物件を探すとき、あなたはスマホ派ですか? それともパソコン派ですか。
不動産サイトやアプリを利用する人が増えるなかで、どのデバイスで探すかは、物件探しの快適さを左右する大切なポイントです。
今回は不動産サイトを使って実際に物件探しをした500人に「物件探しに使うデバイス」についてのアンケートを実施。
スマホとパソコン、それぞれの利用実態やメリット・デメリットを聞きました。
- 調査対象:不動産サイトを利用したことがある人
- 調査期間:2025年8月27日~30日
- 調査機関:自社調査
- 調査方法:インターネットによる任意回答
- 有効回答数:500人(女性294人/男性206人)
- 回答者の年代:20代 18.2%/30代 37.2%/40代 25.8%/50代 12.4%/60代以上 6.4%
物件探しで使うデバイスは「スマホ」が64.8%

不動産サイトを利用したことがある500人に「物件探しで使うデバイス」を聞いたところ、「スマホ(64.8%)」が「パソコン(33.8%)」を大きく上回りました。
「パソコンはなくてもスマホは持っている」という人も多いので、スマホが1位になるのは納得です。
また物件サイトの運営者などによって、スマホ向けの物件検索アプリも多数リリースされていて、スマホで物件探しがしやすくなっています。
物件探しをスマホで行うメリット1位は「いつでもどこでも探せる」

物件探しをスマホで行う324人に「スマホを使うメリット」を聞いたところ、8割近い人が「いつでもどこでも探せるから(77.5%)」と回答しました。
2位「すぐに探せる(14.2%)」、3位「気軽に探せる(8.6%)」が続きます。
全体的に、携帯性の高さや手軽さがポイントになっていることがわかります。
また「すぐに探せる」「気軽に探せる」といった声からは、パソコンを立ち上げたり不動産会社に出向いたりする手間を省き、スキマ時間で効率よく探したいというニーズが読み取れました。
1位 いつでもどこでも探せる
- どんな姿勢・体勢でも、どこにいても物件探しができる(30代 女性)
- ちょっとした空き時間など、どこにいても手軽に見ることが可能(40代 男性)
1位は「いつでもどこでも探せる」でした。
スマホなら、家でベッドに寝転びながらでも通勤電車でも物件探しが可能。
また時間についても、仕事の休憩時間や移動時間など、ほんの少しの空き時間でも物件探しができます。
忙しい毎日で落ち着いて物件探しできない状況でも、スマホがあればいつでもどこでも物件探しの時間をもてるメリットがあります。
つまりスマホは、物件を探す人に「自分のペースで探せる」というメリットをもたらしています。
2位 すぐに探せる
- PCだといちいち起動してからブラウザを開かないといけないのに対して、スマートフォンは常に身近にあります(20代 男性)
- スマホは基本的に電源が入りっぱなしですぐに使える状態のため、気になる物件のことを調べたいときに、直感的にパッと調べられるので便利だと思います(30代 男性)
2位は「すぐに探せる」でした。
スマホの電源は基本的に常時オンの状態であり、パソコンのように起動する手間がありません。
そのためスマホは、思い立った瞬間にすぐ手に取って使えるデバイスです。
検索や情報収集のスピード感が、スマホのメリットとなっていることがわかりました。
スピーディーな情報収集は物件探しにおけるリアルタイム性を高め、「同じような物件を探しているライバルに後れを取らない」というメリットにつながります。
3位 気軽に探せる
- 手軽に不動産物件を見られる(10代 女性)
- VRでの物件見学なども気軽にできるため、想像しやすい(20代 女性)
- ふとした気持ちで見れる(30代 女性)
3位は「気軽に探せる」となっています。
スマホでの物件探しには気軽さもあります。
「スマホは常に自分の近くにある」という人も多いので、「いい部屋ないかな」と思ってふと気持ちが向いたときに、物件サイトやアプリを開いて眺めることが可能。
パソコンのように「よし、探すぞ」という気持ちで画面の前に座るのとは違い、スマホでの物件探しは負担になりにくいことがわかりました。
4位 共有しやすい
- 物件情報を共有するとき、指先ひとつでURLをコピペしてすぐLINE等のSNSに送れるので、スマホのほうが便利だと感じる(20代 女性)
- どこでも見れて保存できて、パートナーにも共有できるのが便利です(30代 女性)
4位は「共有しやすい」でした。
スマホには、普段よく使うメッセージアプリやSNSも入っています。
そのため、物件サイトやアプリからすぐにメッセージやSNSに情報を送れるのは、大きなメリット。
とくに「同棲する」「家族と一緒に住む」などで、物件について相談したい相手がいる場合には、便利に使えます。
5位 操作しやすい
- 直感的にページを動かせるから(30代 男性)
- 普段使い慣れてるので、スムーズに検索ができる(30代 女性)
