「毎年かかる空き家の固定資産税を無駄に支払うのはもう嫌だ!」
空き家にかかる固定資産税だけでも年間数十万円はかかりますから、この支払いから解放されるだけでも、あなたの金銭的な負担は軽くなるのではないでしょうか。
この記事では、あなたの空き家にかかる来年の固定資産税を”ゼロ”にするための方法を解説していきます。
固定資産税だけでなく、「空き家管理にかかる維持費」や「空き家放置に対する罰金」から解放される方法でもありますので、ぜひご一読ください。
空き家所有者には永遠に「固定資産税」の支払いがつきまとう
まずはじめに、空き家の固定資産税は「いつ、いくらかかるのか?」をおさらいしておきます。
空き家の固定資産税は、所有者(名義人)に支払い義務があります。
(※相続で空き家を所有した場合は相続登記した人が納税義務者となる)
1月1日の時点で空き家所有者になっている場合、4月~6月頃に「固定資産税納税通知書」が届きます。
なので、もしあなたが納税通知書を受け取ったなら、固定資産税の納税義務があるということです。
固定資産税納税通知書が届いたら、毎年以下の時期に固定資産税を支払う必要があります。
- 一括(目安):5月
- 分割(目安):5月・7月・12月・翌年2月の4回
※支払い時期は自治体により異なります
標準的な200㎡以下の住宅の場合、固定資産税の計算方法は以下のとおりです。
固定資産税額=課税標準額(固定資産税評価額※)×1.4%(標準税率)
※固定資産税評価額:各自治体が固定資産評価基準に従い、決定した家屋と土地の評価額のこと。固定資産の価値を示す。
例えば、「土地3,000万円、建物1,500万円の空き家」の場合、固定資産税の金額は以下のようになります。
①土地3,000万円×70%×1.4%=29万4,000円
②建物1,500万円×70%×1.4%=14万7,000円
①+②=年間計44万1,000円
つまり、空き家の固定資産税として「年間44万円以上」のお金が出ていくことになります。
理由があって空き家を持ち続けているなら、固定資産税は必要経費ですから、払い続けるべきです。
しかし、もし空き家を一切使用しておらず、なんとなく放置しているなら・・・?
使わない家に何十万、何百万円も支払い続けるのは、やはり「お金がもったいない」と思わざるを得ません。
空き家を放置すると、固定資産税だけでなく「維持費」もかかり続ける
空き家を所有していると、固定資産税だけでなく「維持費」として高額な費用がかかることにも留意しなければなりません。
空き家にかかる維持費用の目安は以下のとおりです。
費目 | 月額・1回分 | 年額 |
---|---|---|
水道料金(月額基本使用料) | 1,000円~1,500円 | 12,000円~30,000円 |
電気代 | 100円~2,000円 | 1000円~24,000円 |
火災保険料 | ー | 40,000円~80,000円 |
草刈り費用(シルバー人材センターの場合) | 10,000円~20,000円 | 20,000円~60,000円 |
管理委託費用 | 5,500円 | 66,000円 |
交通費 | 距離・交通手段による |
空き家に「水道代や電気代」がかかるのは意外に思うかもしれません。
しかし定期的な換気や掃除、修繕、管理のためにはライフラインの契約を解除できないのが実情です。
また、空き家であっても「火災保険」の加入は必須です。
空き家の管理不備が原因で近隣に被害が及んだ場合、補償や賠償を行う必要があるためです。
空き家に庭がある場合は、定期的な「草刈り」も欠かせません。
雑草が茂ると、後述する衛生環境の悪化や治安上の問題などを招くからです。
上記より、空き家の年間維持費は、先述した固定資産税を合わせて「約60万円~約80万円」になります。
=約60万円~約78万円+α(交通費など)
空き家の状態や帰省距離によっては、もっと費用がかかるケースもあるでしょう。
実際に、弊社ではタレントの「松本明子さん」にインタビューを行った経緯がありますが、松本さんも空き家を放置したことで、トータル1800万円を失ったと教えてくれました。
河田
25年間、ご実家を管理されて、かかった費用はどのくらいだったのでしょうか?松本さん
全部込み込みで、1年に40万ぐらいかかって、それが25年なので約1000万ですね。引用元:株式会社アルバリンク「松本明子さんの実家じまい!25年かけて処分した先に見えた幸せとは!?」
このように、使わない空き家を維持するだけで、年間に100万円近くのお金を失ってしまいます。
