- 営業事務
フラットな雰囲気の中で成長していきたい
不動産売買事業部 営業事務
島内 未来
2023年入社。秋田県出身。株式会社サイバー・バズにて広告営業を経験した後、AlbaLinkに入社。現在は営業資料の作成やお客様の電話対応など営業のサポート業務を行っている。
トップダウン感がなく、フラットなアルバリンク
Q. 入社に至る経緯を教えてください。
そもそも私は大学時代から、コワーキングスペースや、遊休地の活用など「場所づくり」に興味を持っていました。
ただ新卒時は、不動産関連の職に就きたい、という気持ちが高まらず、SNSマーケティングを扱うベンチャー企業に就職しました。入社後、勤務してひしひしと感じたのは、社内が古い体制だったことです。SNSマーケティングというトレンドに即した業務をしているのに、体制はトップダウン。目標達成に対しても、根性論で「どうにかしろ」という世界。自由に意見を言える雰囲気もない。そんな体制に違和感を募らせていきました。
「これは私が求めていたものではない」と感じ、数ヶ月で職を辞することになったのです。
その後の転職活動で面談した数社でもトップダウンの強さを感じてしまい、「私は会社員をやっていけるんだろうか」と思ったこともありました。
そんなときです。求人サイトでアルバリンクの存在を知り、応募事項を読むにつれ、学生時代に不動産や建物に強い興味があったことを思い出しました。早速応募し、アルバリンクの方々と面談してみると、フラットで自由な社内の雰囲気が感じ取れました。「これこそが私の求めていたものだ」と確信し、今年1月に入社しました。
Q. 入社後はどうでしたか?
実はそれまでAlbaLinkには営業事務というセクションがなく、私が第一号でした。ですから一般的な新人としての研修や先輩からの引き継ぎといったものはなく、自分で自分の仕事を確立していくような状況だったのです。
不動産に興味は持っていましたが、仕事としては未経験。そのためまずは業界の知識を深め、そのうえでAlbaLinkがどういうポジションにあるのか、どんな事業をしているのかといった、基本的なことから勉強し、それと並行して営業とコミュニケーションを取りながら業務を進めていきました。
「仕事をしながら覚える」という形で、研修はありませんでしたが、誰に何を聞いてもしっかり教えてくれる人たちでしたので、不安になるようなことはありませんでしたね。
自分の提案で業務フローを変えていける
Q. 現在担当している仕事や印象的な案件はありますか?
営業事務として、主に販売活動の準備を支援しています。具体的には不動産売買の物件情報や買い主様に提示する資料づくり、それに伴う役所調査、現地調査、付近の道路地図の取得、都市計画法に関わる部分の調査など。とくに調査の部分は多岐にわたります。煩雑ではありますが、実はそれほど専門性は高くありません。入社してすぐ、私も営業から教わって資料集めをするようになりました。
そうやって情報を集めてみると、本当に様々な物件があります。案件によっては再建築不可だったり増改築すらできないものもあるのですが、実は役所に申請すれば建築できる場合も多いのです。1つの物件を深掘りしてみると表に出ている情報とは違う側面があり、面白さを感じますね。
いろんな仕事がある中で、私は現地調査の業務改善をしたことがとても印象に残っています。
現地調査は近隣であれば営業マン本人がすぐに現場に行くことができますが、地方など離れた場所の場合にはそうもいきません。そんなとき、従来は連絡の取れる地元の方にお願いして現地調査に行っていただく場合もありました。しかし、あくまで相手は一般の方。不動産に精通しているわけではありませんから、細かいトラブルが避けられなかったのです。
こうしたトラブルは、業務進行の妨げになり買い主様にもご迷惑をおかけすることもあります。そこで、現地調査を専門に扱うサービス会社に委託することを提案しました。現在はテスト運用段階ですが、おおむねうまくいっています。全支店で情報管理を行うための最初の一歩を踏み出すことができたと感じています。