「操作しやすい」が5位です。
スマホを日常的に使い慣れている人にとっては、慣れているデバイスでスムーズに物件探しできるというメリットもあります。
とくにスマホはパソコンに比べて、タップやスワイプといった直感的な操作でページを移動したりアクションを起こせたりします。
そのため、初めてのサイトやアプリでもストレス少なく物件情報にたどり着けたり、不動産業者への連絡までこぎつけたりすることが可能です。
物件探しをスマホで行うデメリット1位は「画像が見づらい」

「物件探しをスマホで行うデメリット」の1位は「画像が見づらい(36.1%)」、2位は「小さくてわかりにくい(29.0%)」でした。
物件探しにスマホを使う際のデメリットは、「画面の小ささ」に集約されるとわかりました。
「画像が見づらい」「小さくてわかりにくい」は、スマホの画面サイズの限界から生じる不便さです。
また「比較しにくい」も、小さい画面では複数物件を並べて見比べにくいことから発生します。
メリットと合わせて考えると、スマホは「携帯できて便利だけど、しっかり確認したいときに手間」と言えます。
1位 画像が見づらい
- スマホ画面だと部屋の写真が小さくて見づらい。部屋の雰囲気がわかりにくい(30代 女性)
- スマートフォンは画面が小さいため、間取り図や地図を細かく確認する際に見づらいと感じることがあります(40代 女性)
- 画面が小さいため、写真や地図を拡大しないと細かい部分が見にくい(50代以上 男性)
1位は「画像が見づらい」でした。
物件探しでは、内観・外観の写真や間取り図などの画像から多くの情報を得ます。
しかしスマホの小さな画面では、どうしても細部が確認しづらくなります。
部屋の雰囲気、汚れの有無、水回りの様子など、実際の暮らしを想像するうえで重要な要素が見えにくいと、安心して検討できません。
画像は拡大できますが、拡大縮小の操作が面倒だという声も多くなっています。
2位 小さくてわかりにくい
- スマホだとやはり画面の大きさに限界があるため、どうしてもパソコンやタブレットより見づらく、その点では不便だと感じます(20代 男性)
- スマートフォンは小さいのでやはり、画面の大きさはパソコンに劣ってしまいます。ただ最低限の機能は果たしてくれます(40代 男性)
2位は「小さくてわかりにくい」でした。
スマホはコンパクトで便利な一方、ひとつの画面で表示できる情報量に限界があります。
機種により多少差はありますが、パソコンやタブレットと比べて、かなり画面が小さいからですね。
物件情報のように、文字・間取り図・写真など多くの情報を確認する場面では、小さい画面がネックとなり「見づらい」「わかりにくい」と感じやすくなります。
目が悪い人だと、「文字が小さくて見にくい」と感じるケースもありました。
3位 比較しにくい
- パソコンのように画面分割ができないので、比較する際にわざわざ別のタブを切り替える必要があること(20代 男性)
- 比較する際に画面を何個も出せないため、少し手間がかかる(30代 女性)
- いちいちスクショや印刷をしないと、比較しにくかった(40代 女性)
3位は「比較しにくい」となっています。
物件探しでは「いいな」と思う複数の候補を並べて検討することも多いですね。
しかしスマホではパソコンと違い、画面を分割して同時に比較するのは難しいのが実情です。
そのため比較するときには、いちいちタブを切り替えたりスクリーンショットを保存して見比べたりと、余計な手間が発生して効率が低下。
比較したい物件が多いほど、ユーザーはイライラを感じやすいと推測できます。
4位 操作しにくい
- 物件のサイトに掲載されている地図の操作がしにくいこと(20代 男性)
- 戻るボタンがわかりづらい位置にあることが多く、誤タップしやすい(20代 女性)
- 「地図を2本の指で拡大・縮小してください」という指令は、片手でできないので使いにくいです(40代 女性)
4位は「操作しにくい」でした。
「誤操作が多い」「地図の操作が難しい」という声が多くなりました。
例えばスマホサイトやアプリでは広告が表示されることも多く、予期せず誤タップして広告に飛んでしまうこともあります。
またスマホは片手で操作することも多いので、指が2本必要になると、難しく感じる人もいました。
5位 スクロールが手間
- 1物件ずつしか画面に出ないから、スクロールをたくさんしなければいけないため目が疲れる(20代 女性)
- 間取りを見るとき、スクロールしないと全部確認できない場合がある(30代 男性)
- 画面に表示される情報が少ないので、スクロールが面倒(40代 女性)
「スクロールが手間」が5位です。
スマホでは画面が小さく一度に表示できる情報が限られるため、1つの物件を確認するにも上下に長くスクロールする必要があります。
そのためスクロールがしんどくなってしまう人もいました。
スクロールを繰り返した結果、目が疲れると感じる人も。