あなたの家計を圧迫してしまうため、「なんとなく」で空き家を放置するべきではありません。
空き家を放置するリスクは「固定資産税や維持費」だけではない
空き家を所有し続けることには、固定資産税や維持費の負担だけでなく、他にもさまざまなリスクが潜んでいます。
空き家を適切に管理できず、放置した場合に起こるリスクは以下のとおりです。
- 害虫・害獣が住み着き衛生環境が悪化する
- 雑草が生い茂って人の目が届かないことで、放火や窃盗を誘発しやすくなる
- 「管理不全空家」「特定空家」に指定され固定資産税が6倍に跳ね上がる
- 老朽化による倒壊で近隣住民に危害を加える
- 空き家の価値が下がり続け売りたくても買い手がいなくなる
空き家に害獣(ネズミや野良猫など)が住み着けば、糞尿の悪臭が近隣の迷惑になります。
それだけでなく、近隣の衛生環境を悪化させ、感染症の原因となる恐れもあり、損害賠償を請求される事態にもなりかねません。
また、雑草や立ち木が生い茂ることで管理されていないことが知られてしまうと、「不法投棄」や「放火」、空き家への「違法侵入」などを招きます。
実際、過去には空き家が犯罪のアジトになったケースもあるため、放置空き家には行政や警察も目を光らせています。
何より、空き家を放置すると行政から「管理不全空家」「特定空家」に指定され、固定資産税が6倍に跳ね上がってしまいます。
それでも修繕や解体を行わなかった場合、最終的に空き家を強制解体(行政代執行)され、相場よりも高い解体費用を請求されてしまいます。
特定空き家に指定されなかったとしても、老朽化で家が倒壊し、近隣住民に危害が及べば、数億円単位の損害賠償を請求される可能性もあります。
また、老朽化が進めば、家の価値は下がっていく一方なので、あとで売ろうと思っても売れなくなり、一生空き家を所有し続けることになります。
そうなれば、固定資産税や維持費という「負債」から逃れることが難しくなります。
空き家を放置し続けることは、「人生の足かせ」となりかねないのです。
年末までに空き家を手放せば、すべてのリスクから解放される
これまでお話ししてきた理由から、使う予定のない空き家なら、放置せずに今すぐ「手放すこと」を検討すべきです。
空き家を手放しさえすれば、これまでお伝えしたすべてのリスクから解放されるからです。
固定資産税についても、課税対象となる1月1日より前に手放せば、来年から固定資産税納税通知書は届きません。
つまり、年内に空き家を手放せば、切りよく固定資産税の支払いから解放されます。
「固定資産税をゼロにする方法って売却のことか」と、もしかしたらがっかりされているかもしれません。
ですが、税金の支払い義務が所有者にあると法律で決められている以上、固定資産税から解放されるには、売却して、所有者から抜けるしか方法はありません。
むしろ、使っていない空き家を売却するだけで、これまでお話ししたリスクからも同時に解放されますから、検討する価値は十分にあります。
ただ、空き家といっても、今まで大事に使ってきた思い出のある家です。
いざ手放すとなると、様々な思い出や感情が湧いてきて、売却を躊躇してしまうのではないでしょうか。
ですから、もしかしたら「空き家を何とか活用できないか?」と考えているかもしれません。
参考までに、空き家を活用する一般的な方法を以下にご紹介しておきます。
- 賃貸する
- リフォームして民泊を運営する
- 福祉施設に改装する
- トランクルームを運営する
結論から言うと、一般の方が空き家を活用することは、無理とは言いませんが、とても困難です。
「活用する」ということは「事業を行う」ことと等しく、経営に関する専門知識が欠かせないからです。
たとえば、空き家を活用して収益を黒字化するには、事前の「現地調査」が必要です。
仮に賃貸を行う場合、事前にあらゆる調査を行い、黒字化できるのかや安全に運営できるのかを試算する必要があります。
その試算が正確なものでなければ、収支が赤字となり、あなたの家計にまで悪影響が及ぶでしょう。
このように、「空き家活用」は、思った以上にハードルが高いのです。
初心者には収益化が難しいうえ、管理の手間もかかり続けてしまうため、空き家活用は正直おすすめできません。
放置している空き家は「売却」を強く推奨します。
「空き家専門の買取業者」なら高確率で空き家が売れる
ここまでの話を聞くと、「空き家は手放した方が良いのはわかったけど、老朽化した空き家なんて売れる?誰が買ってくれるの?」という疑問が残るのではないでしょうか?
