについてはさほど気にならないかもしれません。
しかし成長するにつれ、お子さんも一人の時間や空間が欲しいと思い始めるものです。
スマホで友達とやりとりするにしても、親に声を聞かれたり画面を見られたりしない場所でやりたいと考えるでしょう。
そのため「子どもにも一人の時間が必要」「一人になれる空間があることで、メンタルの安定につながる」というコメントが寄せられています。
「男女兄弟なので、プライバシーを意識した」という声もありました。
3位 自立心が芽生える
- 自分で片付けをするようになった。制服や体操服を自分で管理するようになった(30代 女性)
- 部屋の整理整頓を自分でするようになった(40代 男性)
- 子どもが自室で生活することで、自立心が高まる。自分の場所をもつことは大事(50代以上 男性)
3位は「自立心が芽生える」でした。
「荷物を自分で管理する」といった体験を通じて、自分のことは自分でするという習慣が身につきます。
片付けのコツをつかんだら、自分でできるという自信にもつながるでしょう。
また模様替えなどをお子さん自身がすることで、親に聞いたり頼ったりせずに自分で考える力も身につくのではないでしょうか。
4位 勉強しやすい
- 自主学習や家庭教師とのzoomでのやりとりはしやすい(30代 男性)
- 兄弟に邪魔されず、勉強できるようになりました(40代 女性)
- 自分から進んで学習机に向かって勉強するようになった(50代以上 男性)
4位は「勉強しやすい」でした。
兄弟などがいる場合、リビングでは勉強が進まないこともあります。
上記のような場合に個室があれば、一人で勉強できますね。
また個室をもらったことで、勉強に対する意欲が高まるお子さんも多いとわかりました。
勉強時間が増えてくる小学校高学年や中学生くらいからは、勉強するうえでの「個室があるメリット」は大きいと考えられます。
5位 集中できる場所になる
- 自分の好きなことにのめり込める(30代 女性)
- 子どもたちだけで集中して遊びやすい(30代 男性)
- 自分でやりたいことを部屋で集中してできる点が子どもにとってのメリット(40代 女性)
「集中できる場所になる」が5位でした。
個室があると、勉強に限らず趣味や考えごとにも集中できます。
ハンドメイドや細かい作業など集中してやりたいことがあるとき、一人になれる場所があると便利ですね。
「子ども部屋をつくったら、子どもが部屋で本を読むようになった」という体験談もありました。
6位 友達を呼びやすい
- 友達が来てもうるさくない(30代 女性)
- お友達を呼ぶときに、リビングでもてなす必要がない(30代 女性)
- 子どもが友達を連れてきたとき、リビングではなく子ども部屋で遊べる。親はリビングでくつろげて、子どもたちは親の目を気にすることなく遊べる(40代 女性)
「友達を呼びやすい」が6位でした。
子ども部屋があると、親の目を気にせずに遊べます。
親としても「あんまり会話を聞いちゃいけないかな」「おもてなししないといけないかな」と気を遣う必要がなくなります。
7位 一人で寝てくれる
- 一人で寝るようになった(30代 女性)
- 寝るときは個室のほうがリラックスできるようです(40代 男性)
- 今はまだ荷物置きという感じですが、病気になったときに一人で寝かせるときにもさほど苦労しません(40代 女性)
「一人で寝てくれる」が7位でした。
小さなお子さんでも、子ども部屋に好みのベッドを設置することで、「一人で寝たい」という意欲が湧いてくることも。
お子さんが一人で寝てくれると、親御さんも落ち着いてぐっすり寝られます。
「寝ているときに子どもがくっついてきて暑い」「子どもの寝相が悪く、蹴られたり手があたったりして起きてしまう」といった悩みがなくなります。
お子さんのタイプにもよりますが、お子さんとしても慣れてくると一人のほうがよく寝られるというケースは多いようです。
子ども部屋があることのデメリット1位は「子ども部屋が汚くなりがち」
反対に、子ども部屋があることのデメリットを聞いたところ、ダントツは「子ども部屋が汚くなりがち(188人)」でした。
2位「何をしているかわからない(102人)」、3位「部屋にこもってしまう(95人)」も多くの票を集めています。
1位の「子ども部屋が汚い」では、実際に「汚い」「不衛生」というデメリットが発生しています。
しかし「何をしているかわからない」「部屋にこもってしまう」の場合、実際に不都合が起こっているとは限りません。
実際に悪いことが起こっているかどうかに関わらず、親の目が行き届かないことへの不安や心配が大きいのではないでしょうか。
子どもを信頼できるかや、見えない部分をある程度可視化できるようなコミュニケーションがとれるかで、デメリットの感じ方が変わるのではないでしょうか。
1位 子ども部屋が汚くなりがち
- 学校からのプリントなどを部屋に溜め込んでしまうため、部屋が汚い(30代 男性)
- 掃除をしなくて散らかりっぱなしになること(40代 女性)
1位は「子ども部屋が汚くなりがち」でした。
「掃除が面倒」「片付けや整理整頓ができない」というお子さんの場合、部屋が汚くなりやすいです。
食べ物などが放置されていると衛生面でもよくありません。
自分のものを自分で管理してほしいという思いで子ども部屋を与えた親御さんの場合、ガッカリしたり、子どもとケンカになったりすることもあるでしょう。
また「子どもの部屋である以上、親が勝手に掃除や片付けできないので困る」という人も多くなっています。
2位 何をしているかわからない
- 何をしているか把握できないので心配(40代 女性)