また複数の物件を見比べるときは、物件ごとに同じ動作を繰り返すことになるため、煩わしさが増してしまいます。
物件探しをパソコンで行うメリット1位は「比較しやすい」

続いて、物件探しで主にパソコンを使うと回答した169人に「物件探しをパソコンで行うメリット」を聞きました。
その結果、1位は「比較しやすい(34.9%)」、次ぐ2位は「情報が見やすい(24.3%)」、3位は「画像が見やすい(15.4%)」でした。
パソコンで物件探しをするメリットは、画面の大きさに由来するものが多いとわかりました。
「比較しやすい」「情報が見やすい」「画像が見やすい」などは、広い画面を活かして複数の情報を並べたり、写真や間取り図の細部を確認したりできることによるメリットです。
「ざっくり探したいときはスマホで、しっかり調べたいときはパソコン」という声もあり、スマホが手軽なのに対し、パソコンはより慎重な検討を可能にするツールとして認識されていると言えます。
1位 比較しやすい
- 画面が大きく複数ページを同時にブラウザ表示できるので、タブの切り替えなどの小さい手間をかけずに、ストレスなく気になる物件を比較検討できる(30代 女性)
- 画像拡大はスマホでもできるが、複数物件を比較したいときにパソコンのほうが画面遷移は早く、閲覧するうえで快適なため(40代 男性)
- サイトを同時にいくつも開いて比較できる(50代以上 女性)
1位は「比較しやすい」でした。
パソコンは画面が大きく、複数ウィンドウを同時に開けます。
そのため複数の物件を比較したいときに効率が上がりです。
別々のサイトに掲載されている物件も、簡単に比較できます。
また複数ウィンドウを開けることにより、「エクセルに気になることをまとめながら閲覧できる」「別ウィンドウで地図や周辺情報を見ながら物件を検討できる」という声もありました。
2位 情報が見やすい
- スマホと違って広告がなく、画面が広く見やすいから(30代 女性)
- 画面が大きくて見やすく、目が疲れにくい(50代以上 男性)
2位は「情報が見やすい」でした。
パソコンは広い画面に多くの情報を表示できるため、物件検索サイトのレイアウトが見やすく、探すときの負担が少なくなります。
スマホに最適化されていないサイトであれば、とくにパソコンで見るほうが情報を探しやすくなります。
ひとつの画面でたくさんの情報を得られるので、目が疲れにくいという声も。
情報が見やすいと、物件探しの効率も上がると考えられます。
3位 画像が見やすい
- 画面が大きいので間取り図が見やすいのと、部屋の写真のイメージが湧きやすい(30代 女性)
- 画面が大きいので間取り図が見やすい。オンライン内見の動画が見やすい(40代 女性)
3位は「画像が見やすい」となっています。
小さなスマホ画面では画像の拡大縮小を繰り返す必要があるものの、パソコンなら最初から十分な大きさで表示されます。
そのため写真や間取り図から、生活のイメージを描きやすいのがメリット。
また画像が大きいため、複数人で画面を覗き込んで、物件情報を見ながらの相談もスムーズになります。
4位 操作しやすい
- 画面が大きく、ミスなく選択できるため(20代 女性)
- スマートフォンだと画面が小さいし、操作が難しいので。パソコンのほうが操作しやすいです(40代 男性)
4位は「操作しやすい」でした。
パソコンは画面が広く、マウスやキーボードによって、正確かつスムーズに操作できます。
マウスで押せる範囲が限られているので、「広告の誤タップ」「ボタンの誤タップ」のようなストレスが起きにくいのですね。
スマホに不慣れでもパソコンは操作できるという人もいて、操作におけるミスの少なさからパソコンを選んだ人も多いとわかりました。
パソコンとスマホのどちらが操作しやすいかは人それぞれですが、自分が得意なほうを選ぶことで、物件探し中のストレスを減らせます。
5位 詳細を確認しやすい
- 画面が大きいので詳細な部分まで見やすい(30代 女性)
- 大きい画面で詳細を確認できる点が便利である(40代 男性)
「詳細を確認しやすい」が5位です。
パソコンでは、大きな画面で、設備・築年数・写真の詳細部分などまでしっかり確認できます。
とく物件情報を慎重に検討したい人にとっては、詳細を確認しやすい環境は大きな安心感になります。
スマホでは細かい部分の確認に手間がかかっても、パソコンだと一気に確認できます。
物件探しをパソコンで行うデメリット1位は「持ち運びができない」

「物件探しをパソコンで行うデメリット」の圧倒的1位は「持ち運びができない(55.6%)」でした。
2位「立ち上げが面倒(7.7%)」、3位「すぐ見られない(5.3%)」、4位「情報量が多い(4.1%)」、5位「情報を共有しにくい(3.0%)」が続きます。
パソコンでの物件探しでは、携帯性や即時性の面にハードルがあるとわかります。