確かに、築古の空き家は売却がとても困難です。
一般的な住宅購入希望者は「すぐ住める物件」を探しているためです。
実際に、弊社が実施した中古住宅の購入に関するアンケートでも、「築10年以内」の物件を探している方が半数を占めていました。
また、どんな中古住宅を買いたいかという質問に対しては、「綺麗」「築浅」という回答が多くを占めていました。
このように、築古の空き家は、一般の住宅購入希望者には人気がありません。
ですから、一般の住宅購入希望者をお客さんにしている「仲介業者」に相談しても、ほとんど門前払いされてしまうでしょう。
しかし、ご安心ください。
「空き家専門」の買取業者なら、どんなに老朽化した空き家でも積極的に買い取ってくれます。
空き家専門の買取業者は、前述した「仲介業者」と違って、あなたの空き家を直接買い取ってくれます。
つまり、一般の住宅購入希望者を探す必要がないため、収益化の見込みがあって価格の合意さえ取れれば、即決で買い取れるのです。
また、仲介では業者が買主を探すため、見つかるまで何カ月も待つ可能性があるのに対し、買取なら最短「1週間~1カ月程度」で売却が完了します。
1月1日時点で空き家を所有していれば、固定資産税が発生してしまいますから、その前に素早く売却したいとお考えなら買取がおすすめです。
そもそも「築古の空き家」なら、仲介では永遠に買主が現れない可能性があります。
それなら、最初から買取業者への直接売却した方が、時間も労力も節約できます。
年末までに空き家をスピーディーに売却し、固定資産税の支払いから解放されたいとお考えなら、空き家専門の買取業者へ相談するのがベストです。
「では、実際にどんな買取業者へ依頼すればいいのか?」については、次の章でお話ししていきます。
アルバリンクは空き家の「高額買取NO.1」を目指しています
「空き家を手放すなら専門の買取業者が良いのはわかった。でも、買取業者はたくさんある・・・。どこに依頼すればいいの?」
あなたに最適な空き家専門の買取業者を探すには、複数の業者に相談してみて見極めていくしかありません。
実際に、買取業者を選定する際に確認したいポイントは以下の通りです。
- 「空き家専門」であるか?
- 「買取実績」が豊富か?
- 「お客様の声」や「口コミ」の評価が高いか?
特に「直筆のお客様の声」や「Google口コミ」は嘘がつけないので、それらのコメントが評価の高いなら信憑性が高いため、安心して相談してOKです。
逆に上記3つがない買取業者は最初から相談を依頼しない方が無難でしょう。
これにより、かなり買取業者を絞り込むことができるはずです。
ちなみに、弊社アルバリンクも、空き家などの「訳あり物件」を専門に買取・再販する不動産買取業者です。
手前味噌で恐縮ですが、空き家を含めたいわゆる「訳あり物件」を年間600件以上買い取っており、Google口コミも4.6と高評価をいただいております。
【実際に買い取った空き家の事例】
こちらの空き家は室内に家具や生活用品がある物件でした。
他社にも調査依頼をされていましたが、弊社で必要な契約手続きもサポートさせていただき、弊社で買取を行いました。
査定結果は310万円。価格にご納得いただき、そのまま買取に至りました。
引用元:株式会社アルバリンク「【空き家】千葉県船橋市(2024/03/14)」
また、「いろいろとトラブルがあり、買取を何件かお願いしていましたが、断られるばかりで途方に暮れていました」というようなお客さまからも、感謝の声をいただいています。
上記のように、弊社アルバリンクがお客さまから支持されているのは、「空き家買取」に関するノウハウが豊富だからです。
弊社では、マイホーム販売を得意とする一般の買取業者とは異なり、空き家に特化した再生ノウハウと再販ルートを持っています。
物件ごとの特性を見極め、再生コストを安く抑える方法も知っているため、その分、お客さまの空き家を他社よりも高く買い取れる確率が高いのです。
たくさんのお客さまにご支持いただいたおかげで、弊社は2023年にTPM(東京プロマーケット)に上場も果たしました。
また、フジテレビの「newsイット!」やテレビ朝日の「グッドモーニング」などにも取り上げていただきました。
もし、あなたの空き家を安心安全に、かつ「できる限り高額で売却したい」とお考えなら、まずはアルバリンクにお問い合わせください。
査定や相談は「無料」です。
経験豊富なスタッフが誠実に対応させていただくことをお約束します。
>>【他社で断られた空き家でも高額売却!】無料で買取査定を依頼する
空き家が重荷なら今年中に解消を!全力でトータルサポートします!
お伝えしてきたように、空き家の放置は「リスク」しかありません。
誰も使わない空き家をただ所有しているだけで、固定資産税・維持費と合わせて年間総額60万円~78万円+αのお金を失います。
しかも、管理を少しでも怠ると、固定資産税の増額や損害賠償請求などの多大な損失も招きかねません。
重い費用負担や管理負担から解放されるためにも、空き家は一刻も早く手放し、肩の荷を下ろしてしまいませんか。
年内に空き家を売却すれば、来年の固定資産税を支払いだけでなく、すべてのリスクから解放されます。
前述したように、弊社AlbaLink(アルバリンク)は、「空き家専門の買取業者」です。
空き家の豊富な再生ノウハウと多彩な再販ルートがあるため、他社で断られたような老朽化した空き家でも、比較的高く買い取ることが可能です。
また、弁護士や司法書士、税理士などの専門家とも提携しているので、売却依頼から売却後の手続きまで、「トータルサポート」いたします。
来年の空き家の固定資産税から解放されたい方は、年内の売却に間に合うよう、早めのご相談をおすすめします。
以下の「無料相談・査定フォーム」からお気軽にお問い合わせください。