- 部屋に入ってしまうと、勉強しているのか遊んでいるのかわからない(50代以上 女性)
2位は「何をしているかわからない」です。
お子さんが子ども部屋にいる時間は、親の目が届かないので何をしているかわからない状態になります。
プライバシーを確保するために子ども部屋があるので、何をしているのかわからないのは、当然といえば当然です。
しかし、当然なことと理解しつつも、心配になる親御さんも多いとわかります。
勉強するといって部屋に行ったのに、実際にはスマホを触ったりゲームをしていたりする可能性もあるので、「ちゃんと勉強しているのかな」と不安になる人も多いのでしょう。
また見えないところで「SNSいじめ」など人間関係のトラブルに巻き込まれている可能性もあります。
3位 部屋にこもってしまう
- 部屋にこもってしまうことが心配です。「何かあったときに子どもの変化に気づきにくくなるのではないか?」と思います(30代 女性)
- 部屋にいる時間が長いので、運動不足を感じる(40代 男性)
- 自室の居心地がいいのか、多くの時間をそこで過ごす(50代以上 男性)
3位は「部屋にこもってしまう」でした。
部屋で集中する時間は大切ですが、こもりっきりだと心配になる親御さんは多いでしょう。
こもりっきりになると、運動不足や、家族との生活時間がずれるといった可能性があります。
こもりっきりを防止するための方法としては、「鍵をつけない」「子ども部屋を快適にしすぎない」「リビングを子どもにとって快適な場所にする」などがあります。
4位 コミュニケーションが減る
- 部屋で過ごすことが多くなり、顔を合わせる機会が減った(40代 男性)
- 親子の会話が極端に減る(50代以上 女性)
4位は「コミュニケーションが減る」でした。
子ども部屋で過ごす時間が増えれば、親と過ごす時間は当然減ります。
年齢があがるほど、部屋にいる時間は長くなってくるでしょう。
顔を合わせる機会や会話が減ることで、「子どもの変化や悩みごとに気づけないのでは」と心配になる親御さんもいます。
適度にコミュニケーションをとるためには、「リビングを通って部屋に行く間取りにする」「ご飯の時間は合わせるルールにする」などの工夫ができます。
5位 ゲーム・スマホの時間が増える
- 部屋でゲームばかりしている(30代 男性)
- ゲームを無制限にやってしまう(40代 女性)
「ゲーム・スマホの時間が増える」が5位でした。
子ども部屋でスマホやゲームを触れる状態になっていると、ついつい手が伸びてしまうことも。
最初は本当に勉強するつもりで部屋に行ったとしても、ゲームやスマホの誘惑に負けてしまうこともあるでしょう。
予防法としては「ゲームやスマホはリビングで使うルールにする」などが考えられます。
ただし「どうして部屋でやっちゃいけないの」と反発を招くこともあるので、ルールの話し合いには注意が必要です。
6位 あるだけで使っておらず無駄
- ベッドを置いたけれど、一人で眠れず来てしまう(20代 女性)
- まだ一人で寝られないので、「学校関連の荷物を置く場所」という活用法になってしまっている(30代 女性)
- 子ども部屋が2階にあるためか、ランドセルや学用品などをリビングに置きっぱなしにしていることが多い(40代 女性)
「あるだけで使っておらず無駄」が6位でした。
子ども部屋を用意したものの物置状態になっているご家庭も多いようです。
子ども部屋が2階にある場合、ランドセルなどの荷物を持ったままの階段移動が面倒で、お子さんが嫌がることもあります。
また、一人で寝るのが怖いお子さんもいるでしょう。
心身の成長に合わせて、使い方を変えていくのが良さそうですね。
7位 生活リズムが乱れやすい
- 寝る前にゲームなどを持ち込むので、寝るのが遅くなってしまって朝寝坊すること(30代 女性)
- マンガの本を持ち込んで、夜ふかししてしまう(40代 男性)
- 遅くまで起きていてもわからない。「学校で居眠りをしていた」と子どものお友達から報告されたことがある(40代 女性)
「生活リズムが乱れやすい」が7位でした。
夜に子ども部屋でゲームやスマホをしたり、マンガを読んでいたりすると、夜ふかしをして朝寝坊してしまうことも。
学校で寝てしまうなど、学習面に影響を及ぼしている例もありました。
居眠りまでいかなくても、寝不足だと「起きているけどなんとなく集中できない」というケースも多くなります。
寝る前にゲームやスマホはしないなどのルールづくりが必要ですね。
ただ子どもだけにルールを課すと、「お父さんお母さんもベッドの中でスマホを使っているじゃない」などと反撃されてしまう可能性も。
家族共通のルールをつくってみんなで守れば、不公平感は生まれにくくなります。
まとめ
子ども部屋を用意するタイミングは「小学校や中学校への入学」と答えた人が多数。
入学は大きなライフイベントなので、自室をもつという大きな変化を起こす区切りにしやすいのでしょう。
また勉強が始まったり勉強時間が長くなったりするので、集中して勉強できる環境をつくってあげたいと考える親御さんも多いようです。
ただ親が一方的に進めてしまうと、「結局はリビング学習している」「一人で寝てくれない」という事態になることも。
小学校高学年くらいになると、お子さん側から自然に「自分の部屋が欲しい」という要望が出てくるケースも多いです。
お子さんから要望が出た場合は「お子さんの心の準備」もできていると考えられます。
「片付けをしなくて不衛生になる」「夜遅くまでスマホを触っていて寝不足になる」といった問題が起きないよう、ルールを決めたうえで子ども部屋を与えたいですね。