つまりは「気になった瞬間にパッと使えないこと」が、不便さやデメリットとして認識されているのですね。
場所や時間にとらわれず使えるスマホに比べ、パソコンは時間を確保したうえで、腰を据えて操作するツールという位置づけであると考えられます。
1位 持ち運びができない
- 外出先では見られないため不便(20代 男性)
- パソコンをいちいち出すのが面倒。Wi-Fiを家でしか設定していないので持ち運べない(30代 女性)
- パソコンだと持ち歩けないので、物件を現地調査するときに、メモ帳などに情報を記録保存する必要がある(50代以上 男性)
1位は「持ち運びができない」でした。
パソコンは画面の大きさや操作性で強みがある一方、携帯性には弱点があります。
そのため外出先で気になる物件を調べたいときや、現地で物件を確認しながら情報を照らし合わせたいときに、不便さがあります。
移動時間などのスキマ時間で物件探しを進めたい人にとっては、デメリットになります。
2位 立ち上げが面倒
- パソコンだと、スマホアプリのようにすぐに開いたり見たりできない(30代 女性)
- スマホより立ち上げに時間がかかり、すぐ開けないことが不便です(40代 女性)
- 外出先などでふと気になった点を思い出したときに、いちいちパソコンを起動して調べたり閲覧したりするのが不便(40代 男性)
2位は「立ち上げが面倒」でした。
パソコンはスマホと違って起動に少し時間がかかります。
スマホのようにすぐアプリを開けるわけではなく、電源を入れ、Wi-Fiにつなぎ、ブラウザを立ち上げる必要があるからですね。
そのためとくに「ちょっと見たいだけ」「ふと見たくなった」というシーンでは、面倒だと感じやすくなると考えられます。
3位 すぐ見られない
- 移動中や、仕事の空き時間などでちょっと見たいときに、パソコンを持ち歩いていなかったり、いちいち開くのは面倒だったりすると思いました(40代 女性)
- 必要に迫られて物件を再検討したいときに、すぐに見られないので不便(50代以上 女性)
3位は「すぐ見られない」となっています。
今すぐ確認したいと思った瞬間にパソコンでは対応できないのも、デメリットです。
スマホと違ってパソコンは常に持ち歩いているものではありませんし、立ち上げにも時間がかかるからですね。
タイムリーに情報をチェックできないので、必要に迫られて今すぐ再検討したいときに、イライラが募ると推測できます。
すぐ見られないので、「最新情報をチェックできない」など、リアルタイム性でも劣ってしまいます。
4位 情報量が多い
- 画面に表示される情報が多いので、読むのが面倒に感じることがある(30代 男性)
- 画面が大きいぶん、情報量が多い(40代 男性)
- 目に飛び込んでくる情報が多く、目移りしてしまうことがあります(50代以上 男性)
4位は「情報量が多い」でした。
パソコンは広い画面に多くの情報を表示できる一方で、情報がひとつの画面に詰め込まれすぎるというデメリットをもっています。
そして情報量が多すぎると、「読むのが面倒」「目移りする」といった不便さが生じます。
自分にとって必要な情報だけを素早く拾いたいときに、余計な要素まで視界に入ってしまうのですね。
情報が多いと詳細を確認しやすくなりますが、迷いや疲れを生み出す原因にもなることがわかりました。
物件サイトの運営者側にとっては、ユーザーを疲れさせないレイアウトの工夫や、情報の取捨選択が求められていると言えます。
5位 情報を共有しにくい
- スマホでしか使っていないSNSなどで、画像をすぐに共有できないこと(40代 女性)
- パソコンでいい物件が見つかったとしても、印刷するかスクショしてスマホに移すかしないといけないのが不便だと思います(50代以上 男性)
「情報を共有しにくい」が5位です。
パソコンでいい物件を見つけたとき、家族や友人に知らせにくいと感じている人もいました。
もちろんフリーメールにURLをつけるなどして送れますが、現在はLINEなどスマホのメッセージアプリを使っている人が多いので、パソコンからだとひと手間かかります。
共有しにくいのは、家族や恋人と一緒に物件の検討を進めたい人にとって、大きなストレスです。
まとめ
今回の調査では、物件探しにはスマホを主に使う人が多いとわかりました。
とくに若い世代では「パソコンは持っていないがスマホはある」という人も多いため、スマホ派が多数なのは納得の結果です。
スマホのメリットとしてはいつでもどこでも探せる手軽さがあるものの、画面が小さいため、画像が見にくいなどの不便も生じます。
一方パソコンは大きな画面で情報をじっくり検討できるものの、持ち運びや情報共有に手間がかかります。
「スマホであたりをつけて、じっくり内容を確認するときはパソコン」など使い分ければ、効率よくストレスの少ない物件探しにつながるでしょう。
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