- マーケティング
無職も栄光も経験した20代。
再度描いたキャリアは、仲間と目指す上場への道。
マーケティング部 メディアディレクター
行田 耕介
2019年入社。新潟県出身。新卒で不動産会社に就職後、アフィリエイターとして活動。AlbaLinkに入社後は自社メディアのディレクション業務を行っている。
ただ突っ走るだけだった20代。
スキルを身に着けたいと32歳でAlbaLinkへ
Q. これまでのキャリアを教えてください。
大学生の頃から「不動産業界で働く」と決めていた、少々変わった(?)学生だったと思います。就活前に宅建を取得していたこともあって、大学3年になって始めた就職活動では10社以上から内定をいただきました。その中でワンルームマンションの開発・販売を手掛けていた不動産会社を選び、これから始まる社会人生活に期待を膨らませていたんですが・・・入社を1か月前に控えた2009年のある日のこと、民事再生法適用によって会社は消滅。救済処置として一旦子会社に入社したものの、すぐに退職を決めました。
いきなり無職となった私でしたが、ある経営者の方から声をかけていただいてアフィリエイト業界に参入し「アフィリエイト広告」で稼ぐ生活に。正直、当時のアフィリエイトは簡単で、「誰でも簡単に!」みたいなものが現実に起きている業界でした。しかし、そんなものは永遠には続きません。大手企業が次々とアフィリエイトに参入し、だんだん稼ぐことが難しくなってきました。
気づけば私も既に30歳。簡単に稼げるアフィリエイトにあぐらをかいて、財産となるようなスキルや経験を積み重ねることもなく、ただ運の良さだけで突っ走ってきた20代でした。改めてそれを振り返ったとき「今まではラッキーが続いただけ。これからはスキルや経験を身につけられるビジネスに挑戦しよう」と決意しました。
Q. 入社の決め手を教えてください。
「新しくビジネスを始めよう」と思っていた矢先、アフィリエイト時代の仲間だった現代表の河田から「不動産事業を一緒にやらないか?」という誘いをもらいました。年齢が近く飲み仲間だった河田からの魅力的な誘い。その一方で、これまで腰を据えて社会人をしたことがなかったため不安も大きかったことを記憶しています。
しかし、河田から詳しく話を聞いているうちに「不動産業界で働こう!」と希望を持っていた大学時代の自分を思い出すのと同時に、「切磋琢磨できる仲間と一から頑張ってみよう」という前向きな気持ちが生まれたのです。2019年、32歳の私は従業員としてAlbaLinkに入社。河田をはじめとするメンバーと新たな一歩を踏み出しました。
Q. 現在の担当業務は何ですか?
現在7名と少人数のチームですが、インハウスマーケティングならではの強さを感じる毎日です。(2022年現在)
思い描いていた姿とは異なる、良いプレッシャーに囲まれたサラリーマン生活
Q. 入社前と後で、ギャップはありましたか?
入社1年目は営業マンとして不動産の買取再販に携わり、30棟以上の仕入れから販売、また権利関係の整理など幅広い業務を担当しました。サラリーマンになれば、「これまでとは全く違う生活を送ることになる」「我慢しなければならないことも多いはず」と、そういったものも受け入れる覚悟はできていました。ところが驚くほどそんなことはありませんでした。
サラリーマンのネガティブあるあるみたいなものは全くなかったのです。なぜなのかと考えると、AlbaLinkでは納得感を大切にしているからだと思います。「何のためにこの業務をしているのか?」「この業務が自分の将来にどうつながるのか?」この辺が明確になってるからだと思います。
Q. 一番やりがいを感じる瞬間はどんな時ですか?
当社の訳あり物件という性質上、どこの不動産屋さんにも断られてしまうような物件を、何とか買い取ったとき、お客さんが泣いて喜んでくれるようなこともあります。それは、もうやりがいなんてレベルではありません。
現在は不動産営業の現場に出ることはほとんどなくなりましたが、その分マーケティング部の後輩たちの成長がすごく嬉しいですし、やりがいに感じています。
「これ、やりたい!」と手を挙げやすい社内風土が、会社の魅力のひとつ
Q. 会社の強み、また課題点をあえて挙げるとするならどこですか?
「これやりたい」という提案が通りやすいため、モチベーション高く色々なことにチャレンジできるのが、AlbaLinkの大きな強みです。実は私自身も手を挙げてリフォーム事業を手がけたことがあり、黒字化までは持っていった経験があります。
「じっくり検証してからやりましょう」という感じではなく、うちの事業とシナジーがあり、ある程度見通しが立てばスタートできますし、「社内起業」という形で事業を始めることも十分可能です。決断の速さが多くの面で良い影響を生み出しています。
一方課題を挙げるとするならば、「ルールが決まっていない中で業務を進める」という部分が多いところでしょうか。もちろん、この点は整備を進めています。
Q. 福利厚生面でよく使われているものはありますか?
有給はよく使っていますね。他の人に遠慮することなく、みんな取っています。
また有給の理由も特に聞きませんから、自由度は高いと思います。
社員ひとりひとりの理想を応援することで、会社と社員がずっとつながれる基礎を築く
Q. 社内のカルチャーや雰囲気を教えてください。
ひとつには、変な気を遣わなくていいし、上司のご機嫌を取る必要がないので、なんでも言い合える環境があると思います。代表の河田自身が「意見は積極的に言って欲しい」というスタイルだからではないでしょうか。
もうひとつは積極的に権限を委譲する、ということでしょうか。たとえばマーケティング部でいえば、記事コンテンツに関してはほとんどアルバイトの子に任せています。そうやって権限を委譲していかないと業務が回りませんし、任せることで現場のモチベーションアップにもつながっていると思います。
Q. アルバイトの方にもどんどん仕事を任せるという部分には新しさも感じますが、他になにか特筆すべきカルチャーはありますか?
納得感を持って働いてもらうために価値観のすり合わせを行う「アライアンス」という制度があります。
たとえば、「営業経験を積んで支店長になりたい」という希望を持つ社員がいた場合、経営側と話し合って合意が取れればその目標に向かって逆算して日々の業務をしてもらうことになります。それが仮に「不動産営業を学んで独立したい」でも問題ありません。3年なら3年、独立するためにその社員が頑張ったとすれば、会社としてはその頑張りが売上の貢献になります。その後に独立したとしても円満退社ですから、良好な関係のまま付き合いを続けることができます。
不動産は情報戦ですから、信頼できる元社員が外部で独立していることは強みでしかありません。そうやって良いサイクルで仕事が回っていくという考え方です。 このような「社員の本音」を語ってもらうアライアンス制度があるため、社員もモチベーションを落とすことなく働けるのだと思います。
Q. 自分の描く将来のビジョンを教えてください。
やはり一番は「会社を上場させたい」。それに尽きます。そのためにはマーケティングを強化し、問い合わせを何倍にも増やしていかなければなりません。
上場というのは、私たちの利幅を広げることだけではありません。訳あり物件で悩むお客様のお手伝いを出来る幅も広がるということだと思っています。今いるメンバーはもちろん、これからAlbaLinkのメンバーになるであろう人と一緒に、上場という高い目標に向かって頑張りたいと思っています。
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