Q. 入社して自分が変わったと思うことはありますか?
営業事務というポジションで入りましたが、現在は後輩を教育するOJTのトレーナーも担当しています。まさか自分が人にものを教えるなんて思ってもみませんでしたが、教育を通して、人間関係やマニュアルなど、AlbaLink社内で本当に必要なものが何なのか、私自身も知ることができました。さらに現在は、社内の部署横断プロジェクトとして業務改善にも携わっています。業務の幅が広がり、できることが増えたことが一番の変化でしょうか。
プライベートでも変化がありました。前職の広告代理店では複数の業務が重なってしまい、プライベートな時間がほとんど取れませんでしたが、アルバリンクではそのようなこともなく、自分のやりたいこと、また休息もしっかりとれています。
というのもAlbaLinkはフレックス制で仕事をしているので、個人的な用事があれば業務を調整して早く帰ることもできますし、逆に業務が立て込んでいればしっかり働くこともできます。勤務時間の調整が自分である程度できることで心にゆとりが生まれ、それがいいパフォーマンスにつながっていると思います。
お互いにリスペクトしていて居心地が良い社内
Q. 入社して感じているAlbaLinkの特徴を教えてください
2つ特徴があると思っています。
1つは、社内の全員が人と対話する姿勢を持っていることです。どんな発言であっても否定せずいったん受けとめてくれて、そのうえで自分の意見を伝える。細かいことですがこのやり取りがしっかりできているので、「どんなことでも話してみよう」というモチベーションにつながっているのだと思います。
もう1つは、平和主義である、ということです。社内には営業職が多いのですが、みんな過剰に競争したり対立したりすることがありません。また、社員同士どうしても意見が食い違い、1つの業務を進めていくにあたり、お互い分かり合えない場面もあります。しかし、そこも話し合いを持ち、お互いの考え方を理解しようとするのです。
ダイバーシティ&インクルージョンが確立され、フラットさがある。そこに日々居心地の良さを感じています。
Q. 自分の成果が評価されている実感はありますか?
今までなかったセクションですから、評価制度も存在していませんでした。そのため、下半期の業務から評価が始まり、来年の上半期に実質的な評価がされる予定になっています。仕方のないこととはいえ、そういった仕組みづくりが整っていない点は、課題ですね。
しかし、AlbaLinkにはみんなが意見を言い合える環境があります。今後は私自身、正当に評価してもらえる制度づくりに貢献していきたいと考えています。
荒削りな部分を改善する一翼を担いたい
Q. AlbaLinkの課題を教えてください。
大きく分けて3つあると思います。 1つ目は、前でも少し触れましたが、基盤となる社内の評価制度や仕組みが整っていないことです。
たとえば不動産売買契約書や重要事項説明書を作成するときは必ず特約事項を記すのですが、このフォーマットが統一されていない、という問題が見つかりました。
また、個人情報の管理についても個人の裁量に任せていた点もありました。こういった問題に関して、現在全支店で課題解決を進めている最中です。
2つ目は、ミドル層不在という問題です。支店長の下に社員が配置される体制になってしまっていて、主任クラスがいません。結果として上司の仕事量が多くなってしまっています。ミドル層クラスの人材確保、教育が必要になってくると思います。
また、3つ目は個人的に考えていることですが、社内の中でもう少し厳しさが必要なのかな、ということです。平和主義な人が多く、真っ向から対立しない「寛容さ」は良い雰囲気を保つうえでは大切ですが、それが過ぎると停滞を招く場合もあります。課題に対して当事者感覚をいかに持てるか、コミュニケーションの質を上げていく努力は必要だと感じています。
Q. 自分の描く将来のビジョンを教えてください。
営業事務は理想的な仕事なのですが、周辺業務の営業企画や業務改善にも興味があります。さらには組織の基盤を整えていくようなことにも関わりたいと思っています。そうなると、東京本店という店舗の営業事務になるのですが、一方で本社での経験も積みたいなとも考えています。
Q. AlbaLinkをおすすめするなら、どんな人がいいでしょう。
上下関係を考えず、フラットでいられる人でしょうか。AlbaLinkは「人材を選ぶ」という上から目線ではなく、会社と個人とがあくまで対等な関係です。対等な分、もしかしたら求められる要求も多いのかもしれません。しかし、そんな価値観に共感する人であれば、きっと活躍できるはずです。
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