最前線で奮闘する営業さんたちを後方から援護したい

コーポレート部 労務
中村 陽香

人事未経験なのに採用してくれたアルバリンク

How joined company

入社の動機を教えてください。

前職は飲食店経営をサポートする会社の営業をしていました。3年間勤めたのですが、勤務体制がきつく、夜や土日などもずっと仕事をしているような環境でストレスも限界に。

「このままではダメだ」と思い、転職を考え始めました。
それも営業ではなく、営業を後ろからサポートする「人事の仕事をやってみたい」と思ったのです。
といっても人事は未経験。「転職は難しいかな……」と思っていました。そんなときです。アルバリンクにいた高校の同級生と話す機会があり、転職のことを相談すると「うちに来てみない?」と入社面接を受けることになったのです。それがアルバリンクでした。

一般的な人事の求人の場合、未経験者はお断りされたり、賃金が低くなったりするのですが、アルバリンクではしっかりと希望に叶う条件を出してくれました。なにより、「人事をやりたい」という私の希望を受けとめてくれたことが入社の大きな決め手となりました。

After joining

入社後のサポートはどうでしたか?

飲食店関係から不動産という全く違う業界への転職で不安はありましたが、実際入社してみるとみなさんフレンドリーな雰囲気でとくに気後れすることもありませんでした。 人事部もまだ発足したばかりで、部長と私の2人体制でのスタートとなりました。人事の業務や仕組みがどんなものなのか、わからないことが多かったので社内にいる人事・労務業務を理解している人や、社労士の資格を持つ経理の人に仕事内容を聞くなどして日常業務を進めていきました。人事未経験の私はわからないことは繰り返し聞くこともありましたが、みなさんが丁寧に教えてくれたことで、実務を確実に覚えていくことができました。

入社後、次第に業務を覚えてきた頃改めて感じたのは、社内に人事や労務に関連する手続きや、制度がきちんと仕組み化されていないことです。例えば採用ひとつとっても、各自が必要書類を作成して管理していたため、情報が共有されておらず応募者へ複数の人から重複してメールが送られてしまうなどの事態が起きていました。そうした問題点を洗い出していくこと、そして仕組みづくりをしていくことに、次第に使命感を感じるようになりましたね。

仕事の無駄を省くため、システム導入を提案

Job Contents

現在担当している仕事や印象的な案件はありますか?

人事労務として、営業の後方支援全般を担っています。入退社の手続き、退職した後の手続きや保険まわりのことなど業務範囲は多岐にわたりますが、日々とても楽しくお仕事しています。そうした日常業務のほか、今積極的に進めているプロジェクトが人事労務システムの導入です。私が入社した時よりも人も拠点も増加する中、アナログ的な方法で人事労務を管理することに限界を感じていました。システムを導入すれば、給与労務の一元管理が可能となり業務の大幅な負担軽減にもつながり、効率化もはかれるはずです。

こうした経験は、大手企業であればできなかったでしょう。すでにシステムが導入されていて、それをいかに運用していくかが重要になるからです。しかし、アルバリンクは会社の仕組みを整えている途中なので、入社すぐの一社員であっても、やる気があれば提案をきちんと受けとめ、任せてくれます。そこにアルバリンクの良さがあると思いますね。実際私はシステム導入の企画検討~運用までを担当しました。今もこのプロジェクトは継続中ですが、本当に得難い経験だと感じています。

Change in Myself

入社して自分が変わったと思うことはありますか?

仕事面、プライベート面、両方で変化を感じています。
まず仕事面で言えば、人事という仕事を経験してみて、自分が「労務管理にとてもやりがいを感じる」ことに気づきました。
社内にはさまざまな方がいらっしゃいます。
前向きな理由でアルバリンクに入社してくる方、ネガティブな理由で退職される方……どんな方にも、社内で気持ちよく仕事をしてほしい。そう感じてもらうために何ができるかを日々考えるようになりました。

プライベート面で言えば、今までプライベートの時間がほとんどないような生活から、休日もしっかり体を休めることのできる生活に変わり、身体的にも精神的にもゆとりができました。前職の時は何かトラブル等がある度に自分を「ダメだな」と責めていましたが、今はそうしたこともなく、日々スッキリとした気持ちで業務に取り組めています。

明るくて元気、意見を言う人が強い社風

Features

入社して感じているアルバリンクの特徴を教えてください

若い会社ということもあるのでしょうが、社内の雰囲気はとても明るいです。例えていうなら、スポーツチームのような元気さがある、というところでしょうか。 みんなそれぞれ自分の意見を持っているので、自分から意見を言っていかないと発言が埋もれてしまう、ということもありますね。そのため進んで意見を言う人を尊重してしまい、声の大きい人がどうしても上に上がっていくという現状もあります。

しかし、そんな状態がいつまでも続くわけがありません。社内にしっかりした基盤づくりをして、声が小さくても会社にとってメリットのある発言、行動をした人にはポストを用意できる、そんな組織にしていきたいですね。バックオフィス側から基盤づくりを先導できればと思っています。

少し厳しいことを言いましたが、こうした意見をはっきり伝えても受けとめてくれるのがアルバリンクの特徴だと思います。正直なところ、まだ組織としては未熟な部分もありますが、会社として成長を続けているのは素晴らしいところだと思います。採用もリファラルが8割を占め、社員のポテンシャルがとにかく高い。このことが会社の成長のひとつの理由になっていることは間違いありません。

Evaluation

自分の成果が評価されている実感はありますか?

成長している会社だからかもしれませんが、数字を出している営業部門などは正しく評価されていると思います。一方で、会社からの人事部の評価はどうしても後回しになっているな、と感じています。といっても現在は、営業やその他の部門の社員が私たちのはたらきを評価してくれており、そのことが原動力になっています。

ベンチャーから強固な組織へ、会社組織の構築を推進していく

Assignment

アルバリンクの課題を教えてください。

私自身は、「アルバリンク全員の声が拾えていない」ことにあると思っています。社員のみなさんが感じている組織や人事に対する要望、あるいは業務改善すべき内容はもっともっと会社に眠っているはず。そうした声を拾い上げて、反映させていくことで「会社に守られている」という意識が生まれ、強固な組織ができあがっていくのではないでしょうか。当たり前のことですが、社員はみなひとりひとりが大事な存在です。組織の中でよりよりパフォーマンスを発揮していただくために、人事部ができることはもっとあると思っています。

Vision

自分の描く将来のビジョンを教えてください。

まず、目の前の目標として社員の方々が「話しやすい」「相談しやすい」人になりたいと思っています。仕事中だと言いにくい、上長に話しづらいことは、誰しも持っているもの。それを一人で抱えておいても解決にはなりません。それと同時に、人事部として気軽に話しかけてもらえるような環境づくりも進めていきたいですね。また、今後は社労士の資格を取ろうとも思っています。人事労務は法律知識を必要とする場面がたくさんあります。例えば産休・育休制度もその一環です。今後女性の社員が増えてくれば必然的にこうした制度の充実化も求められるでしょう。女性の働きやすさにもしっかり目配りをして、働きやすい環境を整えるのも私の仕事だと感じています。

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アルバリンクをおすすめするなら、どんな人がいいでしょう。

自分の意見を持ち、はっきりと発言する人、成長しようという熱意を持っている人が望ましいと思います。とくに現在は会社が成長しているときなので、「チームや会社をより良くするために自分は何をすればいいか」と主体的に動ける人が必要です。フットワークが軽くどんな仕事でも楽しめる、そんな柔軟な人ならきっと、アルバリンクで活躍できるはずです。